まくわうり係長のおんぶにだっこ

で、なんの話だっけ。

パキラの植え替えで妄想して終わってたんだった。

根ぐされはしてなかったけど、カビっぽいものが付いていたので、放っておいたら時間の問題だっただろうな。

で、トマトの話。

ヘチマは大のトマト好きだ。ほとんど病気。
帰ったらまずトマトをむさぼる。毎日あるとは限らないが。

家を建てる時に確かに「トマトを栽培できるベランダが欲しい」と言っていたが、
まだ家の中もぐちゃぐちゃなのに、トマトの世話までできないと見送らせた。

家の中も落ち着き、暖かくなってきたしで、「まだ？まだ？」
「ベランダ日当り悪いし、洗濯物干すのの邪魔なんだよねー」と、一蹴。

実家に帰った時は、すぐにでも収穫できる状態のアスパラをうまいこともらい損ねることに成功した。

しかし、次から次へと植物が贈られてきて、「うりばっかり楽しみやがって」みたいな空気になってきたので、（いや、だから義務の園芸なんだってば！）あまり拒むのもかわいそうになってきた。

ホームセンター　コー○ンに行く度に潤んだ瞳でトマトの苗を見られてはこちらも切なくなってくる。しかたなく、「ちゃんと自分で世話をすること」「おこづかいのはんいで」という条件つきで許可した。

苗をかごに入れてレジへ向かううれしそうな姿はビデオに収めたいぐらいだ。

ヘチマは、青くて酸っぱい昔ながらのトマトが好きだ。なのに、買ったのはなぜか
「シシリアンルージュ」という新種の調理用トマト。
調理用のイタリアントマトだが、甘みが強いので生食もできるとか。
何か間違えてるんだろうな。ヘチマ。

こうして、我が家にもう一人子どもが増えてしまったわけだ。
うれしそうに毎日水を遣る姿にハラハラ。「ちょっと、遣りすぎなんじゃないの？ちゃんと調べた？」

先日干してあった座布団を取り落として、トマトの苗に当ててしまった。
首の皮一枚でつながっている一本の茎・・・・・。
ハッ！よりによって、花の付いてる茎やん！

翌朝　　
ヘチマ　「トマトがえらいことなっとるんやけど。」
「あぁ、昨日カラスがさぁ、クァー！クァー！って来てさぁ、追い払おうとしたんやけど、
バサバサってやられてまったわー。今度来たら吊るして丸焼きにしてやるわ。」「ボッ」

はじめは乗り気じゃなかったベランダ菜園だが、ナマリ家は引っ越したばかりの家でトマト、ナス、ズッキーニを育てていると聞いて、俄然ノリノリになってきた。俄然ラタゥイユも食べたくなってきた。

トマトばっかり３株ついか購入。

２株はまたも「シシリアンルージュ」で、一株はミニトマト。
ミニトマトが出来たら弁当復活しようかな。