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カテゴリ:働く話
とりあえず、最期の“安ガソリン”を満タンに補給したものの、
もう2日もすれば“@160”という目眩がしそうな価格設定が待ってる。 そもそも、 入社した頃のガソリン価格は110円台後半。 その価格と通勤距離、おいらの車の燃費を考慮して、 会社規定の“10000円まで”という枠に若干、色をつけてもらった。 それでも、当初から交通費は“持ち出し” そこに輪をかけるように、遠慮会釈ないガソリン価格の高騰と、 受注減による残業の廃止で、毎日、定時間であがる状態。 もはや選択の余地ナシ…とばかりにチャリ通を始めた昨年の今頃。 そして、今年もまた、経営者夫婦に言わせると 『これはもう、毎年恒例の行事』 らしい受注減… 経営者夫婦は、何軒もアパートや駐車場を所有していて、 そっちからの収入があるから、会社の方は、ある意味、 『息子に肩書きを与える為』 に、儲からず、されど潰れず、で充分と考えている節が。 しかし、この会社の給料だけで食っていってる者には、 たまったもんじゃない よって、 なるべく“最期の安ガソリン”を温存すべく、 今日…世間的には祭日なれど、出勤日の為、チャリにて出勤。 いっやァ~! 遠い、遠い!!! よく、こんな距離を毎日毎日、それも炎天下に通ってたよなァ… 考えてみれば、去年の今頃って、 『この会社を、どげんかせんといかん!』 と、せっかく縁あって、一緒に何かを為そうとしているのだから、 社員のぬるま湯体質や、笑っちゃうくらいに低い技術レベル、 それらを底上げすることによって、こういう受注の波を緩和したり、 もっと間口を広げて、客先の信頼に応えられるような、 そんな企業に…なんて考えて、燃えていた時期。 朝、 『おりゃぁ~!!!』 とチャリ出勤し、 『どりゃぁ~!!!』 と仕事をこなし、 『うりゃぁ~!!!』 とふたたびチャリを漕ぎ漕ぎ帰宅する。 そんなサイクルを何度まわしても、心地よい疲れしか感じなかった。 それが1年周り、諸々の“本性とやら”があからさまになった現在。 『どげんもこげんも、なりようがないたい…』 気持ちの乗らない23kmは遠いです… お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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