『手紙』 東野圭吾
強盗殺人の罪で服役中の兄、剛志。弟・直貴のもとには、獄中から月に一度、手紙が届く…。しかし、進学、恋愛、就職と、直貴が幸せをつかもうとするたびに、「強盗殺人犯の弟」という運命が立ちはだかる苛酷な現実。人の絆とは何か。いつか罪は償えるのだろうか。犯罪加害者の家族を真正面から描き切り、感動を呼んだ不朽の名作。 ◆◇◆◇◆◇◆今日は、久々にゆっくりのんびりできる休日です。なので、久々に読書感想日記をUPします『手紙』は、山田孝之くん主演で映画にもなりましたし、東野さんの代表作ともいえる作品ですよね。お得意のミステリーではないのですが、一気に読ませる、ぐいぐい引き込む描写は健在。人生って何?家族って?兄弟って?仕事って?差別って?いろいろと考えさせられる作品ですね。加害者は、間接的に第二、第三の被害者をつくってしまった。それに気付いた時、本当の償いが始まると言うことでしょうか。最後のシーンは、確かに感動的・・・。それにもまして、いろいろな登場人物がいて、キャラ設定の面白さを感じました。映画では、どういう風に描かれているのかな。録画までしたんですが、なかなか観る時間が無くて、結局消しちゃったんですよね。(←バカまた、TV放映されたら、今度こそ観てやるぞー送料無料!映画『手紙』プレミアム版