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カテゴリ:読書
こんばんは。
ブヒヨンです。 今、木暮太一著「アダム・スミス ぼくらはいかに働き、いかに生きるべきか」を読んでいます ![]() ![]() 【中古】アダム・スミスぼくらはいかに働き、いかに生きるべきか / 木暮太一 アダム・スミスといえば、「国富論」や「神の見えざる手」が有名な経済学者かと思っていましたが、実は元々は、人間がどのように生きるべきかを考えた道徳哲学者で、『道徳感情論』といった著作で有名だったそうです。 アダム・スミスは、倫理観を前提にした自由競争を提唱したのであって、「自分の利益のためなら、なんでもやっていい」ということではないのです。 自分が「最高の生活」として 憧れるような環境になったとする。 そこで感じる幸せがある。 でもその幸せは、いま自分が経験している 「つつましい生活」で感じる幸せと、ほぼ変わらない。 『道徳感情論』(米林富男訳、未來社)P324より著者著者意訳 スミスの考えていた「幸福」の定義とは、 「健康で、借金がなくて、しかも心の中に何らやましいところのない人の幸福には、それ以上いかなる幸福をくわえることができるであろうか。」 『道徳感情論』P118 で表されているとのことです。 う~む、やっぱり健康第一ですね。 精神的な健康も含めて考えさせられたブヒヨンなのでした ![]() (つづく) お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2020.04.14 19:15:31
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