草履の世代交代
草履は、昔あるおば様からプレゼントされた紅白のおめでたそうなものがあったのだが、年月が経って赤い部分がパリパリと剥がれてくる。これは大切な宝だったのに、「もうトシ(年齢)だし、他に履きやすい草履が買えたらこれは捨てよう。」とおもっていた。 でも捨てられない。若き日の思い出のある草履だから。鼻緒もゆったりとしていて歩きやすい二度と手に入らない物だから。 最近の流行は太い鼻緒で幅広のウレタン底。足指も痛くなりにくいしクッション性があって歩きやすいとのこと。幸いなことに着物屋さんが「五嶋紐」のフェアをしていて、帯締めと鼻緒を五嶋紐であつらえることができた。 新しい草履 古い草履 さあ、年増女の和服が一式そろったので、明日は立派に着ていくぞ!