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牧内直哉≧仁楽斎の「フリートークは人生の切り売り」

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2013年03月21日
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カテゴリ:映画
『二郎は鮨の夢を見る』
(上映中~3/29:フォルツァ総曲輪)
公式サイト:http://jiro-movie.com/

東京・銀座の地下にあるたった10席ほどの鮨店「すきやばし二郎」の店主、小野二郎。
87歳(撮影当時は85歳)の今でも職と技に対するこだわりを持つ彼が握る鮨は、
「ミシュランガイド東京」で5年連続で最高の三つ星☆☆☆の評価を受けている。
そんな彼をアメリカ人監督のデヴィッド・ゲルブが追ったドキュメンタリー映画。

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先日、3回目のアニサキス症に苦しんだばかりの僕ですが、やっぱりお鮨は大好きです。
「すきやばし二郎」は予約なしでは入れませんが、その予約もかなり先まで埋まっていて、
「おまかせ」のみのメニューで1人3万円~という料金設定になっています。
さすがに通い続けるには勇気のいる金額ですが、一度は行ってみたいですねぇ。

二郎さんは難しい感じの人なのかと思っていましたが、意外とそうでもなかったです。
ただ、あんな風に話してくれるのは、デヴィッド・ゲルブ監督の努力もあったのでしょう。
お客さんににこやかにお話されているシーンもありましたが、
一方で、黙々と握り続け・・・というシーンもありました。

この鮨を握る姿が美しいんですよ。
10席ほどの狭い店というのは、二郎さんの目が行き届くという理由はもちろんですが、
全てのお客さんが鮨を握っている彼の姿を見ることができるという良さもありますね。
でも、次男の隆士さんのコメントにもありましたが、確かにお客の方が緊張しそう・・・。

「これで良いとは思わない。まだ上があるんじゃないか」
「やると決めた仕事を好きになって、死に物狂いで頑張る」
「家を出るということは・・・」

他にも印象的な言葉が幾つも・・・。
特別なことじゃないけど、二郎さんが言うと重みを感じます。
自分が生きる世界でのプロ意識はありますが、まだまだ甘いですね、僕は・・・。

ですが、気がつけば、僕の中ではドキュメンタリーの主人公が代わっていました。
長男の禎一(よしかず)さん。この方も修行を積んで、今や本店店主として相当の腕です。
が、父・二郎さんは偉大すぎるので・・・。

終盤でミステリー映画の謎解きみたいな真実の発表がありました。
鑑賞後、劇場スタッフさんに伺って、その後、公式サイトでも確認しましたが、
監督のお父さんは、メトロポリタン・オペラの総帥ピーター・ゲルブ氏でした。

やはり、鮨と同じかそれ以上に、これは大きいテーマなのだと感じました。







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最終更新日  2013年03月31日 17時58分03秒
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