2005/06/22(水)12:55
イマジネーションと身体
昨日ご紹介した、yomogiさん「サッカーの入り口」のコメントにイマジネーションと言う言葉がありました。
私もサッカーみるの大好きですが、サッカーでよく言われるのは、相手の動きを予測する。ということですね。予測と言うと理論的で経験値を必要としますが、しかし、それだけでは、現実には役に立ちません。そこにはさらにイマジネーションが必要とされるのですね。
身体も理論だけではわかりません。相手の身体をイマジネーションすることが出来なければ、コミュニケーションが難しいのですね。
よっちゃんさんが「頭が固いと身体も硬い」と教えてくださいましたが、イマジネーションができるような、柔らかい感性と頭を持っていなくてはいけないな~~と思いました。
確かに頑固な固い頭の人は身体も硬いようです。身体が硬いから頑固なのか・・・・どっちがさきかな?
考え方を変えると、身体も変わるので、やはり頭が先かもしれません。
自分の身体を、イマジネーションしてみる。人の身体もイマジネーションしてみる。そうすると、どこがどんなふうに辛いのか、どこに原因があるのかわかるのではないでしょうか。そこから治療が始まるんですね。だから、治療をする側は、ニュートラルにいろいろな人の身体をイメージできるような状態でいることが望ましいのかもしれません。
相手の身体の中までイメージする。自分の身体とは当然違います。自分は楽に出来ることでも人によっては、たいへんなことだったりします。
自分の価値観だけではなく、相手の価値観にたってみてみると、なぜ、それができないのかわかるのではないでしょうか?
簡単に見えるけれど、とても難しいことです。
イマジネーション力がないと、相手の立場に立って物を考えることはできません。
最近コミュニケーションのにがてな若者が増えているといわれますが、相手の気持ちを想像することが出来ないのも、イマジネーション力が足りないのではないかしらね~~~~!!