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巷間、子供の体験格差が云われる。余裕のある家庭は海外旅行に出掛けるが、ひとり親家庭の子供は海水浴もままならない。市の子ども食堂の会では、そうした家庭の子供を夏は海へ、冬はスキー場へ連れて行っている。 思い出すのは、長女が小一の時だった。一家でスキーに行くことになり恐る恐る学校を休むことを担任に申し出たところ、貴重な体験だから是非にと許可していくれた。50年も前のことである。 海外旅行こそないが夏は海水浴に、冬はスキーに家族で楽しんだが別に体験格差など意識したことはない。安月給の身だったが、それなりに楽しめた。 その後、日本は高度経済成長を遂げ格差社会となった。結果そのしわ寄せは子供達に来ている。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2024年08月12日 20時53分23秒
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