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☆登場人物☆
偽虎・・・真虎家の次男坊、サブで剣士をやる気で作ったのにLV80程度でキャラデリという悲惨な過去を持つ男。ブログの「ある真虎家の会話シリーズ」でキャラがおもしろく人気が出て復活。今回はキャバクラのボーイに挑戦。 カオリ・・・Club ASSKのNo1キャバ嬢。容姿端麗で気品がある女性。今回偽虎が恋しちゃった女の子。 マヤ・・・Club ASSKのNo2キャバ嬢。容姿は綺麗だが性格に少々問題がある。カオリに怨念じみた嫉妬を抱えている。 中島・・・Club ASSKのチーフ。ただ作者が「磯野と中島」というサザエさんネタがしたかったがためだけにできたキャラ。しかし実はキャバクラのボーイとキャッチをさせたら右に出る者なしと言われるほどの実力の持ち主である。痔持ち。 偽虎がClub ASSKで働き始めて1週間が経った。 キャバ嬢A:「ちょっとミネとアイスくださーーい。」 キャバ嬢B:「いや~ん!シャンパン ポンしてくれるの~!?ミカ超嬉しい~~!!」 キャバ嬢C:「ヘイ ヨー マザファッカ !」 こういう具合に週末の夜ともなればひっきりなしにお客さんがやってくる。 中島:「おい偽虎!5番テーブルにミネ持って行ってくれ!!」 偽虎:「ミネ??峰 竜太ですか?」 中島:「ミネラルウォーターのことだよ!今までなにを学んでいたんだよ!」 偽虎:「ミネラルウォーター?でも今水道の水いれてt・・」 中島:「裏事情はどうでもいいから早くいけよ!」 偽虎が水を持って5番テーブルにつく。そこに座っていたのは元テイマという経歴を持つ店のNo4アイカだった。 偽虎:「お待たせしました。峰 竜太の実家のお水です。」 客A:「無駄に高そうだしやめてよ・・・」 アイカ:「や~ん!虎ちゃんが持ってきたんだぁ~~!アイカ超嬉しいんだけど~!」 誰が見ても分かるぐらいにアイカは酔っていて偽虎に仲良く絡んでくる。それを見た偽虎が「あれ?こいつ俺のこと好きなんじゃね?」と、合コンで酔った女に絡まれた男子が勘違いする事を偽虎も思っていた。 するとアイカは勢いよく立ち上がろうとしたがフラついてテーブルに置いてあった焼酎のハウスボトルを倒して客のズボンにこぼしてしまった。 客A:「あー!!なにするんだよ!!もういいよ!!さっきからなんだよ!!峰 竜太の水飲まされるし、お前はドジだし!!会計してくれ!!」 そうアイカに怒声を浴びせると客は出て行ってしまった。それを見た偽虎は肩を震わせ怒っていた。 偽虎:「あいつ・・・峰竜太をバカにしやがって・・・」 もう一度確認しておくが、偽虎はバカだ。 アイカ:「虎ちゃん、嫌なとこ見せてごめんね・・・ちょっと裏で頭冷やしてくるよ。」 アイカは背中を丸めて寂しそうに裏に歩いていった。 偽虎:「このシチュエーション・・・イケんじゃね・・・・」 偽虎は期待を胸に躍らせてアイカの後を追う。そして店の裏口を出たところで、 偽虎:「アイカさん、俺とニャンニャンしてくだs・・・あ、間違えた。アイカさん、そう落ち込まないで下さいよ。ミスは誰でもありますって!」 アイカはしゃがみながら、 アイカ:「私さ、ずっとドジでさ、お酒も飲めないくせに飲んじゃうからもっと失敗ばっかしちゃって。はじめはみんな指名してくれるけど何回かお店に来るとああいう風に私の悪いとこにひいてもう来なくなるんだ・・・今月からはそのツケがまわってきて順位も落ちちゃうし、やっぱ向いてないのかな~。実家のロマに帰ろうかな・・・」 偽虎:「そんなことないっすよ!!アイカさんをわかってくれてる人は残ってくれてるじゃないですか!!もしやばくなったら俺に言ってください!!絶対なんとかしますから!!」 偽虎が一呼吸おく、 偽虎:「それに・・・アイカさん・・・この町のネオンより輝いてますよ・・・」 偽虎:(決まった・・・) アイカが潤んだ瞳で偽虎を見つめる。 アイカ:「虎ちゃん・・・」 偽虎:(キタ!オチタ!) と、そこで裏口のドアを勢いよく開けて中島が偽虎を呼ぶ、 中島:「偽虎!!こんなとこに居たのか!!大事なお客様が到着した!!早く戻れ!!」 アイカ:「虎ちゃん忙しそうだしごめんね!私も店に戻って頑張るよ!」 そういうとアイカは店の中に戻っていった。空気の読めない中島に対して、 偽虎:「中島・・・読めないのはアラビア文字だけにしてくれ・・・」 中島:「いや、なんでタメ口なんだよ。アラビア文字なんて誰も読めね~し。とりあえず店に戻れ!マヤさんの超太客のギルド アヴァロンご一行様だ!!」 偽虎:「アヴァロン!!!!????」 中島:「なんだ、知ってるのか。」 偽虎:「シラネ。」 のちに中島はこの時の心境をこう語っている。 中島:「産まれてはじめて本気で人を殺したいと思いましたね。まぁあの時はそれどころじゃなかったんですけどね。」 場面は戻ってClub ASSK。偽虎が入ると一番奥のボックス席に楽しそうに喋るマヤと、ウィザードらしき男とその取り巻きが4人いた。そして、マヤがウィザードらしき男と喋っている。 マヤ:「やだぁ!リシオさんほんとに言ってくれてるの~??」 リシオ:「あぁ、来週の週末にあるGV見に来いよ、チケットやるからさ。」 マヤ:「絶対行くぅ!!すごい嬉しい!」 そこに中島と偽虎とボーイAが席の前に立つ。 中島:「リシオ様、いつもご来店ありがとうございます。さて、他の方たちの女の子はどうしますか?」 中島が接客している横で偽虎がボーイAにコソコソ話しかけている、 偽虎:「ねねねね、リシオを反対から読んでみてwwwww」 ボーイA:「wwwwwwwwオシリじゃないっすかwwwwwww」 リシオの顔つきが変わる、 リシオ:「おい・・・そこのお前、今なんて言った?・・・こいつ外に出してちょっとお仕置きしてこい・・・」 リシオがメンバーの二人にそう命令するとボーイAを連れて店の外に出て行った。 偽虎:「((;゚Д゚)オレシラナイ」 リシオ:「おぉ~すまね~な~、さてと、こいつにつけるのは上等な女だけにしてくれ。」 中島は外を気にしつつも、 中島:「え~、では・・・」 カオリ:「私でよろしいでしょうか?」 中島の後ろからカオリがやってきた。 リシオ:「いいね~・・・座れよ。」 カオリ:「失礼します。」 偽虎:「カオリさんがあんなやつの横に・・・チッキショー!!」 カオリが席につくとマヤがすごい目つきで睨みつける。 マヤ:「なんでここにカオリが・・・」 横で怪しい笑みを浮かべるリシオを偽虎は見逃さなかった。 カオリは何故わざわざマヤの席に来たのか、リシオの笑みの意味は・・・アリアンの夜は静かに深けていく・・・。 まだまだ続くんだぜ!! なんと珍しくスピード更新です!! このペースで書けていけたらと思っているので応援のメッセージよろしくだってばよ!!! では(* ^ー゚)ノバイバイ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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