坊夫旅にでる
坊夫がニューヨークへ行った。営業の彼は会社からの褒賞旅行だって。どうせなら現金で褒賞を頂きたいとゲンキンな妻は思いつつも、過去2回の日本帰省は坊夫お留守番してくれてたからねと快く空港まで見送りに、いや送り届けた。まっ、それはいいんだけど。一人で子供二人の世話するって大変だなぁと改めて思った私。いや、平日はいつも私のほうが仕事から帰る時間は早いので大抵のことは自分一人でやっているんはずなんだけど、いつもあるはずの人手がないというのはやっぱり不便だ。子供が一人だと一人でみるのはそんなに大変じゃないんだけど、子供が二人だと一人で同時に二人の世話をできないところがツライ。必ずどっちかを待たせるのだ。時々自分が二人欲しいと思ったりする。パーマンみたいに、自分になる人形があれば必要な時に二人になって便利だろうな。しかし我が家は、坊夫は大抵夜8時前には帰ってきていて役に立っていないように見えて意外と色々やっていてくれているし、坊主とプチ坊主も4歳年が離れているし、多分私はすごくラクなんだろう。日本のお友達なんて、夫の仕事は超激務でほとんど家事育児参加はなく、1~2歳違いでの二人の子供を持ち、それでもしっかり半母子家庭をやっているのは本当にすごい。私は坊夫と喧嘩をすると、もう離婚してシングルマザーになってやるとか簡単に思ったり言ったりするのだけれど、たった数日の坊夫不在ぐらいで大変だとか言ってるようではとてもじゃないけどシングルマザーにはなれそうもない。坊夫のNY旅行は、坊夫がちゃんと家事・育児参加をしていることがよく分かったし、興奮すると言いすぎ傾向のある私にとって、いいクスリになった。というわけで、坊夫の帰りを待ちわびるかわいい妻を目指そう。