C言語の長所と短所
短所1.文字列処理が簡単ではない今度はC言語の短所を考えてみましょう。いろいろな意見があるかと思いますが現在ある他言語と比べて、文字列処理が簡単でないことは、C言語の短所の一つと言ってよいのではないでしょうか。C言語は「文字列型」というデータ型を持ちません。C言語を作った人は、そんなものは不要と考えたのでしょう。実際、文字型の配列とポインタを使えば、同等以上のことができます。ただし、簡単とは言いにくいです。コンピュータの事務処理においては、文字列は頻繁に使うデータです。事務処理用のアプリケーションを素早く作るという用途には、C言語はあまり適していません。もともと、事務処理は意識していなかったでしょう。短所2.メモリー管理のミスが怖いC言語はメモリーを自由に扱える強力な言語ですが、開発者がメモリー管理で間違いを犯す可能性が高い言語だとも言えます。ですから、人に指示する時には厳重な注意が必要です。簡単な作業でも単純な作業でも慎重な注意が必要です。C言語のプログラミングでは、メモリー管理で間違いを犯しそうな場所が至るとことにあります。JavaをはじめとするC言語以降の言語は、ここをカバーしようと意図したものが少なくありません。しかし、間違いをして学ぶこともあるはずです。もしあなたがこれからプログラミングを学ぼうとしているのであれば、体験しておくべきでしょう。早い話、プログラミングを学ぶなら、実践した方が早いです。何の仕事でも同じ事が言えますが、基本は学校で学び、実践しながらも学ぶ事は多いですね。では、また明日。