シネマの細道 『釣りバカ日誌19』
※FMとやま『シネマの細道』 2008/10/22放送分紹介作品(3)『釣りバカ日誌19 ようこそ!鈴木建設御一行様』(10/25~:ファボーレ東宝)公式サイト:http://www.tsuribaka-movie.jp/今や世界で一番安心して観ていられる映画です。料金1,000円は超お得最近は少し物足りなさもありましたが、今回は久々に面白かったいつもながら若者の恋が描かれておりまして、その告白のシーンが味のあるカメラワークというか編集になってました。あと、特別ゲスト(の扱いにはなってなかったが)で佐藤浩市さんが出演。三國さんと親子共演この佐藤さんの登場のさせ方も上手い演出なんです。登場後の彼をめぐるハマちゃんとスーさんのやり取りにも爆笑しました今回のヒロインは常盤貴子さん。ミス総務部と言われる波子役。波子は『純喫茶磯辺』の素子と違って、男の理想を実現化したような女性です。明るくて綺麗でかわいくて、仕事もちゃんと出来て、それでいて、ちゃんと悩みも持っていて。そりゃ、ミス総務部になるわいなにしても、鈴木建設はミス鈴建が鈴木京香さんだし、桜井幸子さんも社員だったし、常盤貴子さんもいて、凄いですね男から告白されたらすぐにOKするところも微妙に現実離れの羨ましさといっても、この映画はあくまでも娯楽映画なので、恋愛の部分は深く描く必要がないだけなんでしょうけどね波子に恋をする高田青年にいまひとつ魅力がないだけに、オジさん(僕)はちょっと妬いちゃったりしてる訳です。今回のロケ地は大分県。観光PR映画でもあるので綺麗な景色がいっぱい映ってます富山県だけでなく、日本全国に絶景はあるのですね。観光スポット以外にも、高速が通って…などの産業まで紹介してたし、協力してくれた施設などの映し方はいかにもで、何だか面白おかしい竹内力さんが僕が観た中では今までで一番クセのない(あるにはある)、というか濃いキャラに頼らない、でも存在感のある演技でした。大分県佐伯市(メインのロケ地)出身なのですね。にしても、『釣りバカ日誌』は出演陣の入れ替わりが激しいですなぁ鈴木建設役員軍団がほとんどいなくなるのはまだしも、あの大事な佐々木課長(次長?取締役?)までいなくなるとは寂しい。そもそも映画ではスーさんが前作から会長になってるし、これは良い悪いではなく、徐々に原作とは独立した存在になってきました。