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テーマ:小学生の旅育 学たび(48)
カテゴリ:旅で学ぶ 東北地方
5月3日、山形県の米沢に行きました。この日は上杉祭りの最終日。上杉謙信と武田信玄が戦った伝説の川中島の合戦を再現した催しがあります。
私たちは事前に合戦観覧桟敷席のチケットを確保していて、新潟市から出かけました。新潟から近いかと思ったら、片道2時間半以上かかった! 事前にいただいた案内では、合戦は13時からだけれども、混雑するので1時間前に会場に着くようにとの事でした。12時過ぎに駐車場に着いたときにはもう無料駐車場は満杯で入れませんでしたので、近くの民間の駐車場を探し、会場にいそぎました。結果、会場に着いたのは12時半ごろでもう大方の方が着席されていました。特別席入り口でチケットを見せると、水と座布団(お土産)を渡され席へ案内されます。お腹が空いていたので、特別席から一旦出て、屋台へ。列に多少並ばなければならなかったこともあり、米沢牛の串焼きだけ買って席へ戻りました。 合戦の時間前とは言え、既に両陣営とも会場にいて、なんとなくゆるくワーワー言ったりしながら合戦のふんいきを醸し出しています。なので、1時間前に会場入りして飽きる事はないかと思います。遅れて会場につくと観客席の前の方から係に付き添われて席につかなければならないので、結構目立ってしまいます。 時間になると、開会の挨拶などがあって、その後出陣の儀式などがあります。戦う前はこんなふうに戦勝祈願を行ったものだったのだなと思いました。 武田信玄↑盃から酒を飲んで割り、カツラのようなかぶり物を被る。上杉謙信方は毘沙門天にお参りします。↓ 武田方がキツツキの戦法を取り、上杉方が車懸りの陣をとり戦った様子など、戦いの経過がよく記憶に残りました。 有料席なのでさすがによく見えました。 私たちは上杉陣営のほうの席に座りましたが、上杉謙信が刀を振り下ろし武田信玄が軍配団扇で受けるというあのシーンを間近で見たいと思ったら武田陣営の方がいいかと思います。 ↓上杉側の席から見たところ 合戦の再現といっても、全体的にのどかです。「者ども突き進め!命を惜しむな!かかれ〜!」といった声で兵士が相手方と戦い、「者ども引け〜深追いするな」とか言われて兵士が両陣営に引きかえす、ということが何度か繰り返されます。「突き進め、かかれ、引け、深追いするなって、こういう上司いたら困るよね。」って娘に理解されるかはわかりませんが、言うと娘ちゃんも「本当の戦いはこんなじゃないね。誰も死んでないしね。」と言いながら観ていました。 最後は総力戦になって両軍入り混じります。 たくさんの人が倒れ、「武田勢の死者は四千余、上杉での死者は三千余と伝えられ戦国時代最大の戦いと言われております…」といったアナウンスが流れます。 その後「寝転がってる方達、お疲れ様でした。もう起きていいですよ〜。」とのアナウンスに笑いが起こりました。 後ろに座っていたカップルの都会的なお姉さんが「壮大なチャンバラごっこ!」とツッコミを入れてらっしゃいました。 でもまぁ、楽しかったですよ。観てみたかったのです。娘ちゃん上杉謙信好きだしね。もっとしっかりお昼ご飯やお菓子を用意して観戦すればよかったという事だけ反省しております。 終了後、長い列に並んで上杉謙信役の方と武田信玄役の方、両方と写真を撮っていただきました。 帰る前に上杉神社によりました。米沢には昨年の夏も来たのですが、この時期花が綺麗かもと思ったので、いってみると上杉神社の近くは、屋台が並んで賑わっていました。普段には上がっていない幟も飾られていて楽しいお祭りのふんいきを味わえましたよ。 小学生におすすめの勉強になる旅の記録まとめてます↓ https://plaza.rakuten.co.jp/thm/377004/ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
November 9, 2020 12:16:18 PM
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