2008/06/02(月)12:30
無農薬ガーデニングTips アブラムシ退治編 前編
いつでもどこでも、何にでも。
アブラムシは今日もやってくる。一個一個(匹?)は小さいけれど、奴らは大群でやってくるのでたちが悪い。
放っておくとダメージを受けるので、早めに退治したほうがいい。アブラムシ退治の方法としては、色んな方法があり、
人によって様々だけど、私の経験上、これは効かないよなぁ、
という方法が「効果的」と紹介されていたりする。なので、今回は経験を踏まえて、アブラムシ退治に関する
Tipsを書こうと思う。ただし、植物やアブラムシの種類などにより、
同じように行っても同等の効果が現れるかは分からないし、
私はプロの園芸家ではないので、あくまでも参考までに、
という範囲に留めて下さいね。 牛乳スプレーは効かない事が多いネットで検索すると、アブラムシには牛乳スプレー、と
書かれているページが多いと思う。
しかし、私は牛乳で退治できたことは一度も無い。いくつかの条件を完全に満たす状況下でのみ、有効な方法ではないかと思う。
それは、牛乳をかけた後、短時間で完全に乾燥する、という気候条件。寒い時期や湿度の高い時期、天気の悪い日などはちょっと無理。
かえって植物にダメージを与えてしまう事さえある。
乾ききれなかった牛乳からカビが発生したり、悪臭が発生したりする。唐辛子スプレーも効かない唐辛子をどっさり入れて泡盛に漬け込んでスプレーする方法だが。
スプレーしたときに風がこちらに吹こうものなら、もう大変。
目は痛いし、咳き込むし、私が退治されてるみたいな状況に(*_*;
当のアブラムシは殆ど退散する気配もなく、効果ゼロだった。キラキラ攻撃も効かないこれは、殆どおまじないである。
アルミホイルを敷くといい、CDを回りに立てておくといい、
そんな風に言われているが、「?」試しにやってみた事はあるものの、
奴らは「それが何か?」という感じで全く動じず。天敵は最強アブラムシの天敵は捕食量で言えば大きく3種類。
てんとう虫、ヒラタアブの幼虫、アブラバチ。てんとう虫は成虫もアブラムシを食べるが、飛んでいってしまうので、
幼虫を見つけたら捕まえて、植物に放すといい。ただし、ニジュウヤホシテントウは食植性の害虫なので注意。ニジュウヤホシテントウ
アブラバチはアブラムシに卵を産みつけ、寄生する。
寄生されたアブラムシはマミーというぷくっと膨れたミイラ状態になるので、
マミーを見つけたらつぶさず、アブラバチの誕生を待つべし。←マミー。色は種類により様々
ヒラタアブの幼虫は食欲旺盛な頼もしい天敵。
ちょっとグロテスクだけれど、益虫なのでそのままにしておくべし。↓幼虫 ↓サナギ 私は、この子達が益虫であることを知らなかった昔、
ぎゃー、虫!!と抹殺していた。
今考えてみれば、なんてもったいない可哀想な事をしたのだろう・・天敵はアブラムシがたくさんいれば、自然と来てくれる事が多い。
でも、来ないこともあるので、確実とは言えないが、
来てくれたらしめたもの。みるみるアブラムシが減って行く。ちなみにこれら「天敵」は、重曹と同様、特定農薬に指定されている。ミントスプレーで忌避ペパーミントオイル(アロマオイル)を50倍の水で希釈し、スプレーする。
オイルと水が分離するので、スプレーする直前に
スプレーボトルを振って混ぜてからかけると良い。びっしりとついている場合は、ある程度手で捕殺してから、撒くといい。このスプレーは蟻除けにもなるので、
アブラムシに寄ってくる蟻に対しても忌避効果がある。 まだまだ退治編は続くのですが、ちょっと長くなるので、後半は後日書くことにします。ちなみに 無農薬ガーデニングTips 重曹編はこちらお帰りの前にポチっと応援頂けると嬉しいです(*^_^*)