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牧内直哉≧仁楽斎の「フリートークは人生の切り売り」

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2013年04月17日
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カテゴリ:日記・その他
普段は政治の話っぽいことは書かないんですが、今日は何となく・・・。

あらかじめ「逃げ」を打っておきますが、
こういうのはいろいろな人の考えがあることは理解しています。
何が正しいかは、本当は分からないことだし・・・。

19世紀の開国時、日本が西洋の諸外国と結んだ修好通商条約は、
日本に関税自主権が認められず、治外法権だったことで、
「不平等条約」だったと歴史で学んだ記憶があります。

その後、先人の努力によって、日本は関税自主権を手に入れました。
治外法権は米軍人の事件などを見ると、現在も続いているような感じがしますが・・・。

関税自主権は独立国家としての基本であるはずです。
世界にはたくさんの国があって、それぞれに事情があるのだから、
それぞれの国でそれぞれの関税があるのは当たり前のことです。

そんな風に思うわけです。

各国に関税はあっていいのです。というか、あるべきものなのです。
そして、関税自主権を守り続けることは国家の礎の一つであり、
修正すべき税率は、貿易対象国との個別交渉の中で設定していけば良いはずです。
規制なども全てを緩和するのではなく、関税と同じような考え方で良いのでは。

グローバルスタンダートの中では、それを不平等だの不公平だのと見る向きもありますが、
不平等や不公平が存在してこその「公平」を守ってこその独立国家であるべきです。
これは19世紀の「不平等条約」の不平等とは次元が違います。

なのに、TPPに参加することは、アメリカ基準の「公平」を取り込んで、
日本基準の「公平」を放棄しようとしていることのように思えます。

それはすなわち、独立国家としての崩壊を意味するのではないかと・・・。

TPPがもたらす国益であるとか、逆に国益を損なう部分とか、
コメを始めとする農産物がとか、自動車や、その他の工業製品がとか、
国民皆保険がとか、食の安全がとか、そういう個別の云々ではなくて、
TPPという考え方自体が、そもそも世界に不要なものなのではないかと・・・。

TPPの「良さ」が、いまだに全く理解できずにいる今日この頃です。
賛成とか反対とか、そんなことを考える以前の問題です。

でも、もう引き返せないところまで来ているのかな・・・?

こんなこと書くと、TPP賛成派の人から、
「お前は鎖国してでも生きていく根性あんのか!?」って言われたりして・・・。
そうですね、そういう考え方もできますね。賛否両面から。

それはそれで、また別の国家論が浮上してきますが・・・。





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最終更新日  2013年04月17日 17時59分54秒
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