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「リモート」が終わってしまいました。
実はけっこうバカにしてまして、軽い気持ちで見始めたのですが、 だんだんと面白くなってきたのでした。 深田恭子が、難しいことは考えてなさそうな可愛い婦警さんを、 本当に楽しそうに演じているなあ、と思いました。 堂本光一は「引きこもりの天才警視」という設定だったのですが、 なんでこの人には、こーゆー「非現実的な」役柄がハマるのでありましょうか?? 地下に引きこもって、そこからケータイで指示を出す警視なんて、いないでしょう、実際。 そういうマンガチックな役でも、この人は、子供向けに分かりやすく演ずるのでもなく、かと言って、ドップリとのめり込んでいるわけでもなく、適当に役と距離を取りつつ、演じているのですね。 確かに、ジャニーズ系のアイドルって、こういった現実離れした役を演る人は多いけど、そのほとんどはデビューしたての10代の子で、人気が出るに連れ、地に足の着いた等身大の役柄に落ち着いていくのが普通よね。 なのに、アイドルとしての人気も確立して、年齢も20代に突入したのに、これだけ非現実的な役をこなせるキャラクターを保てているのは、ある種、凄いことではないかと思うわけです。 昨年の「ルーキー!」で演じた新米刑事役より、このドラマの天才警視の方が、断然見応えがあるんだもん。 さて、このドラマの最終回、中途半端だったとか、いろいろご意見があるようですが、個人的には、酒井美紀が優等生すぎたな、と思いました。 この人は、自分の姉(木村佳乃=「銀狼怪奇ファイル」を思い出すね)が氷室警視(光一)と付き合う前から、ずっと氷室のことが好きだったのですね。 で、その姉が氷室をかばって死んだのを見て、 「私の方がずっと氷室君のことが好きだったのに、後から割り込んできて、氷室君のために死ぬなんて許せない」 「これでは氷室君は姉さんの愛に縛られてしまう」 「姉さんが氷室君のために死んだ、なんて事実は消してやる」 ・・・という気持ちを実の姉に抱いてしまった、大変「恐い女の人」なのです。 もっと、狂気に似た激しい想いが表に出た方が、お話が盛り上がったのに、酒井美紀は、ちょ~っと大人しすぎたんじゃないか、と思いました。 ラスト前、深田恭子と堂本光一が着ていた衣装がエンディングテーマのと同じで、そのままKinkiの主題歌に乗って、お話の方もなんだか上手く誤魔化されてしまったような気もしますが、 まあまあ、許してやろか~、と思っております。 パート2、やってくれないかな~。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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