平成21年度開催について
平成21年度岩手競馬 開催日程・競走計画について 1 開催日程 年間22開催(水沢14開催、盛岡8開催)とし、4月4日(土)の開幕から「土・日・月開催」を基本として22年3月29日(月)まで延べ131日間(うち特別開催6日)、冬期を除き1日11レースを基本として年間概ね1,400レースを予定します。 【20年度と開催回数、日数および予定レース数とも同じ】■ 主な考え方と変更点(1) メリハリのある開催日程現行では概ね2ヶ月(3~4開催)単位で開催場を移動していますが、概ね1ヶ月~1ヵ月半(2~3開催)単位での移動とし、より水沢競馬と盛岡競馬の場替わりの変化を付けることとします。(2) 競馬場毎の特性の明確化 盛岡・水沢それぞれの競馬場の走路特性を生かし、盛岡はグレード競走及び芝競走を重視した競馬、水沢はダート重賞競走を重視した競馬を行うことにより、両競馬場の特性の明確化を図ります。 なお、JRAを含む全国交流競走であるダートグレード3競走については、創設当初の基本の距離設定とし、多頭数での競走が可能な盛岡競馬場で全ての競走を実施することとします。これに伴い、クラスターカップについて距離区分を1,200mに変更のうえ盛岡競馬場で施行します。(※「日本グレード格付け管理委員会」にて最終決定となります)(3) 薄暮競馬開催期間の拡大 お客様のニーズに合わせ、薄暮競馬開催期間を5月~8月の概ね40日前後に拡大します。【20年度 : 6/9(月)~8/11(月)の月曜日およびお盆等 計13日間】2 競走体系等■ 重賞・特別競走の配置○ ダートグレード競走を頂点に、年齢別、カテゴリー別にトライアル競走などのローテーションを考慮のうえ 重賞・特別競走を配置した体系とします。なお、「きんもくせい賞」を重賞競走から特別競走に変更のうえオープンの短距離競走(芝1,000m)として実施することとし、重賞競走は年間計20レース(ダートグレード競走3競走を除く)を計画します。○ 最下級(C2級)の特別競走について上位クラスでの実施または一般競走に振り替えることとし、クラス別の特別競走数を見直します。■ 3歳重賞競走の強化20年度に引き続き『(重)岩手ダービー ダイヤモンドカップ』を全国地方競馬で実施している「ダービーWeek」の一環として実施するとともに、『(重)不来方賞』を秋期の頂点競走として実施時期を見直し、賞金額を引き上げて実施します。 【実施時期:9月→11月、1着賞金:500万円→700万円】■ レディースジョッキーズシリーズ(LJS)2009の実施地方競馬3競馬場を転戦して競うJRAおよび地方競馬所属女性騎手による騎手交流競走「LJS2009」の第1ラウンドを水沢競馬場で実施(11/16 第1ラウンド)します。■ 北海道との交流競走ホッカイドウ競馬と人馬の相互交流を推進するため、2歳の北海道との交流競走を実施します。【特別競走「「知床賞」(1着賞金180万円)を11/2に実施予定】■ 特別競走における賞金ハンデ戦、一般競走における騎手ハンデ戦の実施競走内容の充実を図る観点から、お客様からの要望等を踏まえて4歳以上B1級以下の特別競走は当該クラスの獲得賞金に応じた賞金ハンデ競走として実施するほか、一部一般競走において騎手毎に成績に応じた負担重量の増減を設定し騎乗馬の負担重量との組み合わせにより負担重量が決定する、日本初となる騎手ハンデ競走を実施します。■ 出走馬の安定的確保○ 若齢馬の安定的確保を図るため、2歳・3歳競走の1着賞金を増額します。【3歳一般競走→5万円増額、2歳一般競走→10万円増額】○ 特に開幕当初の馬資源確保を図るため、早期出走手当を支給します。【1出走あたり1万円。平成20年度第14回水沢競馬から平成21年度第2回水沢競馬まで支給】○ 競走内容の充実を図り、メンバーの固定化を防ぐ観点から、3歳馬の古馬一斉編入時期を現行の通算13開催から通算11開催に変更します。■ 『スタリオンシリーズ』の実施 優勝馬の馬主に副賞として種牡馬の配合権利が贈られる『スタリオンシリーズ』を引き続き実施します。■ 強豪馬の活躍を奨励するボーナス制度の継続 年齢別に指定する3つの重賞競走全てに優勝した場合、当該馬の馬主に対して特別奨励金300万円を支給することとし、強い馬による質の高いレースの実施に努めます。