仕事再開の練習
まーちゃんも小学校にあがり…私自身も何か未来に向けて動きだしたいなあ~と思っていた3月。国際支援のお仕事でとってもお世話になった先輩から突然の電話。「よかったら、仕事手伝ってくれないかなあ~」あまりのタイミングにびっくり。私のびっくりぶりに、先輩もびっくり。「じゃあ、学校始まって子どもたちが落ち着いたら…」ということで電話を切った。それから1ヶ月あまり、いろんなことを考えた。私は子供たちのお役に立てる仕事を将来したいと思っていた。それから、これは本当に夢のまた夢だけど、お母さんや小さな子どもが安心してちょっとご飯を食べられるようなちっちゃなカフェでもやりたいな…とか。以前はとっても打ち込んでやっていた国際支援の仕事。今の私の生活とあまりにかけ離れていてちょっと二の足を踏んでいた。そこへ、まったなしの先輩からのヘルプ。「タイの法整備について調べて~」「パキスタンの地方行政について調べて~」先輩がどんなに急を要しているかよくわかった。私にほんとうに貴重な体験をさせてくれた先輩。ここはやらねば…と思った。そして、やっているうちに、思った。他のことも考えようって。ちょっとしたタイミングがずれただけで、「あんなに魅力的な話なのに~」ということに手が届かないことがある。でも、ちょっとしたタイミングでうんと私に近くなる出来事がある。これって、やっぱり何かあるってことだと思う。目の前にあることをとりあえずちゃんと手を抜かずにがんばろう。そう、そうやっていつだって目の前が開けてきた。回り道になるかもしれないけれど、ちゃんといつか辿り着く。