ままくんカフェ

2008/09/04(木)00:13

プーチン首相:サーカシュヴィリとは一切会話を持つつもりはない

戦争・紛争・環境破壊(849)

プーチン首相:サーカシュヴィリとは一切会話を持つつもりはない~ロシアは国際法に則って南オセチアとアブハジアの独立を援助 ロシアNTV 本日は訪問先のウズベキスタンの首都タシケントでプーチン首相が南オセチア問題を話しました。 ウズベキスタンの天然ガスの値段に合意し、経済協力プログラムに署名をした後、プーチン首相はカフカス地域の状況と昨日行なわれたEUサミットの決議に対して、詳細に項目別にコメントをしました。 ロシアNTVリポーター、アンドレイ・チェルカーソフ氏: 言うまでも無く、昨日のブリュッセルで行なわれたグルジアをめぐるEUサミットの後、誰もがプーチン首相の反応を知りたがっていました。 首相は、ウズベキスタン訪問の最後に詳細にわたって報道関係者の前で質問に答えてくれました。 プーチン氏はほっとした様子で「西側諸国の指導者たちは沈着であった」とEU諸国の反応に対して述べました。 プーチン首相: 「ほっとしたよ。幸いなことに、健全な意見が勝ち残ったわけだ。 ただ、この結果と共に、今後間違いなく問題となる幾つかの項目に注意したいと思います。 ほら、第一項目を見て御覧なさい。何が書いてありますか? 『ロシアは今回の状況に対し十分な対応を取らなかった。不均衡な手段を取った。』 ところが、グルジアの攻撃に関してはというと…何故なのか、この攻撃に対する批判がないのだろう。これは納得いかない。」 ロシアが未だにグルジア領内から軍隊を撤退させていないという西側諸国指導者の指摘に関して、 プーチン首相は「それは間違った見解です。ロシアは平和決議案で決められた義務をすべて遂行している。」と答えました。 プーチン首相: 「第一に、もはやグルジアの領内どこを探してもロシア軍は存在しないのです。 駐屯しているのは平和維持軍なのです。 我々は、平和維持軍がこれまで通りに駐留する旨を西側諸国に警告していました。とりわけ、先に国際合意書で規定された平和ゾーンに駐屯を続けることをはっきり伝えてあったわけです。 この地帯から出るようなことはしていないし、それどころか、境界線からただの一歩も踏みでていないのですよ。 それに平和維持軍の兵力も増強していないどころか、むしろ削減しているのです。」 プーチン首相はグルジアの大統領とは話し合う気は全くないと再び強調しました。 首相は「フランスのサルコジ大統領でさえももはやグルジア政府を『サーカシュヴィリ政権』と呼んでいる」と述べました。 プーチン首相: 「サルコジ大統領が『サーカシュヴィリ政権』と表現しましたが、この呼び方は非常に的を得ている、ずばりそのものだ。 つまりグルジア政府は民主的政府ではなく、独裁主義的政権で、今後も状況に注意を払わなければならない国だということなのです。 こんな状況で民主主義は現在も存在しないし、将来的にもありえないということです。」 既にご存知のように、西側諸国指導者たちは、グルジアの領土における主権を支持し、アブハジアと南オセチアの独立は認めないと声明を発表しています。 「ロシアは自国の方針を明確にしている」と、プーチン首相は西側諸国の反応を全く恐れません。 プーチン首相: 「西側諸国の反応は決して憂慮すべきとではない。 我々にとってもっと別に重要なことがある。 それは、この地域の平和を守るために将来に渡り行動を取ること、この地域を独立国家として共に目標を達成し協力するということです。 そして、こうした政策は、国際法に則って正々堂々と行なわなければならないということです。 ではこれから(西側の)誰かが両国の独立を認めてくれるのか?  それは、この両国の努力にかかってきます。 両国とも国内の政治基盤を築き、友好諸国と協力しなければならないわけです。 ほら、雨だれ石をも穿つ、という諺があるでしょ?」

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