砂糖、摂りすぎ
日本で、清涼飲料水の代名詞と言えば、コーラがメジャーかと思いますが、マラウイでは、「ファンタ」と呼ばれることが多いです。マラウイにもコカ・コーラ工場があり、マラウイ工場で作られたコーラやファンタは、隣国ザンビアでも飲めます。マラウイ国内でも都市部なら、コーラやダイエットコーラの500mlペットボトルも出回りつつありますし、350ml缶入りも売っています。日本以上に、高いですが。農村部では300ml瓶入りが主流で、40クワチャ也(MK 1≒1.3円)。 タンザニアでは、350mlだったかな? 瓶が少し長めでした。 ビール瓶もマラウイは333ml、タンザニアは500mlが主流です。ファンタオレンジ、パインに、最近、パッションも加わりました。コーラ、ダイエットコーラ、スプライト、その他、soboというブランドのココピーとチェリープラム。以上が、マラウイで一般的に手に入るソフトドリンクのすべてです。 ファンタオレンジ、あるいはコーラしかなく、 しかも、冷えてないこともままあります 大学のバスケットボールリーグのスポンサーはスプライトだそうで、 旧首都ZombaにあるChancellor Collegeや、 現首都Lilomgweにあるキリスト教系の大学の バスケットコートやゴールは、スプライトのロゴ入りです。 なぜかスプライトは、マラウイアンにあまり好まれませんね。マラウイアンの多くは、これらの「ファンタ」が大好きです。子どもたちにとって「ファンタ」は、クリスマスやお正月、風邪をひいた時などに飲める、特別な飲み物 子どもと一緒に食事をした際、ファンタを一緒に出したら、 ファンタに夢中で、食事をほとんど残してしまいました 詳しくはこちら→マレー職員会議や職場への来客の際には、必ずと言っていいほど、ファンタ(とクッキー)が提供されます。今年の1学期最終日には、職員会議と教育実習生の離任が重なり、たった2時間ほどの間に2回、ファンタとクッキーが出されました。私はおなかが、かぽかぽになってしまい、1本で十分ですが、マラウイアンは、くぴくぴ飲んでいます。同僚のMr. Kububaは、「普段はコーラが好きだけど、すごくおなかがすいた時は、ファンタを飲む」と言います。「ファンタの方が甘いから、砂糖がたくさん入っていて、おなかがふくれる」 マラウイアンのこういう発想、ほんま面白いですイギリスが旧宗主国のためか、毎朝、お茶の時間があります10時すぎに提供される紅茶(日によってコーヒー、ココア)にも、山盛り3~4杯の砂糖を入れるのは普通。紅茶を入れず、白湯にお砂糖を入れている人たちもおり、私がブラックティーやコーヒーを飲んでいると、いぶかしがられます。「砂糖を入れなければ、ただの水」と。お茶の時間だけでなく、朝食等、自宅で飲む紅茶も同様。彼らの紅茶に、大量の砂糖は欠かせません。同僚の日本人ボランティアが、1年半あまりで1kgの砂糖を未だ使い終わっていないそうで、マラウイアンたちが一様に驚いていましたそれくらい、マラウイアンの砂糖消費量はすさまじく、生物の教科書にも、砂糖の1日摂取量のめやすは50gと書かれています。 日本のめやすは10g。今朝、私がティスプーン1杯のインスタントコーヒーをブラックで飲んでいたところ、同僚のMr. Dzimbiriから、「コーヒー入れすぎだよ」との指摘を受けました。「みんなは砂糖、入れすぎ。 ブラックコーヒーなら、カロリーもなく、ヘルシーだよ。 1日にファンタを数本、飲んだりするでしょ? 砂糖摂りすぎ」と話したところ、Mr. Udediから、「でも日本人は、他のものをたくさん飲むでしょ?」とつっこまれました。なんのことかわからず、きょとん「ビール ビールにも砂糖が大量に入っているよ」・・・週に2回、村にやってくるカールスバーグのトラックから、ビールを買ってもらうべく、我が家のハウスキーパーはしょっちゅう、ビールのケースを持ち運びしていますからね。さすが、我が隣人。私の食生活をよくご存知で今日はUdediに完敗今日もぽちっ↓ぽちっ↓とありがとうございます