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テーマ:旅のあれこれ(10736)
カテゴリ:旅の記録
今年もあとわずか この一年 よき年でありましたか まこべえにとっての2006年は 仕事に追われる忙しい日々でしたが 3冊目の著書を世に送り出し そのうえ ブログを通して多くのかたと親交を深めることができて とても充実した一年でした でも やり残したこともあります 「清里の旅物語」も途中でしたね ということで 2006年のしめくりは 「清里の旅物語」の最終回 (11月13日撮影) 先日は川俣川渓谷にある 吐竜の滝までのお話しでしたね きょうはその続きをお話しましょう まずは滝から清泉寮まで およそ4キロの森と渓谷の自然道を散策です 散策といっても滝からしばらくは ひたすら山登り 勾配はきついですが カラマツの樹林をゆく道は 綺麗に整備されているため 気持ちよく歩けます ![]() 次第に滝の音が遠ざかり 視界が開けてきました ![]() 斜面を登り切ると あとは林のなかを散策です 誰もいないとても静かな散策コースです しばらく歩くと 突然右手の視界が開けました 正面に富士山がおでましです ![]() 風の音 そして時おり聞こえる木々のゆらぎ そのほかは何も聞こえません 太陽も輝いて 空気は冷たいものの とても気持ちのよい世界が広がります ![]() さらにすすむと 今度は左手の視界が開け 広大な牧場の奥に八ヶ岳が出迎えてくれました ![]() ここまできたら 清泉寮にむかうポールラッシュ通りはもうまぢか こんな気持ちのよい風景を前にして 自動車道路に出てしまうのはもったいないので 手前の道を左折して八ヶ岳にむかって歩くことにしましょう ![]() ![]() やがて牧場から通りに出ると キープファーム ここからの八ヶ岳も見応えがあります ![]() ![]() キープファームから清泉寮へは ポールラッシュ通りを歩いて10分ほど ![]() ようやく11月14日のブログにのせた清泉寮に到着しました せっかくですから大空と大地につつまれた一枚を再アップ ![]() まだ帰りの列車までは時間があります そこでを清里ラインから牧場通りを車で走り 甲斐小泉の三分一湧水に立ち寄ることにしました とはいえ到着したころには だいぶ陽も傾いています 人影もまばらな湧水を散策しながら遠くをみると 富士山をほのかに赤く染まった空がつつんでいました ![]() ![]() ![]() ![]() 甲斐小泉駅に戻ったときはすっかり日も落ちて 無人の駅舎の灯りだけがうかびあがっています ![]() そして小淵沢へ すこしの待ち合わせで新宿にむかう スーパーあずさ30号の入線です ![]() そうそう 最初にお約束した駅弁を紹介しなくては! 小淵沢駅の駅弁といえば丸政の「元気甲斐弁当」が有名です しかし まこべえのおめあては 「高原野菜とカツの弁当」 ![]() ![]() 日本ではじめて生野菜を取り入れた駅弁です 昭和45年の発売ですから すでに37年! ロングセラーの駅弁です シャキシャキのレタスと鶏のカツがはいっています 小海線の蒸気機関車を追いかけていた高校生のころ 夕飯はいつも「高原野菜とカツの弁当」でした そのころと外箱も中身もまったくかわっていません 駅弁はかわらずとも 食べている人間の姿かたちは だいぶかわってしまいました 年月の長さは恐るべきものがありますね そしてまた まもなく 新しい年を迎えます この一年 まこべえワールドにおつきあいいただき まことにありがとうございました 来年も好きな写真を撮りながら 各地の風景を紹介していきたいと思います みなさまもどうか良いお年をお迎えください ![]() お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
Dec 31, 2006 01:33:07 AM
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