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『TAKAOcan Dream~がんばれ!サンダーバーズ!!~』
(上映中~4/26:シアター大都会、5/11~12:イオンモール高岡・イオンホール) 公式サイト:http://takaocandream.info/ 大リーグを自由契約になった49歳の鈴木三郎は、 亡くなった夫の遺志を継いで球団社長に就任した上森薫に請われる形で拾われ、 BCリーグ・富山サンダーバーズの一員となる。 メジャーリーガーのプライドがある三郎はサンダーバーズで活躍できるのか・・・。 *********************************************************************** 今や富山の映画ファンにはすっかりおなじみ(ですよね?)の市川徹監督と、 渡辺裕之さん、竹内晶子さんの「三郎&薫(役名がいつも同じ)シリーズ」(?)の最新作。 物語の設定や展開は『HAPPY!メディアな人々。』のプロ野球独立リーグ版といった感じです。 上の世界で実績を残したプライド高き男は下のステージをどう考えるのか・・・。 富山サンダーバースは実際には富山市に本社がありますが、 本作は高岡市の町おこし的映画でもあるので高岡の球団として描かれているなど、 いろいろと「高岡の映画」としての脚色・演出はなされています。 その一方で、地域貢献活動など、地域の人々との交流を大事にしたり、 夢を追う若者たちを応援しながらも、決して豊富ではない資金力の中での苦悩など、 サンダーバーズに限らない、BCリーグのリアルな面は生かされています。 といっても、妻に子供が出来たら引退・・・は、現実にはどうなんでしょうか? 野球に詳しい人が観たら、それはおかしいと思うところは幾つかあります。 また、野球以外の部分でも、リアルじゃないな・・・と思うところはあるのですが、 正直、前作あたりから、ツッコミながらも楽しめるようになってきました。 「右手に浪漫(ロマン)、左手に算盤(そろばん)、背中に我慢」って面白いですね。 そう思って自分を見つめてみたら、僕は浪漫しか持ち合わせていないような気が・・・。 三郎が最終的にどうなったのかという顛末も、「あ、いい話だな」と素直に思えました。 出演者の演技はプロの役者が少ないのはあいかわらずなので、 アマでも上手い人もいれば、逆の人も結構いますけど、それも分かった上で観ているし、 なんていうか、このシリーズに限っては、それはもう気にならなくなってきました。 ただ、今回は知ってる顔が多数出演してまして、 自分はこうして観るだけ・・・なのは微妙に“はがやしい”というのは本音です。 僕は高岡ともサンダーバーズとも市川監督とも縁が薄いので仕方がないのですが、 もしオーディションがあったのなら、普通に受けたかったんですよね・・・。 (いや、あったのか、なかったのかも知らないのですが・・・) シアター大都会での上映は26日(金)までです。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2013年04月26日 02時56分11秒
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