2016/05/28(土)16:43
広島記念公園でのオバマ大統領の演説
昨日、わたしはスポーツジムと買い物から帰宅後、オバマ大統領が平和記念公園に姿を見せるのを、もう今か今かとTVに釘づけ状態になっていた。平和記念公園でのオバマ大統領の一挙手一投足をずっと見守り続けた。
メディアも謝罪の言葉があるかないかを何かと話題にするが、オバマ大統領の演説は、謝罪の言葉が有るか否かを越えた素晴らしい演説だったと思う。英語が堪能でない日本人が多い事も意識していたのか、大変分かり易い英語で、同時通訳を聴きながらも、その言葉の重みを感じる事が出来た。
広島、長崎に落とされた原爆によって一瞬で奪われた県民の命や県民の苦しみを悼むと共に、核無き世界に向かい、平和な世界を築くことを共に努力して行きましょうという前向きなメッセージだった。
そのスピーチは、17分間にも至り時々・・71年前のその広島の空を想像するかのように広島の空を仰ぎ見ながら為された。
感慨深いスピーチを終えた後、安倍総理大臣が答えるかのようにスピーチをした。その後オバマ大統領は、来席していた被爆者の代表の2人とそれぞれ会話や握手を交わし、涙ぐんだ2人目の森重昭さんとはオバマ大統領は強くハグまでした感動のシーンだった。
それぞれの国益が絡む国対国の争いに限らず、相手がよく分からないISなどのテロなど、正体のつかめない戦争も伴う世の中において、核を無くしていこうという相当難しい目標にオバマ大統領はリーダーシップを取ってくれることを期待したい。
そして、被爆者の代表の方々が、恨みつらみを言っても止むを得ないところを、核無き世界の未来に向かってオバマ大統領に対し前向きなコメントを言われ、崇高なお気持ちであると感じ入りました。
こういうオバマ大統領広島訪問という感動を、野党(特に民進党)たちは例えば安倍総理に対しても、むろんオバマ大統領に対しても非難したりして、台無しにしないでもらいたいと強く思う!