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カテゴリ:外食レポ(ハンバーガー・サンドイッチ系)
箱根の旅その5 2日目朝食 箱根ホテル小涌園 晩飯も朝食も揃って宿泊するホテルでってのは本当に何年ぶりか。たぶんMみちとKばとアルメリアに行った時以来やろうから、早5年ぶりということになる。信じられんな。 たしかにSystem Xを抜けてから昨年末でジャスト5年・・・ショギョムッジョ。 自分主体の度なら朝食は5:30確定なんだが(申し訳ないけど習慣なんだよ。あとホテルとか旅館の朝食は早ければ早いほど空いてる。)、ゆったりと8:00集合ということに。そんな時間に飯を食うのは本当に何年ぶりかね。 ちなみに昨晩食いすぎてるのでおそらくみんな胃もたれ気味。今日は軽く済まそうか。 飯・味噌汁・納豆・ミネストローネ? 牛すじ煮込・目玉焼き(半折スタイル) キッシュ2種類・焼売・餃子・中華粥(刻みザーサイ) ローストビーフサンド 完璧なフラグ回収乙。 そらねえ、こんだけ充実しとると食っちゃうのよこれが。困ったもんだな。 おかげで観光地で食べ歩きする体力は限りなくゼロに近い何かに。腹いっぱいや。 左上の真っ黒なハンバーガーにしか見えないこいつが、この小涌園名物のローストビーフサンドらしい。 バンズが真っ黒なのはおそらく、大涌谷のくろたまごを意識してのことなんだろうと推測。 目玉焼きは正方形に焼いてパタンと折ったようなスタイル。これは初めて見たけど、効率良さそうだな。 一昔前に焼き上がりの目玉焼きを半分に折って提供するのが流行った気がするが(小生が小学校の頃かな?)、これが小涌園の伝統的なスタイルなんだろう。たぶん。 キッシュは普通にパイかピザにしか見えんかったのが笑える。 なにげにけっこう大人気だったのがこの牛すじ煮。そりゃみんな好きやわな。 昨晩の飯で、ステーキコーナーでよけていた脂身やスジはどう活用するのかと気になってたんだが、おそらくこれだろう。すじ煮込みって日本だけの文化ではないと思うけど、こうやって捨てる部位まで美味しくいただけるのはエコだよね。エコなのかな。 さて、そろそろハンバーガー職人としては気になるローストビーフさんどへいくかな。 サーブ時には大量に作り置きしてあったので、当然このサンドイッチは冷めきってる(というかおそらくは最初から冷たい状態で出すこと前提かもな)。 真っ黒なバンズを使ってる時点でこれは見た目&パフォーマンス重視のネタ系商品だと半ば断定しており、正直なところクォリティは全く期待していなかった。だいたいこういう見た目の商品って見掛け倒しなことが9割以上やし、ローストビーフっていうのも正直なところ文字面の記号が独り歩きしてて、実際は粗悪品ばかりという経験ばかりなので、本当に期待はしていない・・・ と、食うまでは思ってたんだが、本当に最高に良い意味で予想を裏切られた。超ハイクォリティやったわ。 特筆すべきは、何といってもまずこの真っ黒なバンズ。どうせ着色しとるだけのフニャフニャバンズかと思いきや、なんと超ライトなふわもち食感で表面パリッパリの最高のバンズ。冷え切っていることを差し引いても大幅にお釣りが来るぐらいの実に最高のバンズ。 ここ最近のサンドイッチバンズといえば、HATの特注バンズが最強だったが、それに匹敵するぐらい上出来。 メキシカンサルサ風の香辛料がばっちり利いたワカモレソースと、黒胡椒の利いたもっちりローストビーフの出来も上々で、見事に1個のサンドイッチとして完成されている。 これが朝食バイキングで出てくるとは、やはり小涌園侮るべからずやわ。 正直なところ、このローストビーフサンド1個で昨日の夕食の価値を無に帰するほどの価値がある。 格好が良いだけの名物が世に蔓延る中、ここまでのモノが出せるとは・・・逆に、他のメニューもっと頑張れよと言いたくなるんだが、とにかくこれはすごい。この旅の中でハンバーガーやサンドイッチ系での出会いは一切期待していなかっただけに、とんでもない僥倖だった。 結局朝もデザートに手を出してしまった。 これも正直なところ、こんなありきたりなデザートに手を出さずに、ローストビーフサンドをあと2個ぐらいじっくり味見して分析しておけば良かったと後悔している。それほどの出来だったわ。 南無三。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2024.03.14 20:22:53
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