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ロシアについにヨーロッパ製のチーズが再来!〜サンマリノからの輸入品が入るとメディア大喜び
レンタニュース テッサーノ・ディ・サンマリノ・リゼルヴァ[2005]年・数量限定輸入品・フレンチオーク樽(バリック)12ヶ月熟成・サンマリノ共和国・I.0(イタリアのDOCGに相当)テッサーノ・リゼルヴァ・(コンソルツィオ・サンマリノ社) Фото: Александр Чиженок / «Коммерсантъ» ロシアにヨーロッパからのチーズ、高品質の肉製品が戻って来ると「ラシースカヤ・ガゼータ」が報道。製品はロシアの輸入禁止対象国に含まれない、イタリア系の小さな国サンマリノ共和国 からのものです。 事実上イタリアの中の『街』のような国であるようです。この国の優れた経済大臣がCISの経済フォーラムに商談に行ったというのはまさに感慨深いものです。 報道によると、この輸入合意はCIS諸国の参加した国際経済フォーラムの開催中3月18日に契約が取り交わされました。 この国際経済フォーラムに、サンマリノの国際経済発展賞大臣のアントネッラ・ムラローニー氏が参加していました。 サンマリノから、禁止されていたヨーロッパの食品の多くが再びロシア市場に戻ってくることとなりそうです。ロシア卸売センターのヴラディーミル・リーシュク氏は「食肉加工品、パルメザンなどイタリア系のチーズが入ってくることに。このサンマリノには24種類のチーズがあり多くの会社が特殊技術で燻製肉を製造している。」と述べています。 昨年空き、ロシア農業監視局がスイスの8社からのチーズ製品に対する品質問題を根拠とした輸入禁止令を解除。(ロシアの輸入禁止対象にスイスは含まれず) 監視局の補佐官アレクセイ・アレクセエンコ氏は実用的な決断を取ったと述べています。 昨年10月1日、農業監視局は調査統計を発表し78.3%のロシア市場に出回っているチーズは植物油の含まれたまがい物だった、とショッキングなニュースを発表。モスクワ近郊ではマガイモノチーズは45%を占めていました。 2015年1月から9月の調査で、市場に出回っている乳製品全体の25.3%がまがい物製品だという結果が公表されています。 アメリカとEUは2014年3月の初めにロシアに対する経済制裁措置を実施。これはクリミア半島がロシアの一部になったこと、ウクライナの頭部での紛争状況を受けての政治的な判断。 制裁の対象としてエネルギー関係、また金融関係にも影響が出ています。 ロシアはこれに対し2014年8月に報復措置として輸入禁止令を実施。 2015年6月末にこの輸入禁止令を向こう1年間実施することと決定。 禁止対象国としてアメリカ、カナダ、オーストラリア、EU諸国、ノルウェー、アルバニア、モンテネグロ、スペイン、リヒテンシュタイン、ウクライナ、トルコが含まれています。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
March 19, 2016 02:29:36 AM
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