カテゴリ:マラウイの生活
(1) いちばん大切なのは、人
だと、私は思います。 マシンを相手ではなく、人と一緒にお仕事させてもらった時、 こちらの都合を一方的に押し付けた答えが、 すぐ帰ってくることばかりではない。 相手のことを知り、待つことも必要だと、私は思います。 けれど、ビジネスの世界では、 そんな甘っちょろいことを言っているゆとりはなく、 効率=かける時間を少なく、より経済的に、 かつ効果を求められるのでしょう。 (2) 謝ることができる ようになりました、私。 あるアメリカ人は 「日本人はすぐ謝る人が多いけれど、 謝ると弱くみられるから、謝っちゃだめだ」 と言っていました。 マラウイで、ハウスキーパーとウォッチマンに来てもらっていました。 ハウスキーパーは、謝らない人でした。 彼女が遅刻や無断欠勤をしたとき、私のものがなくなった時など、 彼女に問いかけると、必ず 「Because….」 で、彼女の謝罪の言葉を聞いたことがありません。 彼女はたまに「Sorry」と言っていましたが、それは 私が風邪ひいた時などの「かわいそうに」の意味でした。 ウォッチマンは、 「遅刻してしまいました、ごめんなさい」 と、自ら言いにくるような人でした。 私は、彼が遅刻したことにさえ、気づいていませんでした。 謝ることで、自らの落ち度を公表したのであり、 彼も、生き方下手なのかもしれません。 けれど、私は、彼の誠実さが好きでした ![]() ![]() 今朝見た夢のなかで、私は、ある人に、頭を下げていました。 謝る必要のない場面だったかもしれません。 けれど、相手を不快にさせてしまったことを詫び、 相手の気持ちがおさまるなら、 謝ることで関係がスムーズになるなら、 私の頭なぞ、簡単に下げられます。 私自身、謝ったことで、罪悪感が少し軽くなることもあります。 ま、こちらが謝ったことで、つけ上がる人もいますが ![]() (3) 人は完璧ではない と、私は思います。 失敗や単純なミスをすることもあります。 それを責めたり、「仕事のできない人」と烙印するのではなく、 お互いに支え合って、いい結果を導ければいいと思うのです。 私は、自分が完璧ではないことを知っています。 自分も似たような失敗をしてしまうかもしれないから、 他人の失敗を責めたてるようなことは、しなくなりました。 他人の失敗に気づいた時、些細なものであれば、 相手に伝えず、自分がフォローすることもあります。 軌道修正してもらう必要がある時には、責めるのではなく、 できるだけフラットに伝えようとしています。 しかし、ビジネスの世界では、他人のミスを責め、 自分の成果を誇示すべきなのかもしれませんね。 なんだか生きぐるしいです ![]() 今日も ![]() ![]() ![]() お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
April 9, 2009 07:02:42 AM
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