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昨秋、大きなお腹でハイグーと映画「ぼくんち」を見にいった。変わった家族の愛を描くその映画は、私の理想の家族の姿ではない(そんな奴いないか)。しかしながらスクリーンで繰り広げられる妙なホームドラマに、私もいよいよ家庭を作っていく側になるのだなという、感慨深さといとしさとせつなさとこころづよさと…ええい。まあともかく、色々思い出深い映画であるのです。
前置きが長くなったが、本日、CSで「ぼくんち」が放送される。これはビデオに撮らねばと意気込んで用意していた。 5分前からチャンネルを合わせて待つ。画面には新作映画の予告を流れていた。「娘道成寺 蛇炎の恋」「ラブドガン」の2作が今夏公開とか。初めて知った。 で、その2作とも出ている俳優がいたのである。岸辺一徳さん。これ、かなりの売れっ子と言えるのではないか。しかしこの俳優さんときたら、まったくそんな雰囲気を感じさせない。亡くなった時はきっと「また一人貴重な個性派俳優を失いました」。 自分でもなにが言いたいのかよくわからないが、「岸辺一徳=売れっ子」という図式が不似合いで面白かったので。 で、考えてみたら「ぼくんち」にも彼は出ていたのだった。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2004年06月05日 21時36分13秒
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