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カテゴリ:車旅の話
メールからの更新にも書いたとおり、
往路を引き返し、山梨を抜けて『ほうとう』でも食べて帰るつもりが せっかくなんで、天竜峡へと向かいました。 別段、なんの予定があるじゃなし、せっかくなんで散策コースを ヘチオを連れて散歩しましたが、ふと視界に入った『川下り船乗り場』 川岸に停泊した“和舟”に、多くの人が黙々と乗り込む様 (遠くて声は届きませんから…)をボーッと眺めていると、ふと 「あぁ、三途の川って、あんな風に渡るのかなぁ…」 などと思ったりしましたが… で、この後は、とある道の駅を目的地にしてしまったばっかりに 延々と、それこそ、ホント延々と、天竜川と関わる旅になってしまいました。 最初は、渓谷好きの嫁サンも歓声をあげて喜んでいたのですが、 延々と、風景といったら、も、ずうぅぅぅっと↑これだけなんです。 おまけに、4時間近く、こんな道を走って、すれ違った車 合計…2台 なんとなく、 (あれ?ここ、さっきも通らなかったっけ…) みたいな、微妙な錯覚をおこしそうな、そんな深山幽谷。 はい、右カーブ、左カーブ、右カーブ、左カーブ、はい、小さな橋、 はい、右カーブ、左カーブ、右カーブ、左カーブ、はい、小さな橋、 はい、右カーブ…もう、延々、同じ風景と、同じような道。 ときおり出くわすトンネルも素掘りで、なおかつ照明ナシ すれ違った2台の車、両方とも陰気な顔した中年男性が助手席に老婆を乗せてるし… そのうち、嫁サンが 「もう、いやあぁぁぁぁ!!!」 とか叫びだして、タキシード着たタモさんが 「時として、人間は…」 とか語り出すんじゃないか、というくらい、そんなトコだったんですよ、これが。 それでも、なんとか嫁サンが叫び出す前に佐久間ダム到着。 ちょいと勇気を出して、ダムの下を覗いてみましたが この程度でクラッときたので、黒部ダムは無理だと悟りました。 そしてようやく、この延々・天竜川状態を引き起こした道の駅 『道の駅・天竜相津花桃の里』 に到着。 この道の駅のそばを流れる天竜川には、ついぞ完成する事の無かった 『未成線・佐久間線』という鉄道の橋脚が、その異形をさらしつづけていたんですが、 近年、その橋脚が歩行者用の橋として利用されたというので、一度見てみたくて… その名も『夢の架け橋』というらしいんですが、 いかんせん、天竜川で延々時間をロスし…というのも、 後部座席にヘチオが乗っている関係上、あまり速度を上げて 山間のくねくね道を走ると、車酔いしてヘチオ・フラッシュ(ゲロ) をカマす可能性が高く、さながら映画『恐怖の報酬』のノリで、 ゆっくり、ゆっくり走った為、日もとっぷりと暮れ、 肉眼でだと、かろうじて見える程度の『夢の架け橋』 車のハイビームを当ててみたら、写真が撮れるかな? と試しましたが、はい、残念。 (このへんに、こんな感じに橋があるんですけどねぇ…) まあ、この『夢の架け橋』は、いずれリベンジせねばと決意を新たにし、 “木曽”のおさらいを締めたいと思います。 それでは! お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2006年11月14日 23時16分13秒
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