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February 9, 2007
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ロシア語のコムソモリスカヤ・プラウダ紙、エレーナ・シェレメトヴァ記者の記事です。

AP通信では出ていない「本当の話」がロシア語版にあります。

この写真のロストロポーヴィッチ氏は確かに深刻な状況に見えます。


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コムソモリスカヤ・プラウダ紙によると、79歳の世界的チェロ奏者ロストロポーヴィッチ氏はモスクワ一の癌センターに入院中ということです。

コムソモリスカヤ・プラウダ紙はメディアで報道許可をもらった数少ない新聞社の一つ。
同病院で、プーチン首相夫妻がロストロポーヴィッチ氏を見舞った様子を書き綴っています。

昨年の12月29日にロストロポーヴィッチ氏は気分が悪くなり緊急入院しました。
当初は胃潰瘍だと思ったようですが検査の結果癌と分かりました。

その後、パリで入院しましたが、パリの医師団の治療を拒否しモスクワに戻る事を主張したマエストロはモスクワ癌センターで放射線式検査および治療棟にいるそうです。
心臓の検査もしましたが心臓は大丈夫との事。

病室は一般の面会は謝絶、ごく近親者だけの立ち入りが許されています。
夫人のガリーナ・ヴィシェフスカヤさんはこの病院に住み込みで看病しているということです。

火曜日にはプーチン大統領と夫人が特別にマエストロを見舞いました。
ロシア当局では「マエストロは回復している。」と新聞発表していますが、内部の情報によるとマエストロは非常に弱っている状態だそうです。

3月にはマエストロの80歳の誕生日を祝う盛大な記念式典が予定されており、文化省のアレクサンドル・ソコロフ氏もその打ち合わせのために訪れました。

同じ火曜の夜10時、マエストロの医師団はフランスから戻ったばかりのロシア医学アカデミープレジデント、ミハイル・ダヴィドフ博士の訪問を受け、博士と今後の治療法を相談しているそうです。ダヴィドフ博士はマエストロがパリでどのような治療状態であったかの資料を集めにわざわざパリまで行って来たのです。


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ラジオから素晴らしいソプラノが聞こえてきました。
バーバラ・ヘンドリックスでした。

そういえば最近彼女の活動を全く聞きません。
キリ・テ・カナワもキャスリン・バトルも、ドーン・アップショウも。
こうした素晴らしい歌手達が生徒をとって教えているとも、マスタークラスを開いて更新のために自分の芸術を伝授しているなどとも聞きません。


マリア・カラスやエリザベト・シュワルツコップはマスタークラスを積極的に開いていました。

ルチアーノ・パヴァロッティは数年前に自分の名前付の歌手コンクールを始めましたがわずか2年ほどで止めました。
フィラデルフィアのアカデミー・オブ・ミュージックで審査が行われ,その時のパヴァロッティ氏の参加者に対する恐ろしくきつい言動も災いしたのかもしれません。
「よくもそんな声でのこのこ出てきたもんだね」
「さっきから聞いていて気分が悪くなったな」
などなど。
彼は今、すい臓がんの治療でニューヨークの病院に入院しているはずです。


天才的芸術家が後世に何かを残そうとしなくなった現代はさびしいものがあります。





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最終更新日  February 10, 2007 12:24:34 PM
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