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カテゴリ:野球
平成18年に書き残したことを、急いで書くシリーズ。
12月3日、くまもと阪神百貨店にて、阪神タイガース選手のサイン会がありました。 事前の夕刊の広告によると、サイン会に参加する選手の順列は、秀太が、あの秀太が一番前。 では他はしょぼい選手しか来ないのかというとそうではなく、 その後ろに鳥谷と藤本が続いていた。 なんだあ?秀太がその二人より勝っているのはキャリアだけではないか。 このあたり、どうもコネの匂いがする。 地元熊本の有名人であるからして、秀太とデパートの間につてやコネがあるのだろう。 デパート側に頼まれた秀太が、鳥谷・藤本というスター選手に頼んで、熊本まで連れてきたのではないかと思う。 当日は先着200人限定で整理券を配るという。 その後13時からサイン会という日程。 しかし当日は日曜で、11時から仕事の予約が入っている。 ゴメン!!帰ってきたら大車輪で働くから、とよこを1時間だけ預かって!と 普段は頼まない母に頭を下げ、並びに出かけた。 整理券の順番は160番台だった。あーよかった。 しかし整理券にあぶれる人も沢山いた。 中にはゲットした整理券を、あぶれ組に売ろうとしていた人間もいたらしい。 注意した従業員に悪態をつきながら、彼は去っていった。 怖いなあ。人は本来楽しいものでも、悪意をまき散らしたりできるのだなあ。 大急ぎで仕事に戻り、終わらせ、12時半ごろ今度は子ども連れでサイン会会場へと向かう。 会場は8階催場の隣にあるちんまりしたスペースで、 その周りに権利をもつ200人+野次馬がやんやと集まっていた。 順番に行列で並ぶため、丁度私の並んだ場所からは選手の席が見えない。 判るのはざわざわ…というざわめきがあちこちで起こっていること。 やがてそのざわざわがキャーキャーという甲高い声に変わる。 おおお、本物登場だよ。すっげえ。スターだ、スター。 デパート側が用意した色紙の他に、持参したユニフォーム等にも書いてくれるそうだ。 6階にある阪神グッズ売り場から今購入したばかりとおぼしきボールや、ユニフォームを持参している人が大勢いた。 もちろん使い込んだ感ありありのグッズを持ち込んでいる人も。 私はといえば、ギリギリに来て列に並んでしまったため、ユニフォームも何も持ってきていない。 でも何かに書いてもらいたいな…。 と、隣に並んでいた娘をふと見ると、 25日の日記で着ていたジャンバーをちょうど着ている。 よし、これに!!と母は目を輝かせて「ちょっとこれ貸してね」と娘の服を奪い取った(鬼だ)。 徐々に人がおだれて(熊本弁。段々少なくなってきた時などにつかう)、選手の皆さんが見えてきた。 秀太はカジュアルなTシャツ姿だけど、他の二人は襟つきのジャケットを着ていた。 おお~、普段と感じが違うけど、そのギャップがかっこいい~~~。 いよいよ私だ。 サイン色紙は、事前に書かれたものが山と積んである。 これを一枚ずつ手渡される。 おずおずと「こ、これにいいですか??」と娘服を手渡す私。 愛想を振りまくわけではないが、嫌な顔もせず(まあ悪く言うと無表情に) 三選手はさらさら~~と書いてくれた。 は~~、間近で見るとみんなかっこいいい~~~~~(悶えそして萌え)。 全員と握手もしてもらいました。 手を触った感じは、みんなそんなに大柄ってわけじゃなかったです。 この手が数々の危機を救ったり、ヒットを生み出したりしてるのねと思うと、感慨無量。 感慨無量に浸っていられる時間は実に短い。 サインが終わるとさっさと横にはけねばならない。 しかし私はまだ帰れなかった。お楽しみ抽選会があるからだ。 事前に貰った用紙に、名前と連絡先を書いておいたのだが、その中から阪神選手のグッズが貰えるらしいのだ。 グッズったってちゃちいんだろ、と私は失礼にもたかをくくっていたのであるが、どうしてどうして。 実際に使用したボールやバットに各選手がサインをしてくれていて、それを秀太が持ってきてくれていたのだ。 抽選中、何度も「田中選手のご厚意で」というアナウンスが入っていたところを見ると、夕刊を見た時に抱いた私の印象は外れていなかったのだろう。 私ははい、当たりませんでした(ぐっすん)。 おまけに帰りたがるとよこを追いかけなだめての繰り返しだったので、 選手を見られる場所にはたどり着けませんでした。 しかし商品はなかなか豪華なメンバー揃いでしたよ。 読み上げられたサインの名前は、スタメンやローテーションピッチャーのほとんどが名を連ねていました。 一番会場の喚声が大きかったのは金本。藤川も同じくらいだったかな。 井川も大きかったのだけど、なんとなくテンションが低かったのは、 彼に対する複雑な気持ちが表れてのものだと思う。 ちなみにくじをひいて名前を読み上げる等の進行は秀太がしていました。 「次は○○選手のバットです」という具合に。 一人、赤星だけ「選手」や「さん」をつけずに呼び捨てでした。仲いいのかな。 それと、自分のバットを抽選するときには、 「最近あんまり使うことないですけど」と自虐ギャグをおりまぜていた。 おいおい秀太よ…。思わず涙こぼれちまったじゃねえか。 全ての商品が読み上げられた後も、 「当たってない人も沢山いますから、じゃあ特別にもう5人プレゼントします。僕らと一緒に写真を撮りましょう」 という思わぬプレゼントの追加があった。 当日は撮影が禁止されていたため、これは会場に集まった人たちなら誰もが羨ましがるプレゼント。 今度こそ!と期待をこめて、「私を当てて!!」というテレパシーを秀太に送ったけど、ダメでした。 帰ってから夫に羨ましがられて、ちょっといい気分。 もう娘服は娘のものでは無くなりました(鬼)。 だって永久保存するんだもんね。 すてきなプレゼントをくれた、くまもと阪神百貨店と、参加してくれた選手の皆さんに感謝。 殊に秀太には、来年の活躍を期待しております。またよろしくね♪ ↑当日エスカレーターから撮った写真。 見づらいけど、エスカレーター止めるわけにもいかず。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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