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テーマ:相撲(1791)
カテゴリ:相撲
というわけで、大相撲初場所が始まったわけである。
実は九州場所千秋楽の日記をまだ書いていない、ってオイ。 というわけで、初場所である。 注目の琴欧州、初日はやっぱり負けましたね。 私の脳内データでは、新大関新横綱の初日は7割くらいの確率で負けることになっている。 実際統計を取っても結構な割合で負けてるんじゃないのかな? これで彼も肩の力が抜けて、いい方向に向かうだろう。 相撲雑誌はベースボールマガジン社「相撲」を贔屓にしている。 忙しくなった最近はグラフをパラパラめくるくらいだが、 昔は頭から尻まで徹底的に読んだ。 その当時は讀賣新聞社「大相撲」も読んでいた。 しかし「大相撲」は誌面が古くさく、レイアウトのデザインがダサい。 どっちかというと協会への提灯記事が多い「相撲」だが、 それを差し引いても「大相撲」<「相撲」であった。 その「相撲」に長期連載している漫画家のやくみつる氏が初日のゲストだった。 中入り後の今年の相撲界を占う企画で、舞の海さんと一緒に手慣れたトークを展開、 ご両人ともさすがに知識と愛に溢れているだけに安心してみていらられる。 で、少し気になったのが、舞の海氏のコメントだ。 「外国人だらけと言われていますけど、 相撲も国際大会みたいになってきて面白いですよね」←委細は違うが、大筋はこんな内容のことをおっしゃった。 私は舞の海さんは評価しているんだが、これは違うだろう。 現実から目を背けすぎている。 まず、国際大会と言われても、 現実は親方が縁を辿ってめぼしい人材を捜しに行っているというだけで、 どこの代表と選ばれてくるわけじゃない。 国際大会と言い張るなら、動き出した野球界のように、 アジア代表、アメリカ代表ときちんと選んだ上で開催しなければ何の説得力もない。 要は、みんな日本人が見たいんだ。 本音は、ガイジンが勝ってもつまんないんだよ。 相撲って一つは日本人の「クニモン社会」の凝縮されたものだから。 誰ね、この力士。え?九州出身ね。そら応援せんといかん。これ、本場所ではよく有るやりとり。 力士は目に見えないゼッケンをつけて土俵に上る。 そこには出身地が書かれている。 わざわざ取り組みの前に、四股名に続けて出身地がアナウンスされるのは何故か。 ガイジン力士のゼッケンには、みんなが感情移入する余地がないのだ。 故ナンシー関氏がテレビを高性能のものに買い換えた時、 若貴登場の時と曙登場の時の喚声のトーンの差に改めて驚いたという。 新しいテレビのスピーカーは、今までのものより確実に観客の声をリアルに拾っていたからだそうだ。 いつからかは知らないが、外国人力士は一部屋一人と決まってたそうですね。 増えた外国人をいきなり切るわけにもいかないしね。 この辺が妥当なところだろう。 断言するが、相撲は、スポーツじゃない。 スポーツじゃないから、国際大会にする必要はないのだ。 追記 別に外国人力士不要説を唱えているわけではないです。 私自身、朝青龍のファンです。琴欧州にも頑張って欲しいと思ってます。 朝令暮改の相撲協会と、人ごとみたいな舞の海氏の発言にちょっとムッとしたので。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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