逝く定め 受け入れ悟る 穏やかに 最後まで 悔い残さずに 道探る
逢う友に 幸せ届け 誇らしげ 夢にみた 笑顔の君が 舞う姿
まわり道 悲しみ忘れ また逢える 突然の 別れに折れる 我が心
何時も側に居ると声を掛けたが、肝心な時に傍に居る事が出来なかった、今でも其れが
悔いるところ。多分お清にも其の事は伝えてあった筈だ!もともと人に弱音を吐くよう
な人柄ではない、だが其の性格が災いしたと、今でも思う、もっと人に甘える事が出来
れば!今でも良い友達として、交際が出来ただろう!?
Marcia - Yours-時のいたずら
一緒にお酒を飲みたかった、今も心残りだ!親父・兄貴・お清の三人とは飲んだ事がない、
飲む機会がないまま人生を終える、今も健在なのは兄貴だが、今はどちらも酒を飲まなく
なってしまった。とてもお酒が好きだった親父だ、私が若いときそんな親父を好きに成れな
かった、お酒を飲む気持ちが分からなかった、社会人になり飲む機会が増え、やっと気持
ちが分かるようになった時には、この世を離れてしまって一度もチャンスがなく、親父も淋し
かっただろう?小さい時は内風呂が無く皆銭湯に、仕事を終えて銭湯に行き、返りに酒屋
に寄り一杯のコップ酒が楽しみだった、そんな親父を兄弟三人で追いけ回していた、親父
にしてみれば一人で行ってのんびりしたかったのだろう?子供は勝手だから、そんなに好
きだった親父を毛嫌いする様に避け始めて居た様だ、いまさら遅いが親父に申し訳無い事
をしたと思う、本当に後悔先に立たずだ!今考えてみたら、とても綺麗な飲み方をしていた
様に思う、がぶ飲みをして乱れている姿の記憶が無いが、何が綺羅だったのだろう?
お清とはやっと飲める年齢になり最後に逢った時には未だ自分が飲み始めて居なかった
ことも有り、一緒に飲んだ事が無いままになってしまった、あの世で再会をしたら先ず始め
にお清とは心ゆくまで、お酒を飲みたい!はたしてお清は酒を呑める様になっているだろうか?
頬染めて 酒飲む姿 芳しい 惚れ直す 色香漂う 酔い姿
愛することに臆病だった若き日に知合い、互いの気持ちを確かめず友達で居る事に勝手に
決め、心に仕舞い、いつまでも良い友達で居ようと努める気持ちと裏腹に好きだと思う気持
ちが、心の中で戦っていた様に思う、そんな気持ちが、お清が亡くなるまで有ったので、
連絡を取っていたのだろう?お清が亡くなったと聞き心のバランスを失ったのかもしれない
それ以来お清への想いを心に閉じ込めて居たのだろう、この歳になって生死を彷徨い気が
付いた時に先祖・両親・お清の墓参りをしなければ、其れこそ、死んでも死にきれない!
この歳になって初めて生前にお清が言っていた、生きた証を残す事の大切さと同時に難し
さをつくづく感じる、人の気持ちを伝える己が姿、どの様に映って居るのだろう?同期に合う
機会が増えたが其々が違った人生歩んで現在に至っている、中には人に言えない様な
苦労や努力をして来て今更、何をと考えている人も多くいる、淋しいが其れが普通の人の
考え方かも知れないな~!同期を繋ぐ行ないが亡きお清への供養だと考えて居るのだが
先の道のりは長そうだ。そばにいるね・ 青山テルマ |
時の流れに 身を任せ 変わらぬ愛に こころ澄み 熱き想いを 届け逝く |
死に華 咲かせる場所 機会なく とき過ぎる 虚しい日々を 活かす術
亡き友の 立ち振る舞いに 重ね見る 制服に 想いひとしお 懐かしさ
うたかたの 風の囁き 心地よい ひかりさし 久遠の時空 繋ぐ風
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私の中のお清、何時までも若く可愛い!そして凛とした姿の女性だ
お清のことを考える時いつも素直で純な自分に戻れる、自分の原点のように思う
偶然にも5月16日の花がアリウム(無限の悲しみ )お清の亡くなった日
和 顔 愛 語(わがんあいご)
なごやかな表情で、愛のある言葉で人と接する
運命(さだめ)
出会うさだめに みちびかれ 君に出会った 学び舎に 通う楽しみ 君しらず
笑顔で交わす あいさつに 心が躍る 淡い恋 時間が過ぎる 緩やかに
夢にみる 幸せなとき 笑い声 家族と遊ぶ 楽しげな 笑顔の君を
早すぎる 別れに泣いた 悔しさに 我を忘れて 拭う手を 壁にぶつける
逢うは別れの始まり 別れは人の定め 如何に生き、如何に死ぬべきかを探し求め、
縁も持つ人々に巡り逢い互いを求め幸せな人生を過す、なのに何故、こんにも早い別れ
を迎えなくてはいけないのか?無常な天命を与える神がいるのか?人は一生の間に巡り
逢える人がどれだけいる、どんなに優れた人でも出逢う人数は限られている、それだけ
出逢った人は大事な人々だ |