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オーソレクシア(選択的摂食障害)、アーユルヴェーダの知識を得てその後の考察(その15)〜糖質依存の怖さとピーナッツ依存寸前!アーユルヴェーダの忌避食品の知識は重要
私は砂糖は摂りませんが、8月中旬に行った甘酒ファスティングをきっかけに玄米甘酒や紫芋を使用した甘酒を食事に加えていました。 発酵食品でありビタミンB群が含まれる甘酒ですので甘くても支障がないと考えていましたが、これが3か月の間に糖質依存傾向をもたらすことになりました。 当初は1日に甘酒を100グラムとしていたのですが、9月に紫芋の甘酒の美味しさと美しさに魅了され、紫芋甘酒を30グラム程度少しずつ調味料として利用し始めました。例えば、シャロットを微塵切りにし電子レンジで加熱したところに紫芋を加えて食べるとシャロットの紫プラス紫色で非常に美しいものになりますしシャロットの味が紫芋甘酒で一層美味しく感じられます。 またヴィーガンヨーグルトあるいは通常の真っ白いギリシャヨーグルトに紫芋甘酒をひとさじ加えたりすると美味しさと美しさが両方楽しめるのです。 当初の1日甘酒100グラムは甘酒芋になって150グラムほどになっていたかもしれません。 美しい甘酒紫芋 シャロットも加熱すると甘みがあり、それに紫芋を加えると金成の糖質を感じます。 甘酒芋を置き換えた甘味のある脂質ピーナッツバター、しかしアーユルヴェーダではヴァータ体質にとってピーナツは忌避食品! ほんのりとした甘さと中鎖脂肪酸たっぷりの自家製ドライココナッツには食物繊維もたっぷり 問題は脳がその強い甘さの影響で『糖質』をさらに要求し私の行動を変えたことです。 この糖質依存なりかけの頃に『糖質』追求で普段購入しなかったものを連鎖的に購入していました。 様々なお米(黒米、紅米、ワイルドライス)、時には一度に2キロも購入したシャロット、甘酒作りのためにまとめて購入した玄米乾燥麹と大量の紫芋など、頭の中には紫芋、甘酒、シャロット、お米がいっぱいでした。 8月の甘酒ファスティングでは結局むくみは取れず、この『糖質依存傾向』で改善も見られないまま、消化機能は再び停滞。いつも通りの多くの葉野菜、海藻、アボカドの上に芋の繊維で腸が疲弊してしまったようです。 11月に意を決して脱甘酒を図り、『甘酒=糖質=脳への栄養補給』を『ナッツあるいはナッツバター=脂質=脳への栄養補給』に置き換え調子が復興してきました。最も手頃なナッツやナッツバターはもちろんピーナッツとピーナッツバターで、タンパク質が多いこともあり脱甘酒を機にピーナッツ探求に回帰しました。 しかし気をつけなければならなかったのはアーユルヴェーダの忌避食品のピーナッツでした。 ピーナッツに対するアーユルヴェーダの考え方 こちらのマハリシ・ヨーギに基づくサイト(英語)MAPIでは以下のようにピーナッツに言及。 ”ピーナッツはアーユルヴェーダでは推奨されない。ピーナッツは事実ナッツではなく、マメ科に属する。ピーナッツは消化に難しく、食べると心も体もぼーっとしたり感覚が鈍化するようになる。アーユルヴェーダ的にはサンドウィッチに使うにはカシューやアーモンドバターの方が良いと考えられている。” 別のオンラインコースも提供しているサイトジョイフルベリーではさらに詳しくピーナッツに関して言及。重要項目には以下の情報。 ”アーユルヴェーダの見解ではピーナッツの消化しにくい性質はピーナッツが消化器官に長時間止まる傾向があることを意味していると考えられる。ピーナッツはすでに体を温める作用を持ち、それが消化器官に留まると体内で発酵し、加熱作用が高まる。このピッタ(火)作用は肝臓を刺激し、ひいては免疫システムを刺激、アレルギーなどの反応を起こすきっかけになる。 (略) ピーナッツは消化しにくいために体内で毒(アマ)になる可能性もある。ピーナッツは胃で消化され、発酵が始まる。この際にガスが発生し消化器官内のバクテリアによる排気ガスで腹が膨れることになる。我々の調査では54%の学生たちがピーナッツを食べた後にガスと膨満感を訴えている。こうした生徒たちは便や汗の匂いがきつくなり、これは発酵からくる毒物の量が十分血流に含まれる量であったことを示している。約5割の調査に参加した学生たちは便の匂いが強くなったと述べた。 ピーナッツからの反応をすぐに経験しなくとも、頻繁にピーナッツを食べることで反応が起こると考えられる。ピーナッツの刺激や毒が時間と共に蓄積されて人体から反応が出てくるからだ。 では、これを解決することはできるか? 難しいことではあるが、アーユルヴェーダ式の消化と栄養のコースの中でいくつか対策とカギを述べてみよう。 『ピーナッツは刺激、不安や緊張を増加させる』 もしピーナッツが栄養価の高いものなら、なぜ34%の学生たちがさらに不安を感じたり、26%の生徒たちが筋肉の緊張感が増したとのべたのだろうか? これはピーナッツによってできた体内の毒素(アマ)によるもの。 消化困難で加熱作用があるピーナッツは肝臓を疲労させる。肝臓を疲弊させ血流の毒物を中和させるという肝臓の作用が正常に機能できなくなる。そのため、浄化されなかった毒は血中に蓄積される。この血液が体内を循環し不安や緊張を起こすのだ。というのも血流には本来浄化されているべき毒がまだ存在するからだ。 ある生徒は「呼吸数と心拍数がいささか早まった。神経質な感じになった。全てが少し早めに動くようになった。」と述べた。 一般に肝臓に負担をかけたり毒物(アマ)を生じさせる食物は避けるべきだ。こうした毒素は体のいたるところで問題を生じさせる。舌は体の『地図』と言われるように、毒や刺激を察知するために有益なので舌を観察すること。 ピーナッツの場合、31%の学生たちは舌にもっとひび割れができたとしている。これは体が乾燥していることを表す。ヴァータ体質のジョンは「私は舌にヒビが増えることを助長する食べ物を避けている。」と発言した。 緊張感も舌に現れ、したが通常よりも震える傾向を見せるかもしれない。これも毒素が神経系統を刺激した証拠。20%の生徒がピーナッツ摂取で舌の震えの増加を経験したと述べた。 (略) 食物に対して一般に敏感で反応が起きやすい場合、ピーナッツは避けるべき。ピーナッツは肝臓を刺激、疲弊させる。 ピーナッツバターを多量に毎日摂取することは避けるように。もしピーナッツがなくては困るほど好きな方は毎日ではなく2日、3日おきにして肝臓への負担を回避するように。 もしガスや弱い消化機能を経験したことのある場合はピーナッツは避けるように。ピーナッツには栄養素阻害成分があり、ビタミンやミネラルの吸収をブロックする可能性がある。現在消化機能が弱って栄養の吸収が困難な方はピーナッツを避けるべき。” 次回はヴァータ体質の忌避食品のブロッコリーとキャベツについて掲載します。 **補足:私は10年ほどヴィーガン生活を送っておりました。 昨年の初めから種々の体調不良が顕著となり、食生活の見直しを迫られましたが実際に実行したのは昨年2020年11月。それも目に見えて浮腫や筋肉の脆弱性が進行したために止むを得ずにヴィーガンを一時的に変更し乳製品を取り入れました。 それで劇的な筋力、むくみ、顔色の変化につながり現在に至るまで乳製品の摂取は続けています。 ヴィーガンに加え、オーソレクシア(選択的摂食障害)の傾向があったことを反省し改革に臨みました。 その関連記事は以下のとおりです。ご参考になれれば幸いです。 今後ヴィーガンに回帰するのか、ラクトヴェジタリアンに落ち着くのか、時間と共に自身を観察してみたいと思います。 いずれにせよ、栄養を摂取するということの重要さを理解するのに60歳間近にしてようやくわかってきたのが嬉しい発見です。 私たちの体は生まれてから様々な栄養で成り立ってきており、歴史と共に変貌しています。特定の食事法やダイエットが全てに当てはまることにはなりません。 この点を考慮して私の掲載をご理解ください。 オーソレクシア(選択的摂食障害)の概要(その1)オーソレクシア(選択的摂食障害)の概要(その2) オーソレクシア(選択的摂食障害)からの回復(その1) オーソレクシア(選択的摂食障害)からの回復(その2) オーソレクシア(選択的摂食障害)からの回復(その3) オーソレクシア(選択的摂食障害)からの回復で効果があった食材(その2)〜濃厚なホワイト、山羊のミルク オーソレクシア(選択的摂食障害)からの回復で効果のあった食材(その1)〜パルメザンチーズ、高タンパク、レッジャーノ地方特有の3つのバクテリア含有 オーソレクシア(選択的摂食障害)からの回復で効果があった食材(その2) 肘を骨折して(その2)〜調味料はほとんどなしで、調味料が減った私の食事 肘を骨折して(その1)〜急に高まった動物性タンパク質への欲求は治癒とともに消滅に 肘を骨折して(その3)食事習慣の回帰で戸惑う肘を骨折して(その3)〜食事習慣の回帰で戸惑う消化機能?食物繊維の取りすぎで苦しむ オーソレクシア(選択的摂食障害)、アーユルヴェーダの知識を得てその後の考察(その1)〜再び不溶性食物、ストレス、アレルギーで消化機能不調 オーソレクシア(選択的摂食障害)、アーユルヴェーダの知識を得てその後の考察(その2)〜溢れる食事を謳歌する人々と餌を求めて必死な野鳥を見て オーソレクシア(選択的摂食障害)、アーユルヴェーダの知識を得てその後の考察(その3)〜味覚に敏感、甘酒は調味料としても万能、腸内環境変化で元気を感じて オーソレクシア(選択的摂食障害)、アーユルヴェーダの知識を得てその後の考察(その4)〜自分の「御用達」食材を見極めることで選択時間とがっかりストレスをカット オーソレクシア(選択的摂食障害)、アーユルヴェーダの知識を得てその後の考察(その5)〜お豆腐がタンパク質の中心に、僧侶の姿に平安を感じて オーソレクシア(選択的摂食障害)、アーユルヴェーダの知識を得てその後の考察(その6)〜日々の復習が大切、体調が良く忌避食品を多く取るとたちまち逆戻りの大失敗経験 オーソレクシア(選択的摂食障害)、アーユルヴェーダの知識を得てその後の考察(その7)〜ピーナッツバターが異常に気になったことから判明したトリプトファン不足と素晴らしい解決策 オーソレクシア(選択的摂食障害)、アーユルヴェーダの知識を得てその後の考察(その8)〜ヴィーガン、植物性食品というマスクでジャンクフードが増えている事実 オーソレクシア(選択的摂食障害)、アーユルヴェーダの知識を得てその後の考察(その9)〜糖質不足解決のために脳はさまざまな要求で糖質摂取を促す オーソレクシア(選択的摂食障害)、アーユルヴェーダの知識を得てその後の考察(その10)〜冷えの恐ろしさとやはりアーユルヴェーダの忌避食材は体調に直撃 オーソレクシア(選択的摂食障害)、アーユルヴェーダの知識を得てその後の考察(その11)ヴィーガン、ヴェジタリアン向けのジャンクフードは恐ろしい!味覚の破壊と塩分過多に〜現在は柔軟ヴィーガン、食材に対する恐怖心減少 オーソレクシア(選択的摂食障害)、アーユルヴェーダの知識を得てその後の考察(その12)運動の前にタンパク質を取る、朝食を摂ることで代謝が上がるのは真実だった!〜オーソレクシア回復を目指す オーソレクシア(選択的摂食障害)、アーユルヴェーダの知識を得てその後の考察(その13)ヴィーガン・ヨーグルトも結局ジャンクか?驚くべき脂肪分と皆無に近いタンパク質やカルシウム〜ストレスにリローラのサプリメントを取り入れる オーソレクシア(選択的摂食障害)、アーユルヴェーダの知識を得てその後の考察(その14)激動の食生活見直しの1年〜消化機能停滞、乳製品と食物繊維サプリメントでコレステロール上昇、そして再び野菜中心も浮腫み解消 ************* カシューナッツ 世界美食探究 インド産 ナッツ (生) 1kg 無塩、無油 cashew nuts 無塩ナッツ カシューナッツ 世界美食探究 インド産 ナッツ (素焼き) 1kg【無塩、無油】 無塩ナッツ cashew nuts カシューナッツ 世界美食探究 インド産 有塩ナッツ (薄塩オイルロースト仕上げ) 1kg ナッツ cashew nuts 【宅配便送料無料】カシューナッツ 世界美食探究 インド産 ナッツ 無塩ナッツ 【生】 1kg 【無塩 無油】 【宅配便送料無料】 世界美食探究 カシューナッツ インド産 ナッツ 有塩ナッツ (薄塩オイルロースト仕上げ) 1kg cashew nuts 世界美食探究 アーモンド カリフォルニア産 アーモンドスライス(生) 1kg 無塩、無油 Almond 【メール便送料無料】 アーモンド 世界美食探究 カリフォルニア産 無塩ナッツ (生) 250g×3袋 【無塩、無油】 【宅配便送料無料】 生アーモンド 1kg 【アーモンド 無添加 カリフォルニア産 ナッツ 世界美食探求】 生アーモンド 1kg アーモンド 【無添加 無塩 無油 カリフォルニア産 ナッツ 世界美食探求】食べもんぢから。 マカダミアナッツ 世界美食探究 ナッツ オーストラリア産 無塩ナッツ (素焼き) 1kg【無塩、無油】 マカダミアナッツ 世界美食探究 オーストラリア産 ナッツ (生) 1kg マカデミアナッツ 【無塩、無油】【マカデミア】 マカダミアナッツ 世界美食探究 ナッツ オーストラリア産 有塩ナッツ (薄塩ロースト仕上げ) 1kg マカダミアナッツ 世界美食探究 オーストラリア産 ナッツ (生) 250g マカデミアナッツ【無塩、無油】【マカデミア】 【宅配便送料無料】 マカダミアナッツ 世界美食探究 オーストラリア産 (生) 1kg マカデミアナッツ 無塩ナッツ 【無塩、無油】【マカデミア】 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
January 3, 2022 01:39:14 PM
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