|
カテゴリ:日々の暮らし
娘がインフルエンザと診断されたのが月曜日。
変なところで楽観的な私が予防注射など受けているはずがなく、 いつこっちにくるかとびくびくして過ごしていた。 タミフルとのダブルパンチで、私のハートはチクチクしちゃっていた。 火曜日夜。 なんとなく身体がだるい。 タミフルを飲ませた後、少し早いが自分も横になることにした。 相変わらずフェンフェンすすり泣く娘が横にいる。 熱は、火曜夜から水曜にかけて7度台後半~8度台後半をいったりきたりした。 ぼーっとする頭で、 「しかしインフルエンザならもっとカーッとガーっと上がるんじゃないの?なんじゃこの状態」 と一応冷静に自分の身体を観察していた。 しかし水曜日は生憎の祝日。見て貰おうにも病院はやってない。 不安なまま、寝て暮らした。 木曜朝。 カーッと上がらないまでも、ずっと8度台だとしんどい。 娘はなんだかすっかり熱もひいてしまったが、 今度は何してこれしてと要求するので、これまたしんどい。 しかし夫は仕事で開けられない。 じゃあ、70代の母に娘を預けて、というわけにもいかない。 高齢者にもしインフルエンザがうつったら肺炎→死に即つながりかねない。 妹は父の病院に詰めている。 にっちもさっちもブルドッグなので、 (というより、インフルエンザが発覚した時点で、私ら一家は実家に出入り禁止の宣告を受けていた。 無論父にうつらないように) 仕方なく娘を連れて私の病院に行くことにした。 (一応、事前に病院にその旨の電話は入れました) 病院で、別の部屋にいれられ、ぼーっとした頭で暫く待つ。 まとわりついてくる娘が常日頃とは違ってかなりうっとうしい。ごめんよとよこ。 やっと表れた看護士が、娘と同じように巨大ウーッ綿棒で、私の鼻水をかすりとっていった。 検査結果が出るまで検尿を取ってください、と言われたが、発熱時の検尿も容易ではない。 この位置で大丈夫か?ずれてないか?と個室内でいちいち確認。 長い長い時間(のように感じた)待たされ、ようやく診察室に呼ばれる。 「あのねえ、インフルエンザの反応出てませんよ。」 「へ??」 「お子さん、本当にインフルエンザの検査されたんですか?」 「しましたよ~、私も結果見ましたもん」 「ふうん…」 いつもなら聞きたいことも、熱のため言葉にすることができない。 「とにかく、陰性だから抗インフルエンザ薬は使えません。普通の発熱を抑える薬を出しておきますね」 パタン。ドアを閉めた時の私はどんな顔をしていたのだろうと思う。 先生にはとにかく娘を連れてきたことを謝らなくちゃと思って、それしか言えなかった。 しかし、インフルエンザじゃないって、どういうこと~~?? インフルエンザのウイルスを、シャワーのように娘から浴びているはずの私が、 現に熱も出ている私が、只の風邪?そんなことあり得るのだろうか。 まっ、いいか。とりあえず身体が楽になればいいんだ。 早く帰って薬のも。 帰宅後、夕方から猛烈に寒気を感じ、布団に潜り込んだ。 どんどん熱が上がり、夜には9度6分になった。 ちなみに私は熱には強いほうで、これまで9度以上上がった記憶がない。 従って今回最高発熱を記録したわけだ。 なんて呑気なことを言っているが、これも今現在下がったから言える話。 最中はただぼんやりとしているほかなかった。 結局、服薬後はじんわりと下がっていったが、 下がった状態でも嘔吐したりするのだからわけがわからない。 「これで本当にインフルエンザじゃないのか?」と思いつつも、 抗インフルエンザ薬でない薬で熱が下がったのだから、やっぱり風邪なのか? どっちなんだ。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
[日々の暮らし] カテゴリの最新記事
|