mamaじかん　～NEW

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• 些細なことだけど…

  先週、蕁麻疹で学校をお休みしたれんれん。まだ時折、痒くなることがあるけれど、もうそろそろいいかな…というところまできた。疲れや不安…言葉では表せないいろんなもの…を、たくさん出して、そして自分の力で整えていく作業が終わりつつある。こういったことを何度も重ねて強く育っていくんだと思っている。さて、昨日は朝送っただけで帰ったので、今日はちょっと居てあげようと思い、いつものように教室の後ろで座って見ていた。朝の会が始まって、なにやら机の中をゴソゴソしはじめたれんれん。何をしているのかな？なかなか捜し物が出てこないようす。見てあげようかな…と腰を浮かしかけてやめた。さんすうの教科書を引っ張っている。私はものすごーく感動した。そう、１時間目はさんすう。みんなの机の上にはさんすうの教科書が出ている。今まで先生の声かけ（しかもかなり何度も）が、いつも必要だった。自ら周りを見渡し状況を知る…とても些細なことだけど、小さな小さな一歩。小さなものがポツリとれんれんの中に落ちた。広がっていくと信じて…。ちなみに５時間目の授業参観…れんれん、眠そうだな～と思ったら…机にうっぷして寝ていた……ありえない…ありえるか…（泣）

  2007.05.29

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• パパ～♪

  昨晩 パパが帰国した。およそ２年に渡る単身赴任がようやく終わった。終わった～終わった～れんれんは朝から出会う人すべてに、「今日パパ帰ってくるんだよ～」と言い（学校に行っていたら全校中にふれ回っていただろう…）、まーちゃんは、「パパは１００日くらいずっと働いたからもういいんじゃない？」としみじみ語っていた。前回、「帰る」と聞いていたのに直前になってキャンセルを味わった私は、「玄関に現れるまで信じない」と言っていたので、「今、韓国」「今、成田」というメールをみては小さくガッツポーズになっていた。パパがいる風景はやっぱりすごく心地いい。何だかざわざわしていた我が家、これで少し風通しがよくなるかな。パパの脱いだパジャマにくるまって、「パパのにおいがするぅ～♪」と言っていたまーちゃん。よかったね。

  2007.05.24

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• 連絡帳にお手紙

  れんれん　学校を休んで今日で３日目。先生からは毎日、連絡帳に何かしらメッセージがある。れんれんがいなくて先生もたまには平和（？）な時間を･･･と思っていたのに、それはそれでとても寂しいとしみじみ言ってくださって、素直に嬉しかった。昨日はクラスのお友達が連絡帳を届けてくれた。「まだ治らんのん？また一緒に公園にいこうなあ。○○君も心配しとったで」とかわいらしい関西弁で一生懸命れんれんにお話してくれていた。そして今日の連絡帳･･･いつもとおり先生から一言。今日の宿題。明日持ってくるもの。それから・・・・・・？？？なんだ子供の字は・・・・「れんれん～見ててごらん」嬉しくなってれんれんを呼んだ。そこにはクラスのお友達かられんれんへの言葉が･･･。「れんれんくんへ　はやくげんきになってね」「れんれんくんへ　またいっしょにきゅうしょくたべようね」どれもそんな感じの文だったけれど、連絡帳の細い行に大きな字が、でこぼこしながら並んでいた。どの子の顔も全部思い浮かぶ。「あ～あの子の字はこんななんだなあ」蕁麻疹がたくさんでて、学校へまた行くようになったら大丈夫かな･･･と少し思っていた。でも、あのクラスならきっと･･･。れんれんもきっとみんなの優しさがわかるようになるはず。「なおったらまたあそぼうね」れんれんもお返事を書いた。小学生は「お勉強しようね」じゃなくていいのか･･･？ま、いっか。明日もう一日おやすみ。

  2007.05.23

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• 新しい出会い

  子供たちの幼稚園にはわりと｢自然治癒力を高める」という考え方で病気と向き合う考えのママが多い。「ホメオパシー？なんじゃそれ･･･（怪しい）」と言う風にはあんまりならない。（以前、実家の母に「新興宗教じゃないじゃろうねえ･･･？」　　と怪訝な顔をされたことがある。考え方はそれぞれなので難しいところ）なので、時々「あそこの病院がいいよ～」みたいな情報が入ってくる。以前から、「ホメオパシーも取り入れている病院」はとても気になる存在だった。でもおかげさまでなかなか病院とは縁がなく暮らしていた。･･･が、今回のれんれんの蕁麻疹騒動。実は、ようれん菌の判定も出てしまっていた。ようれん菌は１０日間ばっちり抗生物質だと巷では言われている。腎臓や心臓に後遺症がのこってしまうことがあるからだ。う～ん　薬･･･くすり･･･クスリ････「そうだ、あの病院へいってみよ～。　点滴に使った抗生物質の毒だしのレメディーも出るかもしれないし、　ようれん菌にきくレメディーもきっと出してもらえる～♪」しかし････先生はこういった。「抗生物質が悪で、ホメオパシーのレメディーなら安全と言う考え方は時に危険です。　ホメオパシーのレメディーから大きなものが帰ってくることもあるのです。　それは時にとてもやっかいです。　大切なことは、お母さんが子供のことをちゃんと考えて決めることです。　それでいいのです。　彼のことを考えたのでしょう？抗生物質を使ったことを後悔することはありません。」点滴のときに使った抗生物質のことを相談しようと思っていた私はなんだか拍子抜けした。確かに一生懸命考えた･･･そっかそれでよかったのか･･･「じゃあ、ようれん菌の薬は･･･？」「お母さんがしっかり考えて決めてくださいね」薬は飲まないことにした。ようれん菌は大丈夫。帰りに「波動水」とよばれる、れんれんの情報が入ったお水を処方された。これについてはまた･･･現代医学の考え方にギモンを持ち始めてからは、病院にはあまりたよらずに･･･と思っていた。けれど、現代医学のこともよく知った上でホリスティックな医療を取り入れているお医者さんがいるというのはとてもありがたい。いい出会いがあってほんとうに心強い。私もちょっと頑なだったところがほぐれた。心も体もちゃんと健康でありたい今日この頃･･･　追伸：保険もきくなんてね～しみじみありがたいなあ。

  2007.05.21

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• お休み

  れんれん 全身に蕁麻疹。小さいときからたまに軽いのはあった。うちは基本的には病院に行かない。症状を押さえ込む治療や薬で治癒していくことをあまり望んでいないから。しかし…さすがにこれはなんかヤバいと思った。体はボコボコで顔も赤い。足はむくんでパンパン。歩けないほどに痛い。ホメオパスにも連絡つかずでレメディーの指示も貰えない。私のキャパは明らかに越えている。で、まーちゃんを預けて病院へ。「もう少し症状がヒドかったら入院でしたね」お医者さんに言われたときはぞっとした。たかが蕁麻疹、されど…と言う具合で、呼吸困難に陥ることもあるとのこと。今まであまり薬を飲ませてこなかったから、薬が体に入ることにすごく不安や抵抗を覚えてしまうことを話してみた。先生はどんな状況が今れんれんの体の中に起こっているかそして薬についてもよく説明してくださった。「今、こんなにも痒くて痛がっている状態から離してあげることも治療です」目の前にいるれんれんを早く落ち着かせてあげたかった。そして点滴…けど、点滴をして最悪な状態を脱したにもかかわらず、なんだかすっきりしない私もいた。ホメオパシーを始めてから、症状は単なるサインでその奥にある原因を考える癖がついてしまった。だから表面に出ているものだけ無くしても、また別の形で何度でもサインとして症状が出てきてしまうのでは？と思う傾向にある。だからなるべく病気と向き合えることの出来るレメディーで治癒の道を辿りたい。れんれんの体は何かを訴えていたはず。でも、叩いてどこかに追いやってしまった気がする。じゅうぶんに悪いものを出し切れたかな…？学校がやっぱり原因なのかな…と思う。けど、だからってイコール学校に行くことが悪いとも思えない。そう端的なものでもないな…と思う。もしかしたら私なのかもしれないし…昨日は私の具合が悪くてどこにも行けなかった。今日も…そして明日は学校を休む。とにかく少しお休み。また考えよう。

  2007.05.20

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• 私のせいかな…

  れんれんと教室まで…といつも通りの朝。ふと見ると泣いている男の子。時々、ママが小さな赤ちゃんを連れて来ている子だ。「どうした？」「僕もママに会いたくなっちゃった～」あ～そうか…そうだよね。ママに会いたくなるよね。ついてきて欲しいよね。れんれんだけママ来てるもんね…「ママ付いてきて。」「いいよ」「ずっといて」「それは無理よ。ママは学校に行けないでしょ」「いいんだよ。れんれんさんのママいるよ」こんな会話が少なからずあるだろう。私は泣いてる男の子の背中をずっとなでながらお話した。「頑張ってるね。ママに会いたいけど、学校でちゃんとお勉強してるね。いつも見てるよ。れんれんはママ～って追いかけてお教室から出て来ちゃうもん。れんれんも頑張れるといいなあ。強いね～」泣きながら コクンコクンと頷く。ちゃんと出来ているように見えても、学校で一生懸命頑張って頑張って…という子もいる。れんれんについて学校にいると、１年生はまだまだ小さな子供だな～としみじみ思う。私が学校にちょくちょく行くことで、何とか落ち着いている子がざわざわしだすことがあるかもしれないと思っていた。でも…れんれんと今は試行錯誤の時。周りに恵まれていることを改めて感謝して、少しでも私にできることがあればしていこう。「れんれんのママでもよかったら、一緒にいようね」そう話したら、また頷いてくれた。

  2007.05.17

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• 海に

  いろんな気持ちだった１週間が終わった。土曜日になったら鎌倉に行って海に寄ってこようと決めていた。子供たちもお気に入りの おにぎり屋さんと焼き鳥屋さんで昼ごはんを調達。静かな えびすさんの境内で腰掛けて食べた。それぞれ小さなお地蔵さんにお願いことをした。ハワイアンキルトのお店できれいな青い布を買った。これも決めてたこと。海へ行くとイベントでいつもより賑やかだった。アイスの会社が協賛らしく、お姉さんにアイスをもらった。まーちゃんとラッキーだったねとニンマリ。少しの間、フラダンスやバンド演奏を眺めて過ごした。そしていつもみたいに…波が来たら逃げる遊びをして膝まで濡れて…貝殻を拾って、お砂のケーキにくっつける遊びをした。何かあってもなくても、ひとりでもみんなでも、ほんとによくここへ来る。すごくあたたかなものをもらってる気がする。子供たちもこれから大きくなって、そんな時間をここで持つのかなと思ったりした。帰りの車でまーちゃんはぐっすり眠って、れんれんはずっと外を見ていた。また 行こうね。

  2007.05.12

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• クラスメイトたち

  れんれんのクラスメイトはこの頃、私がいる風景にすっかり慣れている。前は「何で～れんれんさんのお母さん～？」みたいな感じだったけど、この頃は「あっお母さん～」ってな様子。初めはれんれんのことをよくお話ししていた。「いつも助けてくれてありがとねえ」って私が言ったり、「今日　れんれんさんね････」と様子を教えてくれたりしていた。そのうち自分のことをいろいろと教えてくれるようになった子もいる。授業中にこっちをチラっとみてにっこり笑いあったり、わからないときにこっそり私に尋ねてきたり･･･、休み時間中に肩を揉んでくれたり･･･、友達でもなく先生でもなく自分のお母さんでもない･･･微妙な関係のオトナなんだなと思う。でも、なんかちょっと楽しい。何となく私を警戒していた男の子は、給食エプロンのボタンのかけ違いを直してあげたりすることが続いたら、「さようなら」って言ってくれるようになった。今日は朝の登校から少し長い時間れんれんと一緒に過ごした。（お友達がまーちゃんを預かって幼稚園まで連れて行ってくれたおかげで･･･）そのせいか、れんれんはとても落ち着いていたようだ。　　クラスの男の子　｢先生、今日れんれんさん泣かなかったね」　　先生　　　　　　「そうだね。どうしてかな」　　クラスの男の子　「強くなったんじゃない？」こんな風に会話をしたそうだ。何で学校に付き添わなくちゃいけないんだろ･･･って思うこともある。前向きになれないときもある。子供たちの何気ない一言が気になる日もある。けれど、私はいつもいつも　子供たちに元気をもらう。「れんれんさんのお母さんのことが好き」って今日はかわいい女の子に言われた。なんだかとっても嬉しかった。　

  2007.05.11

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• 教室でひとり

  学校へ今日も行く。朝、送って…縦割りの集会が校庭であるので一緒にでる。お姉ちゃんが迎えに来てくれ列に入る。でも、ずっと私を見ている。いなくなったらすぐにわーわーなりそうな顔。高学年の子の説明を静かに聞いている時間に泣きわめかれては困ると思い、しばらくいた。ジャンケンゲームで騒がしくなるのを見計らって一旦帰る。委員会に出る前に再び教室へ…でもいない。教室に居られずに個別支援級の教室へ行っているようす。そういうときはお邪魔させていただいているらしい。こくごの宿題をしていた。「また来てね」と言われる。委員会が終わりまた覗く。またいない…いた。窓際の給食配膳台にうつ伏している。虚ろな目。まるで意欲のない顔。心ここにあらず。ぼんやりとしていて何をするにも、ほとんどされるがまま。もしくはぐずる。お友達の優しさにも気がつかない。先生や私がいろんなことを話し合っても届かない。たくさんの人がいるのに、ひとりぼっちを感じるれんれん。強い拒否ではなく、でもパタンと静かにドアを閉めてでてこない。まわりが何をしようが言おうが関係なくそこにいる。どうしてそんなになっちゃったの？きらきらの笑顔と強い目は学校では見られないのかな。ねぇ れんれん きみがのぞむことはなに？ママにはわからないのかな。

  2007.05.10

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• ギモン

  今日から朝は教室まで行くことにした。教室でれんれんを手伝い、お友達とお話をした。「また来るよ。いつ来てほしい？」「お勉強のときと給食当番のとき」「まーちゃん、幼稚園送ってから来るよ。」「後でね」その時は元気に言ったけど、振り返ると廊下に立ってずっとこっちを見ている。泣くかもしれないな～と思いながら一旦帰る。まーちゃんを送って、買い物や家事をすませて学校へ。でも誰もいない。体育の授業で近くの公園まで行ったらしい。せっかく来たし･･･と思い個別支援のクラスを覗いてみた。「あら、れんれんさんのお母さん」「３組はお出かけで…」「こちらで一休みどうぞ」と招き入れてくれた。学校で時々時間をいっしょに過ごしてみることを話した。私の不安も話した。「いきなり離してみたほうがいい子もいます。　少しずつ距離を離していくほうがいい子もいます。　たくさん方法はありますよ。　いろいろやってみればいいんですよ。ね。　さっき、３組にお邪魔させてもらったら何か褒められて○をもらっていましたよ。」気持ちがすこし和らいだ。静かな個別のクラス。１年生の男の子がひとり、先生とお勉強中。ひらがなのカードをしていた。続いて あさがおの種まき。れんれんよりあきらかに授業へ気持ちが向いている。れんれんが仮にここへ来たとして…と想像した。たぶん「やんない～」って言うな…。れんれんたちが戻ってきた。「いつでも来てね」と先生。さて、1年３組･･･子供たちはもう私をすんなりと受け入れている。私は後ろに椅子をもってきて昨日のように授業を見る。先生はみんなが楽しめるように…、わかりやすいように…、と気を配りながら進めている。一方的でもないし、みんなの反応も見ている。じゃ なぜ れんれんひとり宇宙と交信状態なのか。何でこんなにも自分の世界なのか。今、興味ないんだな…感覚違うのかな…課題は大きいな…ぼんやりそんなことを考えながら眺めた。不思議とのんびり・・・・

  2007.05.08

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• 学校へ

  「もし時間があれば学校へいらっしゃい…」と校長先生からお声掛けがあった。毎朝泣くのを必死に我慢して学校へ向かうれんれん。学校で「ママ…」と泣く場面はかなりあり、授業に向き合うどころではとてもないようす。「お母さんがいることで気持ちが落ち着くこともあるかもしれませんよ…」 担任の先生からもそう言われた。今まで門までは送っていたけれど、そこから一歩入ることをしてこなかった。このまま私がいないと学校生活が成り立たないようになっちゃったらどうしよう。ここは辛くてもれんれんが一人で乗り切るところじゃないかな。他の子が何て思うかな。他のお母さんが何て思うかな。まーちゃんの幼稚園もあるしな…でも、ごちゃごちゃ考えていても仕方ない。一回帰ってきてしまったれんれんと再び学校へ。算数の時間。れんれんはときどき私を振り返りながら、大きさくらべの数字カードを引くゲームに参加したり、ワークブックをしていた。続けて音楽も見た。じっと座ってるより楽しいから一緒に歌も歌った。給食当番のお手伝いもした。ソースをこぼしてしまったれんれんは、「まだたくさんあるから大丈夫だよ」とお友達に励まされていた。これから先はどうなるかわからない。明日もまた学校へ。

  2007.05.07

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• ちょっと立ち止まり…

  子育てをしながらのいろいろな思いは、子供達の命がそこにちゃんとあるから。大きな声で笑ったり泣いたりしているその日常を当たり前だと思って過ごしている。ここのところ、新しい生活で気持ちがすごくざわざわしていた。小さな命をなくしてしまったママの話をお友達に聞いた。ついこの間まで元気にそこで輝いていた命。今…子どもたちが側で呼吸をしていることの幸せ…そのことをちゃんと思わせてもらった。今の私にとても大切なこと。

  2007.05.03

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• 私も泣いた

  「大丈夫かな」先生に声を掛けられた途端に涙がポロリ。今日のアトリエでのこと。れんれんがことあるごとに、ぐずぐず言っていて話が通らない。彼も学校で頑張っているからだと思うけど、何でもないことで泣く。「絵の具が…」「紙粘土が…」「のどがかわいた…」何度も何度も…「泣かないでお話できないの？もうやだ」いろんなことがどっと押し寄せてきてその場にいられなくなった。一緒に来ていた友達が心配して来てくれた。彼女も先週は子供の喘息がひどくなり入院に付き添っていた。「ごめんね。疲れているときに。」そこへ先生がきた。「頑張っているね。学校は大変だね。同じ思いをしてきたからわかるよ」背中をさすってくれる。「背中も肩もパンパンだ」「すみません。ここで怒るのなしでしたね」「いいのよ。辛くなったり、泣きたいこともあるよ。」「私がすべてをちゃんと受け入れなくてはって思うのに…。周りに流されないようにって思うのに…」涙が止まらない。「れんれんはほんとにかわいい子だね。いろんな人に愛されていて大切にされる子に育ててきたのはママなんだよ。自信を持ってね。自分を責めないでね。」れんれんのお背中をいつもさすっている優しい手。ずっとずっと泣いていた。れんれんのこと。まーちゃんのこと。私はちゃんと出来ているのだろうか。もっと頑張ってる人だっている。辛いのは私だけじゃない。弱音を吐いちゃいけない。不安や心配があっても前向きに…「大丈夫」と思いたかった。私の弱さはれんれんに伝わってしまう。もっとしっかりやらなくちゃ。でも力みすぎもよくない…一日のなかで、つい怒ってしまう時間が増えていた。もっと穏やかに話を聞くゆとりも少なくなっていた。はっとして深呼吸をすることもたびたびだった。「ごめんね」を言うにも時間がかかった。その日のうちに仲直りできない日も多くなった。どうしたらいいかわからなくなっていた。「親だってみんなと同じようにやりたいよね。なんでうちの子がって思うよね。我慢しなくていいよ。そういう時もあるよ。あっていいよ」ぎゅっと抱きしめてくれた。次から次へと涙が出てきて、たくさん泣いた。前向きじゃない、頑張れない私をさらけ出しても、ちゃんと受け止めてもらった。ただそのことがすごく胸に残った。脱せるのか私…

  2007.04.28

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• ポストイット

  れんれんが帰ったら連絡袋をチェックするのが日課。今日はプリントや画用紙が入っていた。どれにもポストイットが貼ってある。先生、早速使ってくれたんだ～。気持ちが不安定ななかで、授業をしっかり…という風にはまだまだいかない。でも、ひらがなも数字も好きなれんれん。学校ではゆっくりと進めばいい。お家でまた落ち着いて出来るということもある。先生はその思いをわかってくれて、連絡帳に「今日はここまで」と言うようなことを書いてくれていた。でも、連絡帳にいちいち書くのは大変。「今日は書けなくて」と申し訳なさそうな先生。この間の講座でセアラ姫さんに、「ポストイットを使うと先生だって楽ちん」と教えてもらった。れんれんの筆箱に入れてあることを先生にも話しておいた。で、今日…「色塗りです。いつでもいいです。」「名詞つくり。組と名前を書く。明日使います」たくさん持って帰ってもその日に全部できない。とりあえずのことから出来る…ちょっとしたことなのになぁ…。すごくいいなぁ。お願いしやすい。すぐ始められる。もっと何かあるかも…。

  2007.04.27

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• セアラ姫さんの講座に

  学校への思いがいろいろななか･･･日曜日にセアラ姫さんの講座にでかけた。軽度発達障碍の子供を持っている親たちのための講座･･･今回は小学生低学年の教科書を見てどのように学んでいるのかを知ったり、また事前に準備しておくとよいことなどをお話いただいた。また、学校の先生と連絡を取りあう時のポイントも教えていただいた。私はれんれんの先生は一生懸命にやってくださっている･･･ので何とかなると思っていた。でも、先生の固定観念のために「どうしても動かないこと」があることも知った。ちょっとした発想の転換で「さくっと動くかもしれないこと」があることも知った。それは同時に私の中にあったものだなと思った。知らなかったから先生にうまく提案できなかったということがあった。例えば、れんれんの先生は「個別の対応が必要で･･･」ということをよくお話される。聞いている私は「いちいち申し訳ないなあ」と思っていた。「先生はほんとうに　みんなを注目させてから　お話をされていますか？」「みんなを注目させるために工夫していることがあるかしら？」とセアラ姫さん。クラスに「みんなと同じように理解するのが難しい子」がれんれんの他にもいるはず。いちいち一人ひとりに、「わかってる？こうするのよ」って言わなくてもすむ方法。「注目～」と大きな声で呼びかけるのもよし･･･手をパンパンと叩くのもよし･･･先日の授業参観を思い起こしてみた。先生は低学年を担当されるのはものすごく久しぶりだとお話されていた。そういえば、「みなさ～ん」みたいな語りかけがなかったような気がする。高学年ならそれで流れていく時間。先生にとって、もしかしたらそれが当たり前になっていないかな･･･？？あと、ここまで進みましたよ･･･ここが出来ませんでした･･･というのを連絡帳に書いてもらっている。でも、ポストイット1枚貼ってもらえばわかること･･･そしてそのポストイットをれんれんの筆箱に入れておくことを伝える。早速出来る、具体的なこと。最後に家に帰ってすぐにやったことを･･･それはれんれんの消しゴムをセアラ姫さんからいただいた「無印良品」のものに変えた。小ぶりなサイズの上にとっても消しやすい。力があんまりいらない。今あるものにこだわらず、発想を変えてみるってことさえ気がつかなかった私。まだまだまだまだ・・・・・・　　である。

  2007.04.23

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• とうとう、泣き出した

  朝、「行ってきます」て玄関を出たれんれん。あんまし元気がない。「一緒に行こうか？」「いい」「大丈夫？」「行くから」不安そうな顔が気になって、その場に立ち止まり後ろ姿を見ていた。すると、れんれんを振り返る子供たち。離れていてよくわからない。どうしたかな。門のとこにいた先生が駆け寄る。私も…すると泣いていた。悲しい顔からポロポロ涙がこぼれ落ちている。「帰ろうか」そう言って手を引いたのに、「行く」と言う。「じゃあ先生と行こう」けどその手も取らない。泣きながら「ママは？」「送るのは出来るよ」「行くから」そうして先生と歩き門をくぐった。耳に届く泣き声。うちに帰ったら８：１５。それから…まーちゃんを幼稚園に送る時間の８：５０。「れんれんがいる」ドアを開けて通りに出たまーちゃんが言った。「はっ？」確かにいた。ランドセルを背負ったまま。「どうしたの？帰ってきたの？」交通パトロールのおじいさんが一緒。れんれんはおじさんとふざけている。「何してんのよ！」自分でもびっくりするくらいの大きな声。「怒らないであげてね。先生が今来るよ」門のとこで今までずっとぐずっていたらしい。先生はその間つきあっていたということに…。担任の先生も来てくれたけど、足は動かず。先生には謝って学校に戻ってもらい、れんれんを玄関に引き入れ、話をする（と言うか説得）。「今日は休みなね」「いく」「泣きたい気持ちはわかるよ。嫌なら行かなくていいよって言ってるじゃん」「いく」「行くならそんなに泣いてばかりで、帰る～とかあれもこれもイヤ～って言うのはしないの。学校では学校でやることがあるでしょ？やりたくなかったら休む。そんなに悲しい気持ちで行くのは楽しくないでしょ。決めなさい。」学校に行くからには「ここまで」というものがあるのも現実。１年３組には同じように不安な気持ちで学校に来るお友達だっている。先生の手を欲してる子もいる。それをわかって欲しかった。でも、こんな言い方じゃよくないのもわかかっていた。どこも気持ちに寄り添ってない。まーちゃんの幼稚園の時間も迫っていてつい強い口調。朝から緊張しっぱなしの毎日。弱音や余裕のなさががでてくる…。「いく」「じゃ、送るね」そして教室まで…。ちょっと不安そうにこっちを見た。れんれんの登校に気がついたお友達が廊下に来てくれた。一日、事あるごとに泣いたり、拗ねたりして過ごすんだろうな。幼稚園はすっかり遅刻。こんなこと…とさらりと笑ってかわせるようになりたい。

  2007.04.23

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• 学校はすべての子供に居心地がいいのか

  金曜日にテレビを見ていたら、室井佑月さんが透視をしてもらう･･･というのをやっていた。「周りの子と同じことをするのが本当に嫌だった」と言っていた。それは別に人と違うことがしたいとか、みんな同じでつまんない･･･というような感覚ではなく、「理解できなかった」という感覚のようだった。「とても苦しかった」というようなことをお話されていた。みんなと格別に違った感性。ごくごく少数派。ほとんどの子が同じように過ごしている時間にあたりさわりなくあわせることの苦しさ。学校に行き始めたれんれんのことを考えた。ほんとうに彼が望む場所なのだろうか･･･みんな学校に行く。ほんとうにそれが幸せなのだろうか･･･先生や学校と話をする。もちろん私だってお家でできることは精一杯やる。彼の負担や不自由さが少しでも軽くなるように･･･でも、ズレていってしまわないだろうか。れんれんは毎日元気に家をでる。お友達もたくさんれんれんを助けてくれる。先生も「どうしたらいいかな」と考えてくださっている。いろんなアドバイスもある。理解し支えてくれる仲間もいる。以前の私ならこの状況をもっと前向きに捉えて喜んだ。でも、たまに思う。れんれんが心落ち着く場所を･･･と思って、土日はアトリエに行ったり、自然をより身近に感じられるところへ出掛ける。そうするといつもいつも忙しい。学校のこともたくさんある。どうして学校の中で、こんな時間をとることが出来ないのか。どうして学校に時間を取られてしまう･･･と感じてしまうのか。いろんな子供がいる。学校の中で楽しくやっている子もいる。でも、学校のカリキュラムの中で大きく息を吸えない子もいる。前向きになったり、こんなことを思ったり･･･なんだか心がざわざわして落ち着かない。私がこんなんではいけないなあ･･･と思いつつ、1週間がまた始まる。

  2007.04.22

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• ドキドキの授業参観

  初めての授業参観。ほとんど心境としては･･･「怖いもの見たさ」歩いている途中も、「現実をちゃんと受け止めよう。受け止められる･･･」とぶつぶつ暗示をかけて･･･。さて、国語の時間。あいうえおの詩（？）みたいのを皆で音読。列ごとに分かれたり、前から一列ごとに立って読ませたりと子供たちが授業を意識できるように進められていた。後ろから見てると、ときどきばらばらと教科書が戻ってしまうれんれん。「ありゃりゃ･･･」と思う私。でも、自分でお隣のお友達のほうを覗き込んで、ページを探してる。「どこなの」って泣かなかったねえ。えらい！！感心していると、子供たちが一斉に手を上げている。「あ」のつくことばの発表がはじまった。れんれんはじっとして、聞いているのかどうなのか･･･？ほとんど全員があたったあとで、「まだのお友達は立ってください」と先生。発表してないれんれんは座ったまま･･･そのお友達もそれぞれに発表をして座る。「みんなできましたね」授業が進む･･･次は「あ」のつく文章を･･･とその時、「れんれんさんがまだでしたね･･さあ立って･･･あ　のつく言葉何かな？」れんれんはぎこちなく立ち上がり･･･「あんこ　です」と言った。私的には拍手喝采。「れんれんさんが今言った言葉で先生ひとつ思いつきました。　あんこはあまいよ　あいうえお。」お友達が楽しく笑った。「れんれんさんありがとね」胸がすーっとした。それにしてもほんとうにお友達が助けてくれる。ひらがな練習帳のページが違えば「先生、れんれんが違うページです」と言ってくれ、うまく消しゴムで消せなくて「消せない～」といえば消してくれ、休み時間、うんていの途中で飛び降りるのが怖い～とべそをかけば抱きとめてくれ、給食の机は向かい合うように動かしてくれ、もたもたしてるとランドセルは持ってきてくれ、････みんな同じときに入学したのに、ほんとに頼もしい。よく泣いているようで、「れんれんが泣いていてねえ」と教えてくれる子もいる。ひとり小さな子が1年生のクラスに来ちゃった感じ･･･先生はかなり個別に対応してくれている様子。何事にも時間がかかりすぎている今。何となく「個別支援級」の話が出てきそうなそんな予感がしている･･･。もっともっと時間が欲しい･･･それは待ってもらえるのだろうか････れんれん、ほんとうに頑張っているとしみじみ。

  2007.04.20

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• 春がきた

  久しぶりに気持ちのいい天気。まーちゃんと幼稚園の帰り道、のんびり歩いた。雨上がりの歩道にはたくさんの桜。「きれい～。」ひとつ、ふたつ…と気がつけば小さな手からこぼれ落ちるほど。まーちゃんが拾ったかわいい春。

  2007.04.19

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• 役割

  「れんれんのいるクラスで保育が出来てとてもよかった」幼稚園で卒園生を送り、年度末最後の職員会議で･･･れんれんの担任だった先生がこう言ってくださっていたことを他の先生から伺った。全体リレーのときに、なかなかみんなと同じモチベーションになれなかったれんれん。走るのだってそんなに速くない。最初は「勝つ」にこだわっていた子供たちの気持ちに変化が出てきた･･･。みんなで走ることの大切さ。遅い子がいたらその子を振り返る優しさ。どうやったらうまく行くだろうと一生懸命に考えていた。1年間の保育を通して、子供たちのそんな場面にたくさん出会えたと･･･。先生には本当にお世話になった。そんな風に思ってくださってこれほど嬉しいことはない。共に学んでいくのだともっと堂々としていたい。れんれんの役割がちゃんとある。そう思った。

  2007.04.13

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• 自信

  れんれんは　うんてい　にはまっている。幼稚園のうんていをずっとコツコツと練習していて、今日はいくつ進んだ、今日はいくつ進んだ･･･と周りにも応援されながらすごした時間は、彼にとって宝物なのだと思う。卒園間近にすべてを渡り終えて味わったその思いは彼にとって自信そのものなのだと思う。小学校にもうんていがある。入学式の日に見つけた。その日はうまく出来なかった。でも、もう出来るようになっていて、休み時間にはいっつもやっている様子。れんれんにとって「うんていをする」ということはすごく深い思いのあることなのだと、昨日凹んで帰ってきていろんなことを考えてるうちに、ふとたどり着いた。なんで今頃そんなことを･･･である。「出来たんだ。すごいね」ってのは表面的なことだった。一生懸命に次の棒へ次の棒へと上を向いて、手を伸ばす姿をもう一度よく思い起こしてみた。真剣な顔。渡りきったときの満足そうな顔。そして「もう一回」と何度も何度も挑戦する。ひとつひとつ積み重ねていくことを心と体でちゃんと知っているれんれん。ママのほうが見えていなかったね。場所は小学校に変わったけれど、れんれんの本質は同じ。小学生になったからって、大事なことまで変わることなんてない。笑顔がとても素敵で、優しくて、のんびりで、頑張り屋さん。昨日はごめんね。

  2007.04.12

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• 学校の生活～がんばるれんれん

  給食のお手伝いに行ってきた。れんれんの学校では来週いっぱい新一年生のクラスにお母さんたちが何人か給食のお手伝いをしにいくことになっている。ちょっと早めに行って様子もみようかなあ～と行ったのが悪かった（？）完全にみんなの活動とずれているれんれんがそこにいた。配られたプリントをたたんで連絡帳袋にいれているお友達。給食が始まるので机の上を片付け始めているお友達。給食当番の支度を始めるお友達。いつまでも水色のクレヨンを握って絵を描いているれんれん。プリントは配られたときのまま。「終わりだよ。片付けて」といいに来た女の子の声も届かない。いつまでもクレヨンの箱が机の上にあるのが気になる私。声をかけてもいいのか･･･先生が側にきて、絵の裏にちゃんとお名前がかけていることを褒めている。ランドセルを持ってきて連絡帳袋と給食袋をもってくるように話している。立ち上がって行動を起こさない。給食当番もやらないと言っているらしい・・・。先生にべったりくっついて離れない。他のお当番のお母さんもやってきた。顔色がさーっと青くなるのを感じた。落ち着いてとてもれんれんを見ることができない。心ここにあらずのまま、給食のお手伝いをした。給食当番の白衣も着せてもらい、何もお当番らしいことをしないまま、脱がせてもらい･･･。ぶどうぱんも牛乳もいやだ。コールスローのようなサラダもいやだ。ミートソースのペンネをほんのちょっとだけ食べる･･･。それもずっと見たまま。お代わりをしにくるお友達に「えらいね」と言ってよそいながら、私は泣きそうだった。見ているしかなかった。何か言ったり、手伝ったりしないほうがいいと思った。一度だけ廊下につれだして、「大丈夫だよ。お当番もできるよ」と手を握った。楽しそうに給食の時間がすすむ。食べるのかな･･･しばらくしてちょっと私を振り向いて、｢食べてみる」と言った。そしてお皿にあるほんの少しのペンネを全部食べた。切なくて切なくてたまらなかった。こんな中でほんとうにたいへんだろうな･･･と思った。みるみるうちに新しいことをこなしていく子供たち。れんれんが過ごす時間よりも何倍も何倍も早く進む。気がついたら私は息をとめていた。帰り道、集団下校を送ったあとの先生にまた出会った。先生は私の心の内を察したに違いない。「お疲れ様」ととても優しく言ってくださった。「お手をわずらわせてばかりですみません」とうとう泣いてしまった。「何を言うの。こちらこそ行き届かなくてごめんなさいね。　まだ、どの子もあたふたしているからね。」「誰もしてませんよ･･･」「しっかりしているように見えても違うのよ。　れんれんさんはほんとうに頑張っているでしょ。　いろんな子がいるからね、ほかの子もいろいろだからね。」「申し訳なくて･･･」「申し訳ないなんて言わなくていいのよ。ゆっくり見ていきましょうね」お家に帰って連絡帳を見たら・・・　れんれんさんは、毎日一生懸命新しいことに挑戦しています。　　頑張っていることが分かります。・・・・と書いてくださっていた。あんなに頑張らせてもいいのかな･･･と、何度も今日のれんれんの顔が浮かんだ。そんなキモチ。頑張っていける強い子だと思うキモチ。今はただ時間が必要だな･･･と見守ることを大切に･･･。これが一番強いキモチ。

  2007.04.11

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• どうつきあう？先生

  学校２日目。「この間はみんながいっぱいいてびっくりしちゃったの。今日は大丈夫」力強い言葉とおり、はりきって学校へいった。休み時間にうんていをしたこと、その後で給食のお話があったこと･･･を話してくれた。でも、「持って帰ってきてよ」とお願いした手提げ袋を忘れてきたので取りに行くことに。（近いのはほんと～にありがたい）下駄箱はまだいまいち場所がつかめていないけれど、教室の場所はスタスタと･･･。ランドセルの棚に手提げ袋。何でここにあるのを見て持って帰らないかなあ･･･ふと机の中をみると、ふでばこと教科書が２冊残っていた。みんなの机の中には何にも入っていない様子。「ぜんぶ持ってかえるんでしょ？」「ごめんね」「ごめんね･･･はいいんだけど、先生のお話聞いてね」「うん」何だか様子がわかったような･･･。と、偶然にも下駄箱のところで担任の先生にばったり。「どうですか･･･先生」恐る恐る聞いてみる。案の定･･･全体での指示が通らないらしい。れんれんの側まで来て指示したり、手助けをしている様子。手先の不器用さも手伝って、物事がさっさと進まないれんれん。たくさんのものが入っているランドセルから言われたものを見つけ出す･･･。難しい。どのくらいれんれんのペースを守ってもらえるか。強要したり、焦らせたり･･･は彼が萎縮して、ますます物事が進まない。かといって、集団生活。ゆっくりのペースにもほどがある。私としては今の時点で「出来た」「出来ない」はたいした問題ではない。「学校に楽しい気持ちで出向く」そのことを第一に考えている。けれど、「出来ないこと」が増えるときっとそんな気持ちではいられなくなる。れんれんの「やりたい」を大切にしたい･･･でも･･･。一応先生には伝えたがうまく伝わったか自信がない。先生だって他にも生徒がいるし。そのあと、これまた偶然にも個別支援級の先生に出会った。「入学前に一度、個別支援の教室を見学させていただいたのですが･･･」と言うと、「れんれんさんのお母さんだったのですね･･･。３組にはお邪魔しているのですよ。」れんれんのクラスに個別支援級と関わりながら･･･というお友達がいる。その子の様子を見る中できっと、「ん？」というれんれんには当然気がつく。「れんれんさんは　出来ないよ　わからないよ　というサインがちゃんと出るので、　全体の中で気がつきやすいですね。　もう少し時間を重ねていけば、先生とのそこらへんのコミュニケーションが上手く　いきますよ」心配だということを遠まわしに言われたのか、将来性のあるいいコメントだったのか･･･正直なところ、先生とどう接していいのかわからないのが本音。何度も言うが、本当に近いのでこうやってマメにちょくちょく学校へは行くつもり。ついでに何かの委員もやるつもり。始まったばかり。焦らない。焦らない。れんれんを信じて。気がつけばぶつぶつと念じている私。

  2007.04.09

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• 

  花祭り

  うちの近くにはお地蔵さんの並ぶ小さな小さな地蔵尊がある。毎年ここで花祭りがある。お祭りといってもこれまた小さな商店街から出店がちょこっとでて･･･という、とってもアットホームなもの。からんからんと鈴を鳴らして、子供たちとお賽銭を投げてそれぞれ手を合わせる。まーちゃんは「あした、幼稚園で楽しいことありますように」れんれんは「お守りください。守ってくれてありがとう（いつも仏壇に向かって言う言葉）」私は「子供たちにいい出会いをありがとうございます。また見守ってください」それから、お釈迦様に甘茶をかける。一通りすむと、宮司さん（･･･でいいのかな）から子供たちにクイズ。「今日は何の日だ？」「は･･･はなまつり？」「お釈迦様の生まれた日だよ」と小さく耳打ちする私。「おしゃか･･･さま？のうまれた？ひ」なんとか正解でチョコボールをいただいた。「ラムネのみたい」と言うので、１本を半分こしてね･･･ということで交渉成立。れんれんの同級生の和菓子屋さんの出店でみたらし団子と桜餅をおやつに。ふと見ると、手作りお弁当が２６０円。あちらこちらでみなさん食べてらっしゃる。「ここで食べよっか」と大きな桜の下でお花見気分。春だなあ。心配ごとなんてないと思ってしまいそうな･･･、のんびりした日曜日。

  2007.04.08

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  清々しい時間

     幼稚園のＯＢ会で山登りに行った。この山は「年長さんの遠足で登る山」。遠足前に足腰を鍛える（？）ため、少し長い距離をあるいたり、アスレチックみたいなところへ出向いたり、幼稚園の森で急斜面を登ったり･･･という修行（？）をして臨む。そんな風に子供たちにとっては思い出深い山。春休みになると「年長さんを終えた子供たち」と父兄が参加できる、今回のような会が設けられる。私は山登りと言っても子供たちが登ったんだから～とちょっと軽く考えていた。ところが、わりに険しい。滑りやすい沢の脇。アップダウンの激しい細い道。鎖をつたっての岩場。「すごいね、れんれん･･･よく登れたね～」「うん」「ママけっこう大変だよ～。難しい山だねえ」「大丈夫？」ちょっと歩いただけで「抱っこ～」って言っていたのはいつだったっけ。幼稚園の森や段差の大きな階段を危なっかしい足取りで歩いていたのにね。ほんとうに３年間で強くなったんだね。桜の花びらがひらひらと舞っていて、木々はとてもとても青くて、心地よい風が吹いていて、最高に気持ちの良い一日。また来年も登ろうね。

  2007.04.07

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• さみしいなあ

  土曜日にれんれんと幼稚園のＯＢ会で山登りに行く。まーちゃんはこの山登りにはいけない･･･。うちはパパが単身中国へ･･･という生活をしているので、こういう時にちょっとパパお願い･･･ということが出来ない。お友達に預けるには週末だし難しい。で、こんなときに頼りになるのがパパの実家。（私は実家が遠いので･･･）結局、木曜日の入学式でまーちゃんとお留守番をしにきてくれたお義母さんが、そのまま連れて帰ってくれることになった。「ふたつ泊まれる？大丈夫？」「うん」シンデレラの小さなキャリーバッグにお泊りの洋服とぬいぐるみを詰めて、お気に入りのおもちゃを手提げに入れて、おばあちゃんと車に乗ってお泊りへ。「まーちゃんがいないからベッドでは寝られない」バイバイと見送ったあとで、れんれんが言った。いつもは子供部屋にある２段ベッドで寝ている二人。「そうだねママの隣で寝ようね」なんだかさみしそう。私もなんだかさみしい。「なんかさみしいねえ」「うん。山登り終わったらすぐ迎えにいこうね」まーちゃんはうちの太陽。生まれたときからずーっとそうだな･･･パパは留守がちで･･･れんれんと私、きっと二人じゃどうにもならなかった。助けにきてくれたんだなと思うことがよくある。「寝よっか」いつもより早く二人して寝てしまった。だめだめな私たち。

  2007.04.06

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• 泣きながら…でも。

  今日は初登校。真新しいランドセルにいろいろ入れて、小さなれんれんはよろけそう。うちは小学校のすぐ裏手。近いのはいい…としみじみ。そんなに近くても最初の一週間は集団登下校。６年生が教室まで連れてってくれるらしい。さて、れんれん。みんなが集まるに従い表情が曇ってきた。学校最寄り地区のせいか結構な人数。なのに知らない顔がほとんど。高学年の子達は大きいし…。その場はがやがやごちゃごちゃ。「ママ…」小さな声で呟いたかと思ったら、突然オイオイと泣き出した。雰囲気に圧倒されて不安になったのが手に取るようにわかった。「行かない」「いいよ、帰る？」「ママも行こう」「いいよ。ママと行ってもいいんだよ」帰りかけたり、でも踏みとどまったり、私の手を握ったり…れんれんの中に起こる葛藤。「だいじょうぶだから～（泣）」そう言って、昨日ダイエーで選んだスヌーピーのハンカチで涙を拭きながら列に加わった。見送ったものの気が気じゃない私。長い列の後をこっそりとつける。門をくぐり昇降口の手前で立ち止まるれんれん。どうしたんだろ…。大きなお姉ちゃんが３人、れんれんの肩をトントンとしたり、お話をしている。れんれんはまた歩きだした。下駄箱前でもお世話をしてくれている。地区のお世話役のママが、「れんれん上履き履けたかな。お姉ちゃんがクラスに一緒に行ってくれるよ」と言ってるのを聞いて、物陰から伺う怪しい私もホッ。ほんとはクラスまで付いて行きたかったけど、れんれんに見つからない自信がなかった。「大丈夫」と頑張って言ったれんれんの気持ちに水を差したくなかった。大丈夫じゃない時は必ず私の手を取るだろう。うちに帰ったら８時１５分。集合場所へのお迎えは１２時１０分。長かった…。でも、列に並んで帰ってきた時の顔はニコニコ。「おかえり。どうだった？」「ただいま。楽しかったよ。」「よかったね。何した？」「…。」「…。」まあ、れんれんですから…ということで。

  2007.04.06

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• とうとう入学式～

  今日はついに入学式。なぜか…いざ出陣！みたいなモード。どきどきしながらクラス分けの名簿をもらい、同じ幼稚園から唯一一緒の女の子の名前を探す。「違うクラスだ」クラスが別れてちょっとがっかりの私。大して気にもしていないれんれん。こうなれば担任にかけるしかない。何度も言うけど、なぜか前のめりモード。が、１年３組の前に立って受付をしている先生を見て唖然…。どう見ても、まだ新卒ホヤホヤ…しかも男。 新任の若い男の先生が決して悪い訳じゃない。誰だって最初がある。若い先生を盛り立て、支え、育ててくのも父兄の役目。でも、でも私も小学校ママデビューはこれから。わかっちゃいるけど今年は…れんれんの一年生では無理なのよぉぉ～ーと葛藤と動揺の私。れんれんは大して気にもせず、上級生に連れられ席に着いていた。「なるようにしかならん」と開き直り、式の行われる体育館へ一足先に。ところが３組を引率して来たのは、落ち着いた感じの女の先生。「あの受付の先生じゃなかったんだ」と笑みがこぼれた。が、再び凍ったのは担任の先生紹介が始まった瞬間。１組の先生、引率の先生と違うじゃん～。…つまり３組も違うかなりオロオロの気分を味わったけれどやっぱりれんれんはすごい。穏やかそうなベテラン先生を引き寄せた。安堵…こうして二転三転と繰り返された担任発表劇（勘違いしていただけ）は幕を閉じた。ママがこうして器の小ささを披露している中、れんれんは…１年生には短いとは言えない式もちゃんと頑張り、教室でも多少「聞いてないな～。今、宇宙行っちゃってる？」みたいな様子はあったけど、しっかりしたもんだった。明日からいよいよ始まる。れんれん、楽しんでね。

  2007.04.05

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• 一日一文

  春休みになって、れんれんは日記を書いている。といっても、３がつ２１にち　すいようびてれびでさすけをみました。３がつ２７にち　かようびてっかまきとねぎとろをたべた。３がつ３０にち きんようびまた おばあちゃんのうちにいきたい。…みたいな感じ。文字を書くということが少し身近になればいいなあと思った。始めてみると本人も楽しそう。「今日の楽しかったことなんだろね。」こんな風に始まり、いろいろ一日を振り返る。「今日はそれか！」とこっちも意表をつかれておもしろい。その日にあったことだけでなく、思ったことも書いたりしている。まだまだすごく時間もかかるし、書きながら「あれ？」と手が止まってばかり。書きたい文を頭に留めておけない様子。でも始めた頃より何かちょっと違う。書く文を自分から「こう書きたい」と言うようになった。それにしても、三日坊主じゃなくてえらいなあ。

  2007.03.30

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• 子供たちお留守番

  友達と晩御飯にでかけた。れんれんは「僕もいく～」と言っていたが、おばあちゃんが「焼肉にするわよ」と言ったので「それなら･･･」と留守番をまあまあ納得。まーちゃんは「いってらっしゃい」とあっさり快諾。久しぶりに会う友達とゆっくりご飯を食べてお話もたくさんできた私。まだ起きているかなあ～と９時過ぎに玄関を開けると、とても静か。リビングをのぞくと、母とれんれんがこちらを振り向き「おかえり～」。まーちゃんはソファーでお風呂にも入らず寝ていた。「ありゃ、寝ちゃったか～」と言うと、「まーちゃんが健気で･･･」と母。聞くと寂しいのか夕食はぜんぜん進まない。ちょっとお散歩に出掛けたら、「一人でママのところまで行けるよ」となかなか帰りたがらない。「眠くなったから寝るねえ」と行ってひとりで２階にあがってしまって、「そばに居ようか」と言うと「大丈夫」と言ってドアを閉めてしまったという。父がそっとのぞいてみると、うつ伏せで泣いている様子。「まーちゃん」と呼ぶと、「やっぱり眠くない」といってにっこり･･･。子どもたちすっごくいい子だったらしい。普段はあれこれごちゃごちゃと言っているのに･･･。「ママがいるときと全然違うわよ～」そういえば、お友達の子供を預かったりしてもそうだなあと思う。ママがお迎えに来た途端に、わがままを言い出すので、「大変だったでしょう～？」と困っていただろう私を想像して慰労の言葉をくれる。けど、そんなことはないのだ。私に理不尽な（？）わがままは言ったりしない。うちの子も少なからずそうらしい。まーちゃんの寝顔を見ていたらなんだか胸がきゅーっとなった。しゃんしゃんしていて、何でも上手なまーちゃん。れんれんの妹だけど、お姉ちゃんみたいなまーちゃん。でもやっぱり小さな４歳の女の子だなあ･･･としみじみ。お留守番ありがとね。

  2007.03.28

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• 子ども達が作った「いじめ」の映画

  先日ふとテレビをつけると･･･小学生が映画クラブで「いじめ」をテーマにした映画を作っていた。番組は子ども達がセリフを考えたり、実際にカメラを回しているところだったり、演技をしているところだったり･･･という製作過程をずっと追っていた。最初の頃、簡単に「死ね」というセリフや文字が出てきていた。けれど、だんだんその言葉を使うことをためらうようになってきた子ども達。ほかにも、台本にはあったけれど、実際に言葉を発する段になったら、言いづらくて違う言い回しになっていたシーンも増えてきた。「どうして違う言葉にしたの？」と聞かれて、「簡単に言える言葉じゃないって思ったから」と話していた。子ども達の心に何かしらの変化が起きたようすが、表情や言葉を通して見えていた。最後のシーンをめぐりたくさんの話し合いを重ねていたようだったが、「ごめんね」という言葉を互いに掛け合って終わるというものだった。映画そのものよりも、それに向き合ってきた子ども達の時間が何か大きなものに結びつくような気がした。

  2007.03.27

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• 少しでいい

  里帰りすると必ずのぞくお店が何軒かある。ここ何年かで近隣の大型ショッピングセンターに、お客をごっそり持って行かれて、寂れる一方の駅前の商店街…。それらはそれよりもはずれにある。 田舎では車での移動があたりまえ。無料で使える大きな駐車場があって、そこで生活のだいたいのものが揃い、ご飯も食べられ、多少遊べる…そんな場所にお客の足は向く。でも私は個人のお店がポツポツと立ち並ぶ、駅前の通りをあちこちぶらぶら歩く方が好き。人気もほんとにまばらで静か。「横浜から帰って来た人が買うもんなんかないじゃろ～？」よく言われるけれど決してそんなことはない。ものは多ければいいってわけじゃない。好きなものでなければ、どれだけあっても意味がない。小さいけれど、お店に漂う空気がどこも好き。選ばれたものだけがそこにあるような気がするから。この頃、溢れかえるものの多さに気持ち悪くなることがよくある。人も食べ物も同じ。ご飯もおやつもお腹いっぱい食べられなくなった。食べると具合が悪くなる。急に「たくさん」が苦手になった。どうしてだかとても不思議。

  2007.03.26

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• ぼーっと過ごす

  もうすぐ小学校が始まる。里帰りなどしているからかどうも気合いが入らず、とても小学校入学前とは思えない緊張感のなさ。小学校へ向けての不安や心配はさんざんしすぎたので今さらない。開き直りとも違う。大丈夫という変な楽観もない。いろいろ日常生活において、「こんなんでやってけるのか…？」みたいな場面は多々あるのに焦りもない。バカみたいにいろいろ想像しすぎたから思考が停止しているのかもしれない。それにしても平和。嵐の前の静けさか…？いずれにしても余力を蓄えておかなくては。

  2007.03.25

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• 年の差８０歳

  実家には８５歳になる母の母･･･つまり私の祖母が一緒に暮らしている。子どもたちは実家に帰るとちょこちょこと「おおきいおばあちゃ～ん」と、祖母の部屋に遊びに行く。まーちゃんはほんとうによく入り浸っていて、たまにリビングに顔を出すので「何してんの？」と聞くと、「ビー玉」だの「お手玉」だのやっているらしい。祖母もちょくちょくみんなの集うリビングへやってきて、「この頃のものはいっそわからんね～」などと言いながら、子ども達のおもちゃを手に取っている。年の差およそ８０歳ではあるが、なんだかんだと一緒に楽しんでいる様子。いろんな人といろんな時間を過ごすということを子ども達が育っていく中で、大切にしていきたいと思っている。おじいちゃん、おばあちゃん、おおきいおばあちゃん、ママの弟･･･実家に帰ると大切に子ども達を見守る大人の目がたくさんある。ちょっとでも私が叱ると、「そんなことえ～じゃんね」といってくれる味方ばかり。朝起きると必ず、「今日も泊まっていいの？」とみんなに聞くれんれん。心地よい空間を子ども達はしっかりと感じ取っている。

  2007.03.24

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• のんびり実家へ

  今日から実家へ里帰り。朝の通勤ラッシュに揉まれながら羽田へ･･･それからぶーんと飛んで山口へ。空港について歩いていると、向こうから赤ちゃんをおんぶしたママと小さな女の子の姿が。大きなキャリーケースに、たくさん荷物がかかったベビーカー。小さな女の子がそれを押しているけれど、段差がひっかかって進まない。お母さんは助けてあげたいみたいだけど、手一杯。私はすっ飛んで行った。「お手伝いしますよ」聞けば、女の子はおトイレに急ぎたいらしかった。べビーカーと荷物を一緒に運んで空港内のベンチまで。たいしたことじゃないのにとても感謝されてしまった。「楽になったなあ～我が家･･･」と、しみじみ。ぐずった時のグッズで荷物はいつもてんこもり。山ほどのお菓子、小さなおにぎり、おもちゃ、本、ジュース、お茶、着替えなどなど・・・。空港につくまでも、飛行機に乗ってからもつねに落ち着かない。小さな声で歌を歌い放題の、お菓子食べ放題･･･騒いでうるさくしないためにはなんでもあり。かなりのストレス・・・。機内で寝るのはいいけれど、着いてから寝ていられると大変。小さいこの手を引き、抱っこしながら、大荷物・・・・でも、今はちゃんと座ってそれぞれの時間を過ごしている。お飲み物のサービスも、「りんごジュースがいい」なんてちゃんと答えている。小さい子どもを持つママはみんな多かれ少なかれこんな時間を過ごしている。そして困ったときにはこうやってちょっと手を貸してもらったりする。ちょっとばかし誰かを振り返る余裕ができてきた。嬉しかった気持ちを今度は誰かに・・・

  2007.03.22

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• 流れ出す時間

  とても寒かった金曜日に終わったれんれんの卒園式、その後も思い出しては涙、涙、涙･･･　　　　となるようなきがしていたが・・・・・・それどころではなく、折からの風邪が悪化の一途を辿り寝込んでしまった。「木曜日の夜に帰国し、金曜日は午後から出社し、日曜日の早朝には中国」というパパに家事と育児の一切を託し、私は完全にノックダウン。微熱と頭痛とだるさ。何とか復活したのは一昨日の夜のこと。でも、次へ進むために心と体に大切な作業が施された時間だったような気がする。流れている私の時間。そして今朝、まーちゃんはまだ幼稚園があるのでれんれんと一緒に門まで送った。大好きな先生が「おいでよ～」と中から手招きしていた。「僕は幼稚園じゃないからね」とくすくすと笑って答えている。「後から来るね、お迎えのときにね～。またね」そういって踵を返す。その様子がすごくお兄さんにみえてちょっとびっくりした。静かに流れているれんれんの時間。静かだけど決してよどみのないれんれんの流れ。

  2007.03.19

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• れんれんの卒園　大きい木

  はじめはみんなちいさいめかぜにゆれるちいさいめやがてだいちにねをはってぼくらはみんなおおきいき卒園式で子供たちが歌った歌の中で私がいちばん好きな歌。幼稚園オリジナルの歌。このあと、明るい光に揺れる緑の葉を歌った２番、強い雨風にあってもくじけずにのびていく３番が続く。ぼくらはみんなおおきいきというところが大好き。私たちは大きくなる木を育てている。それはもしかしたらとてもむずかしいことなのかもしれない。それはもしかしたらとてもシンプルなことなのかもしれない。木はみんなそれぞれ違う。忘れてはいけないのはそのこと。そして、伸びゆくその木の傍らにいられることの幸せ。ほんとうに素敵な３年間をありがとう。

  2007.03.16

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• 

  すごいね。やったね。

  まめのできたれんれんの小さな手卒園式はあさって。そして、今日れんれんは幼稚園のうんていをぜんぶ渡りきった。ずっとずっと練習していた。保育中も降園後の園庭でも。れんれんにとって「うんていを最後まで」はいつのまにか目標になっていた。みんながどんどん進むのを腰掛けてずっと見ているれんれんの姿をよく目にしていた。「やってみないの？」と聞いたら、「出来ないから」と言っていた。一度、練習を始めたことがあったけれど、落ち方が悪かったらしく、それが怖くて、しばらく遠ざかっていた。けど、お友達や先生と一緒にまた再開したようだった。お友達が「れんれんの最高記録はここまで」って教えてくれたり、先生が「半分は出来るようになったんですよ～」ってうるうるしながら話してくれたり、本人も「６個進んだよ」と目をきらきらさせながら報告してくれることが増えて、私もなんだかわくわくしていた。苦手なことに、出来ないことに向き合ってみようという気持ちを大切にしたいと思った。手にまめができても、頑張ることを楽しんでいることが嬉しかった。　　　「がんばれ、がんばれ」最後あと少しのところで止まりそうになった。私も側にいたお友達もみんなで応援した。れんれんの顔がきゅっと引き締まって、つぎの棒へ手がのびた。そして最後まで。白木蓮がいっぱいに咲いた大好きな幼稚園の園庭で、みんなに見守られて、またひとつすてきなすてきな思い出が出来た。

  2007.03.14

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• はじめての･･･

  今日、生まれて初めて･･･縫い物でお金をいただいた。お友達の息子さんの入園グッズ。とてもお世話になっていて、彼女との出会いからたくさんの出会があった。お仕事の域を超えて･･･ということも多々あった。どこかでお礼が出来ないかと思って、私から入園グッズの縫い物は言い出した。なのに･･･今日、お届けにあがったら･･･「少しだけど･･･お礼なの」とお花のついたかわいらしい封筒を差し出された。「え・・・・・・・・」ほんとうに、戸惑ってしまった。これではまたまた彼女にしてもらってばかりじゃないの。「お金をいただくということにも慣れていただけたらと思って」とにっこり。消え入りそうに申し訳なかったが･･･いただくことにした。実はまわりのお友達からもやはり、「お願いしたいからお金取ってよ」と言われていた。こうしてはたまた私は彼女にきっかけをいただいた。よし、がんばろう。そしてありがとう。

  2007.03.13

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• 骨髄バンク

  弟は大学生のときに骨髄バンクの登録をした。そしてこのたび、骨髄液採取の案内が来た。案内が来るのはこれで２度目。１度目は大学卒業を控えての就職活動中。あわただしい時期だという理由から両親にも難色を示され断念。でも、そのことをずっと後悔していたらしい。今、弟は３０歳。結婚してかわいい奥さんと２歳の男の子がいる。大切な家族を持ち、自分も命の重さを一層感じたようだ。誰かの命を助けることが出来るかもしれない。誰かの家族を守ることが出来るかもしれない。弟はとても強い意志を持って骨髄液採取に踏み切ろうとしていた。･･･が、かわいい奥さんはそのことにどうしても頷くことができない。ドナー登録と違って、骨髄液採取はリスクを伴う。命を思って登録した弟の気持ちは深く理解しているようだ。だからこそ、同意してあげられないことをまた悩んでいる。彼女にとって、小さな甥にとって･･･弟のいる生活はかけがえのないもの。実家の母からも電話があり、彼女をなぐさめてあげてほしい･･･とのことだった。母もやはり息子の気持ちはわかるが同意できないという。私だったらどうだろう･･･やっぱり「いってらっしゃい」とは言えないような気がする。どんな人が骨髄液の提供をしているのだろう･･･とても尊いことだな････

  2007.03.11

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• 

  タグができた

   お友達に頼まれていた入園グッズができあがり！！「れんれんママの印みたいのつけたらいいよ～」って言ってもらったのはいいが、なかなかうまくいかない。考えたり、試作したり、考えたり、試作したり･･･考えられなくなって中断したり･･･で、なんとか最初のイメージに近いタグができた。不恰好だけど、なんか愛着が沸いてきた～ 出来ないって思わないでやってみること･･･そうやって前に進む。   

  2007.03.07

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• もうすぐ卒園

  今日は幼稚園、年長さんの親子でサヨナラ会。ほかの子どもたちはお休み。まーちゃんはお友達のおうちに…。れんれんとこうした幼稚園の親睦に出かけるのは最後。園までのバスの中。隣で風景をみたり、お友達とお話する横顔。うんていを頑張る顔。まわりの子たちが「れんれんガンバレ」と声を掛けてくれる。親子でのドッヂボール大会。ボールから逃げるのに先生にしがみついている顔。「しっかりねぇ…」とこちらはトホホ。お弁当を頬張る顔。この小さなお弁当もあと２回。残さずにたくさん食べてくれて、いつも嬉しかったよ。森で仲良しの女の子と走り回るたのしそうな顔。みーちゃんはいつもれんれんを助けてくれたね。優しいお友達に出会えたのは、きっと同じようにれんれんも心の優しい子だからだね。園長先生のお話を一生懸命聞く真剣な顔。年少さんで入園するのは心配だからと迷っていた私に「子どもたちの中で受ける刺激はとても大切。発達がゆっくりだからこそすぐにいらっしゃい。大切にしますから」と背中を押してくれた園長先生。れんれんのいろんな顔を見て、３年間のいろんなことを想った。大好きになった幼稚園とももう少しでお別れ。大きくなったね。帰り道、手をつないで並んで歩いた。握った手を離したくなくてゆっくり歩いた。卒園式はハンカチじゃだめかも。

  2007.03.06

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• 

  ひな祭りの晩ご飯

  今日はひな祭り。ちらし寿司はこの前食べたし、も～いいかなと思っていたら…「食べたい～」とれんれん。まーちゃんは、はまぐりを見つけて、「食べた～い」。３人でねぇ…と思ったけど、「小さいけど国産はまぐり、味がすっごくいいわよ」と言うおばちゃんの言葉にフラフラと…。で、やっぱりひな祭りの定番メニューに。それと、おいもとれんこんの天ぷら。うちの子どもたちは大好きで今日もリクエストあり。れんれんと私は、お店で解体したばかりのマグロのお刺身をちょっとだけ。あと、お友達に教えてもらった春菊のサラダ。■春菊と白髪ネギはお水にさらしてパリッとさせておく■しっかりと水を切ったら熱したごま油をジュッとかける。■ポン酢と豆板醤と甜面醤を合わせたタレをからめるちょっとピリ辛タレと春菊のクセのある味がすごく合う。いくらでも食べられる。子どもたちのおかげでおいしいごはんになった。（写真に写っているおひなさまは、去年れんれんが幼稚園で「繭玉」を使って作ったもの。）

  2007.03.03

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• 居心地のいい空間

  忙しい･･･なんでこんなに忙しいのだろう･･･ もっとゆっくり丁寧に暮らすはずではなかったのか･･･？？ 時期的にそんなときなのかなあと思いつつも、 のんびり気楽に過ごしていたいという気持ちのほうが大きい。 そもそも、たくさんの人がとっても苦手。 いろんな人がいて正直コワイ。 自分とはまーったく違う感覚を持ち合わせた人も世の中 当然いる。 しかも結構近くにいたりする。 その人にとってはごく普通の発想で行動していることが 私には「なんでそうなるよ！」となることもあるし、 私にとっては･･･という逆のパターンも当然ある。 この1年はわりと「自分が心地よい」ことを追求した。 パパが単身赴任だし、子供たちは二人で幼稚園だし、 忙しいのを覚悟していた。 なのでなるべく、居心地のいい空間にいようと心がけていた。 となると、自然に「好きな人」とばかりお話したり会ったりするようになる。 あまりに心地よすぎて、ほかの場所をちょっと適当にしてしまった。あんまり人のことを気にしないようにしてきたら、 元来そうなのに、もっと気の回らない人になってしまった。 それでよかったのか悪かったのか･･･ 少なくとも相手にはそういうのは伝わるなあ･･･と ちょっと反省の今日この頃。 実はちょっとギクシャクしたように見える関係あり･･･どうしようかな・・・・・・・

  2007.02.28

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• お勉強です　～　視機能トレーニング講座

  日曜日、朝早くパパが中国へとまた戻った。「またね、頑張ってね」と送り出してから、子供たちをパパの実家へ預けて、セアラ姫さんが企画された「視機能トレーニング講座」へ出掛けた。講師の先生は米国オプトメトリストの北出先生。　　　　オプトメトリスト(先生の資料より）　　　　　　＊めがね、コンタクトレンズの検査をする　　　　　　＊眼の機能的検査をする　　　　　　＊眼の機能的なケア･トレーニングをする　　　　　　＊欧米、アジア、アフリカの国々で国家資格学習困難な子供たちのなかで視覚機能に問題を抱えている可能性のある子供たちの割合は多いと言われているそうだ。そういった問題はいわゆる視力検査では発見されにくい。一般的に私たちは目で見た情報を頭の中に入れて処理する。眼球を動かし、効率よく両目でものを捉える。そうして得た、視覚情報を処理していくことにいよって、形を認識したり、記憶したりイメージをつかんだり、体を動かしたりしていく。今回の講座では、そういった視覚機能のチェック方法とトレーニング方法を学んだ。お家でも比較的簡単にチェックしたり、トレーニングをすることも出来る。けど、アメリカでは専門のクリニックがあり、学習困難を抱える子供たちがトレーニングを受けて成果をあげているという。さて、日本でどの程度認識されている問題なのか･･･療育センターなどでも取り入れられているトレーニングなのか･･･？先生に伺ってみたところ･･･「まだまだ」というところらしい。今回のこの講座は、私が専門的なことをお勉強し始める第１回目。長いこと「発達」について学ぶことを避けていた私。「発達心理学」の本を開いたとたんに、「今は勉強すべきときではない」と思った。さまざまな諸症状やケースをとても冷静に読める状態ではなかった。れんれんの状況とそういったことがごちゃまぜになってきて、彼の成長を信じられなくなりそうだった。今こうしてこうした場に足を運べるようになって、すごく嬉しい。いつもいつも気持ちがざわざわしていた頃よりうんと楽しい。

  2007.02.27

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• 小学校と地球の話？

  今日のアトリエはパパに行ってもらうことにした。パパにも先生に会ってもらいたかったし、子どもたちがどんな風に時間を過ごすのか知ってほしかったから。迎えに行ったら、パパとまーちゃんのそばにれんれんの姿なし。奥の部屋に行くと、小学生と一緒にテーブルでご機嫌に絵を描いている。おまけにお話なんてしている。おバカな私は大感動。「じゃあね」と置いてったものの、ほんとは…「ママに会いたくなっちゃった」とベソをかいたり、「も～疲れた」とぐずったり、「パパ～」と抱っこだったり……してるんじゃないかなってちょっと思っていた。成長だ～。アトリエに慣れてきましたね…と先生。れんれんにいろんなお話をしてくれたお姉ちゃんには「ありがとね」と言ったけどぎゅうっと両手で握手をしたいほどだった。カラーカルテからは「自分でやりたい。自信をつけたいとき。たくさんほめてあげましょう」とお話をいただいた。「ぴーちゃん（お姉ちゃん）と何を話したの？」と聞くと、「小学校と地球のはなし」「？？？そうなんだ。楽しかった？」「ボク、地球がほしいんだ」「地球儀ね」「うん。トイザらスにあるかな♪」パパに聞くと、小学校に行くんだとか、どんなところとか話していたらしい。地球の話はよくわからない…が、アトリエに行ってまた何か子どもたちに「おもしろの種」が蒔かれたのは間違いない。どんな風に芽がでて育つかな。

  2007.02.24

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• たまにはパパと

  今日はパパとランチ。稲村ヶ崎のイタリアン「タベルナ・ロンディーノ」。海沿いにある黄色い外観の小さなお店。1980年オープンという古いお店。１階はカジュアルな雰囲気でアラカルトで楽しむ。２階はコースのオーダー。落ち着いた雰囲気。今日はこちら。窓から明るい日差しが差し込む。海を眺めて食事ができる。前菜、パスタかリゾット、お魚かお肉料理、デザート、お飲み物ゆったりとした時間。お味はもちろん言うことなし。スタッフの気遣いも行き届いていて、安心しておすすめできるお店。結婚してちょっとした頃に二人できたね～と振り返った。子どもたちが幼稚園に行ってる間にパパとここでランチをするなんて、あの頃は考えたこともなかった。たくさんの時間を重ねて来たな～としみしみ。パパも思ったかな？

  2007.02.22

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• お誕生日

  今日は私、誕生日。ここ何年か自分の歳を誕生日のあたりしかはっきり覚えていない。どこかで歳を書くときなど「何歳だっけ？」となる。多かったり少なかったり…まあ何歳かなんて大して重要なことじゃないんだと思ったり…なので自分に「おめでとさん～」とお誕生日に思ったりもしない。「誕生日は親に感謝する日」と前に何かで読んだ。ママになって、親の気持ちがわかるようになってきた。いろいろな想いをさせてきたんだろうな…としみじみ。「産んでくれてありがとね」とほんとに思う。電話して言わなくちゃ。

  2007.02.20

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• 沖縄に来ました

  今日、沖縄に来た。予約をしたのは新学期が始まって間もない頃。れんれんの卒園や入学を思って、気持ちがすごく落ちていた。中国は旧正月だし、パパも長く帰ってこれる。遠くにいくならこの時だ…と決めた。（どこかへ逃げたい病だったので…笑）それからすてきな出会いがあったり、れんれんの成長を見たりして、心の持ちようもまた少し変化している。…にしても衝動的とはいえ、来てよかった。ここはとても静かで美しいところ。いろんなことからほんのつかの間離れて、今はこのかけがえのない時間を大切にしよう。（携帯からの更新がこのところ続いていて、せっかくコメントいただいているのにお返事を返せずすみません。）

  2007.02.17

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• 簡単ごはん ～ 厚揚げとトマトの煮物

  今日は新メニュー。パパも帰ってるし、久々の新メニュー。「トマトと厚揚げの煮物」えっ？って感じだったけど本には「ベトナムの屋台」で食べた～と載っていた。そこに惹かれた。にんにくとタマネギのみじん切りをオリーブオイルで炒め…イタリアン？とちょっと頭をかしげ…でも気にしない気にしない。一口大に切ったトマトを入れて形がなくなるまで蒸し煮。それから油ぬきした厚揚げとを手でちぎってちょっと煮含める。このときにインゲンを本では使ってたけどうちにはなかったからブロッコリーで。最後にナンプラー…やっとベトナム…と砂糖で味付け。お味はなかなか。子どもたちも最初は怪訝な顔をしてお皿を気持ち遠くにしていたが、「食べてから嫌といいなさい」と言われ口にすると「あれ？」とう具合に食べていた。冷蔵庫にあったフルーツトマトで作ったから酸味より甘みが勝った。今度はふつうのトマトで。うちの副菜メニューに仲間入り～☆

  2007.02.15

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