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農業大学、日本語科か順調に進んでいるように思っていた。
ある日、呉先生が「まこちゃんの授業は、いつも全員の生徒が出席ですね!」と言う。 授業は、どの科目も全員出席して当たり前じゃないですか?!私は、どの授業もみんな出席だと思っていた。 「えっ?私の授業って・・・じゃあ、他の先生の授業は、欠席する人って多いの?」と聞いてみた。 「○○先生の授業は、いつも2、3人です。 それでは、申し訳ないので、その先生の授業の前は、沈先生が、生徒の寮の部屋を全部叩いてまわるんです。 起きなさい!早く授業にいきなさい!ってね。それは大変なんです」と言う。 へえ~~~?そうなんだァ? 日本では考えられない学校生活だわ。 日本に住んだことのある生徒の韓さんに聞いてみた 「どうして?授業に出ないの?」 「それは、私たちは日本語を勉強しに来ているんです。 ○○先生の科目は、日本の歴史です。 中国語の教科書を、中国語で読んで、会話も中国語なんです。 それなら、部屋で日本の歴史を自分で勉強するのも同じです。時間が勿体無いです。 私たちは、日本語で話して欲しいのです。 年末には、日本語の検定試験があるんです!」 と言う。 理屈としては、分かったような、狐につままれたような? 合理的というか・・・・ ○○先生は、ご自分では日本語が上手と思っている人。 日本からのお客さまには、通訳はいつも○○先生が通訳なのだ。でも、私は、そんなに日本語が上手だとは思わない。 生徒達の気持ちも、分からないではないが、教室へ来てみれば、生徒が二人とかいうと、ショックだろうなあ~ まあ、私も、いつまで続くかわからないが、出席者が0になるまで、頑張ってみようと思っていたのである。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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