フィンランドの驚異的成長は自立できる教育から~ムーミンの国のクリエイティブ教育
フィンランドの教育の凄さは、政府による徹底的無償主義と子供を自立させる為のプログラム。また、ドイツ同様に学問の好きな生徒と手に職を付けたい生徒に同等な道が開かれている事です。フィンランド航空のオフィシャルキャラクターはムーミンです。平和と自然を愛し、純真でオープン、繊細さを持って不条理な事には憤り、友人を助け、友人の悲しみに心を1つにでき涙する、ムーミンのテレビ放送を思い出します。教育に投資しない国は人材価値を暴落させ国を滅びさせます。その点でアメリカは怖いものがあります。全てがお金に換算されて判断される合理性を楽しむにはまずある程度の富が必要。どの分野でも人格の良し悪しには全く無関係に「お金のある人=大切な人物」と判断されそれ相当の厚遇を受けます。人材価値が社会的地位に反映される国はどんどん延びて行きます。フィンランド、デンマークなどは人材投資に成功した良い例でしょう。**************フィンランド 驚異の教育制度ゲンダイネット「世界一の教育」を受けられる国はどこか。経済協力開発機構の国際学力調査で41カ国中、2年連続で世界一のフィンランドだ。その強みは、自立するために必要な勉強をさせること。授業は自由で伸び伸び。しかも小中高の12年間は授業料や給食費、教材もすべて無償支給。安倍政権がやろうとしている教育改革とは正反対だ。フィンランド大使館のページより教育・研究結果に繋がる教育フィンランドでは、7歳から16歳まで全員基礎教育を受けます。その後の教育は自由選択に任され、3-4年の高等学校又は、2-5年の職業専門学校を選びます。教育は全て無料です。高等教育機関は大学20校、並びに高等職業専門学校があり、総学生数は約271,200人で、53%は女子学生です。人口の60%近くは中等教育を修了し、13%は大学、又は同等の学位を持っています。フィンランドの研究者は森林改良、頭脳研究、神経系統、低温医療、新材料物質、バイオテクノロジー、遺伝子技術などの先端研究分野に携わっています。成果は結果が自ずから語っています。生産開発では、数々の重要な、革新的新製品を生み出してきました。砕氷船、巡洋客船、昇降機、ディーゼルエンジン、帆走ヨット、磁針コンパス、釣用ルアー、変圧器、削岩機、農業刈取り機、避妊薬、実験用ピペット、鋏、斧などに加えて、インターネット記号化システムの他、多数の森林、エンジニアリング、情報技術製品があります。2000年には、フィンランドの公共、民間分野合わせて、GNPの約3.3%に当る43億ユーロを、生産研究開発に投じました。これは世界のトップレベルに入ります。