わたしのブログ by makopy_0201

2014/02/09(日)23:22

介護業の新しい事業

業界(40)

登場人物Aさん : 新人介護スタッフ 私立大学文学部卒。何にでも興味を持って前向きに知識を吸収するが、おっちょっこちょいで早とちり一面も。先輩にかわいがられる愛すべきキャラクター。 Bさん : (社長) コンサルティングファームを経て介護事業を立ち上げた変わり種。既成概念に囚われないやり方で事業所運営を成功させる一方で、スタッフに対しては細かい気配りを欠かさない。 Cさん : 福祉大学卒。おっとりとした性格だが、芯は強い。明るい性格で利用者からの人気も高く、上司の信頼も厚い。女性中心の職場で出会いがないのが悩み。 Dさん : 看護専門学校卒。人妻、子持ち。子供が小学校に入ったので、地元の特養で働き始めた。非常に気の付く性格で頼りになるが、時にキツイ言い方でセンター長をビビらせる。 Eさん : 医療機関で長く、事務方を歩いてきた後、高校時代の先輩である事務局長が事業を立ち上げるにあたって引っ張られた。おっとりしている。  Aさん : Dさんって、担当の方の最後を看取ったことってありますか? Dさん : あるわよ。前の職場は病院付属の訪問看護ステーションだったからね。でも、介護の仕事に就いている以上、あなたもどこかで経験することになるわよ。介護の先には必ず死があるんだから。 Aさん : どんなことをやるんですか。 Dさん : まずは家族の人に来てもらって、あと死亡宣告には医師の診断が必要だから、主治医の方にも来てもらうことになるわ。大変なのは、家族のケアね。きちんと状況を説明してあげないと。 Aさん : 苦痛が伴うときは特に大変そうですね。 Dさん : うん。早く楽にしてあげたと思ったり、別れたくないと思ったり、家族の気持ちはゆれるからね。でも介護する上で、ある意味、その人の人生の着地点を一緒に考えていく作業は必須なの。逆に言えば、だからこそやさしい介護ができるのよ。 Aさん : いまから、覚悟しておきます。 

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