牧内直哉≧仁楽斎の「フリートークは人生の切り売り」

2013/05/20(月)03:21

映画 『HK 変態仮面』

映画(909)

『HK 変態仮面』 (5/18~:シアター大都会) 公式サイト:http://hk-movie.jp/index.html ドMの敏腕刑事とドSの女王様の間に生まれた色丞狂介は紅遊高校拳法部員。 転校生の姫野愛子に一目惚れした彼は、銀行強盗に巻き込まれて人質となった愛子を救うため、 覆面で変装して強盗を倒そうとするが、間違えて女性用パンティを被ってしまった。 その瞬間、彼の中で眠っていた「変態」の血が覚醒、超人「変態仮面」へと変身した・・・。 ************************************************************************ 原作漫画(人気らしい)は未読ですが、映画は観てみたかったんです。 いや~、バカバカしくて面白かったです。こういうの、素直に好きです。 作品中の台詞をそのまま借りれば、「これはこれで良い」って感じです。 PG12かぁ。良い子のみんなは、パンティなんか被っちゃダメですよ~! 誰でもパンティを被れば変態仮面になれるわけではなく、 狂介には「変態」のDNAがあったというのがミソ。 母親の女王様を演じている片瀬那奈さんのテンションが良かったです。 ご本人もとても楽しそうに演じておられました。 いや、他の皆さんも良かったです。 ムロツヨシさんや安田顕さん、佐藤二朗さんの悪役(なのかな?)が特に良かったです。 映画なんだけど、演劇的演技のテンションなんですよ。やけに高いというか。 こういう映画を一生懸命、でも、楽しく撮ってる感じが僕は好きです。 変態仮面曰く「21世紀は“変態”こそ正義」なんだそうです。 妙に納得している自分がいました。変態万歳! でも、狂介の変態は、ニセ変態仮面に言わせれば甘かった・・・。 ニセ変態仮面の台詞にも説得力を感じている自分がいました。変態万歳!! う~む、そもそも「変態」ってなんなんですかね? その定義は難しいところですが、なんにしても「変態」、大いに結構じゃないですか~! 人はね、ちょっとぐらい「変態」の要素がなきゃダメですよ! でも、変態仮面に変身できるのは使用されたパンティを被ったときだけなんです。 変身の必要を迫られた狂介は・・・。おい、正義の為とはいえ、それは犯罪や! そこはちょっと悩んでいたみたいですが、結局は変身することを選ぶわけで・・・。 狂介役の鈴木亮平さん、見事な肉体でした。1年以上かけて鍛えたそうです。 愛子役の清水富美加さん、いかにも清純って感じのお嬢さんなんですが、 僕が思うに、愛子は結局、変態の男が好きなんですよね。 そういうことって(どういうこと?)、結構あるんじゃないかな。

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