ミス・ベラルーシはベラルーシ法で『寄生虫』生活者？！〜賞金を寄付「ボーイフレンドが車を持ってるから重度障害の孤児院へ寄付

June 23, 2016

ミス・ベラルーシはベラルーシ法で『寄生虫』生活者？！〜賞金を寄付「ボーイフレンドが車を持ってるから重度障害の孤児院へ寄付

ミス・ベラルーシはベラルーシ法で『寄生虫』生活者？！〜賞金を寄付「ボーイフレンドが車を持ってるから重度障害の孤児院へ寄付」

「ミス・ベラルーシ2016」優勝者のポリーナ・ボロダチョーヴァさん、『無職・寄生生活者』『ホッケー選手のフィアンセ』など非難の対象に〜ボーイフレンドはホッケーのチーム『ディナモ』のノガチェフ氏

ハルティヤ97

「エヴロラディオ」」のインタビューに対し、ポリーナさんはコンクールまでどのような仕事をして生活してきたのか？という質問に答えました。

「ハンドボールをしたり、ボランティア活動、モデル業、フリーランスをしてきまして、正式な仕事は持っていませんでした。」

ФОТО: EURORADIO.FM

これは私にとって初めての車だけど。。。

Q「優勝された際にすぐに賞金と自動車を慈善事業に寄付するとおっしゃいましたが、どちらに寄付を？」

「車はルデンスクの孤児院に寄付しました。ここは重度の障害を抱える孤児の施設なんです。施設の校長さんにいではなくそこの子供達に寄付するということで理解していただいています。この施設の必要に応じ全て有効に利用していただけると思います。それにもちろんその後どのように使っていただいたか確認しますよ。」

Q　「ひょっとしてもう何台か車をお持ちでは？」

「免許は持っていますけど車はありません。ボーイフレンドは車を持ってますけど。この賞金の車は私にとって初めての車になったでしょうが。この施設の子供達を見るととってもかわいそうで、２台目の車をもらっても寄付するでしょう。」

Q　「ミスコンテストまでどのような仕事をなさっていたのでしょう？」

「ハンドボールします。コーチはベラルーシ代表チームコーチのヴァレーリー・ピフニツキーさん。ハンドボールのグループのみんなとボランティア活動で子供達の家を訪問したり、動物のシェルターを助けたりしています。私の大好きな作家は、アルトゥール・コナン＝ドイル、ジェローム・ダヴィッド＝サリンジャーです。
音楽はR&Bトラップが好きです。家ではいつも音楽を聴いてます。

アレクセイヴィッチは読んだことがありません。

Q　「（ノーベル文化賞を先ごろ受賞した）スヴェトラーナ・アレクセイヴィッチ氏の作品を読んだことは？」

「アレクセイヴィッチは読んだことがありませんがこうした方を誇りに思います。何度も彼女に関していろいろなニュースを聞きました。ベラルーシ出身の作家に関しては普通は学校の授業以外では話題にならないのに、彼女はすごいですね。」

Q 「コンクールの優勝者としてなんか制限のような規定はあるのですか？なんでも髪型を変えてはいけないとか聞きましたが？」

「厳しい制限はありません。過激なことをすれば、例えば髪の毛を緑色に染めたりといったことは禁じられていますけど。『ミス・ワールド』のコンクールの後なら何をしても構わないことになっています。コンクールでは皆に注目されますから。一番きつい制限といえば結婚したり子供を持てないことでしょうか。」

Q　「というと、結婚や子供を持とうと思ってらした？」

「女の子なら誰でも子供の頃から結婚して子供を持ちたいと思います。もちろん結婚して子供を持つといった夢や計画もありました。でもここ二年間これがなかなか実現しませんでした。」

Q　「外国語大学で勉強されてますが、学業をきちんと終了することになりますか？」

「高等教育は絶対重要です。ですから必ず学位を取得しますよ。今年はコンクールのために卒業試験を見送ったのです。一体将来何を専攻したいか見極めたいです。言語学に戻るかもしれませんし、他にも選択肢がありますが、思案中です。」

Q　「ルカシェンコ大統領とプーチン大統領にあってみたいとおっしゃいましたが、もし会えるとしたら何をお話ししたいのでしょう？」

「もしお目にかかれるならこれは光栄なことです。お二人を心から尊敬しています。一人は私たちの素晴らしい大統領、もう一方はロシアの政治家。
ミス・ドイツになった方が『是非ローマ法王とお目にかかりたい』とおっしゃいましたが、私はタイトルを獲得した自国の大統領にお目にかかりたいです。プーチン大統領はその後で。」

Q　「すでにいろいろな仕事のオファーがどっとやってきているのでは？」

「この2日間はまるで1週間のように長く感じられました。少ししたら落ち着くと思います。お仕事の話ではまずサッカーの開幕試合の式典出席の依頼がありました。また映画のお話やグラビアのお話も頂いています。」

Q「お好きな俳優さんは？」

「アンジェリーナ・ジョリーさんは考え方が私と近いと思います。国連安保理事会の慈善大使として活発にボランティアをされています。美しい方、母、そして妻でもあります。女優としてだけでなく人間として好きな方です。」

公式に仕事をしていない無職であることを隠しません

Q　「優勝された後にすぐ、方々からホッケー選手のフィアンセがコンクール優勝とメディアで言われましたね。がっかりしました？」

「国会議員のフィアンセが優勝したってこんな風に言われるでしょう。ボーイフレンドが名の知れた方なら、非難される。公式の面前に晒されるとすぐに問題を指摘されます。こうした中傷は気にしません。でも一体詳細は何を言っているのか読んでみたい気はします。誰もがパンを欲しがるように、視聴者は私の問題点をいろいろと知りたいでしょうから。でもこうした記事は見ません。」

Q 「コンクールまで何をされてきましたか？」

「お話しした通り、ハンドボールをし、ボランティア活動をし、モデル業やフリーランスをしましたが正式のお仕事には付いていません。」

Q　「ひょっとして失業者に課される税金は関係ありますか？」

「もしも何かしらの通知を受けたらそうした税金は払います。無職であることを隠しません。法律は法律ですから。」

Q　「将来の夢は？」

「ミス・ワールドで優勝すること。今年の大会はもう目の前ですから。」

＊こちらベラルーシテレビのサイトにはコンクールの模様や写真、映像が満載です。

また、こちらはポリーナさんのボーイフレンド、ミンスクのホッケーチーム『ディナモ』のエフゲーニー・ノガチョフ氏とちょっとしたインタビュー。こうして優勝者が堂々とボーイフレンドを公開し、ボーイフレンドもインタビューにオープンに応じるというのは新鮮です。

ノガチェフさんは「今は結婚して家族を持つことは予定していない。彼女のキャリアーがどんどん上昇することが大事。彼女は元々とても人助けの好きな、心底優しい人物。今回の優勝で僕らの関係には何ら変化はないですよ。」と答えています。