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LAUNDRY ROOM

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2009/09/06
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カテゴリ:BOOKS
昨年夏から、読書欲に拍車がかかり、一日二冊ペースなどという時期もありました。
本の整理をしなければ、今に崩れ落ちてきて潰されそうです。

そうして読んだ本の多くは、私のドコに蓄積されるのか、多くは正確なタイトルが思い出せず、また、著者と作品の整合性が取れなくなり、主人公の名前はおろか、内容さえ忘れてしまい、これが「歳をとる」ということなのかと、忸怩たる思いにとらわれる今日この頃、読了日記などというものを出来るだけマメに書いておこうと、さるところで、ちょっと書いています。
また、本の整理と称して、最近、新しいものを読んでは、ソレに伴うあるいは関連した内容の、古い手持ちのものを再読することが増えています。
「捨てる前に・・・」という気持ちで読み始めて止まらなくなるケースが多すぎるのが問題ですが。

というわけで、他に書いたものですが、「裁判」に関して思うところが多かったこの三年間の気持ちの整理も含めて、こちらにもアップしておきます。


この作品は、無理にジャンル分けすると、警察モノというよりは裁判モノでしょうか?
もともと、愛読する警察モノ・スパイもの・事件モノの殆どが海外小説という私で、日本の作家のものも読まないわけではありませんが、日本の作家のものなら、どちらかというとドキュメントに近い作品が好きです。
タイトルの『事件』も、小説でありながらどちらかというとドキュメンタリータッチで、私にとっては、日本のこの分野における聖典のようになっている古い作品。


私の元にあるのは昭和五十三年の第二十一刷版(初版が昭和五十二年。重刷に告ぐ重刷)。
さらに、その時点で15年前の新聞連載小説に大幅に手を入れて改題したいう作品であり、作品自体が「歴史」を持っています。
そして、このホンの歴史それ自体がとりもなおさず「日本の裁判の歴史」を表わしているともいえる、様々な”部分”を、たくさん抱えている大作です。
 S.36~37年:朝日新聞夕刊に270回の連載をした『若草物語』という題の小説

この題名;『事件』というのは、(もちろん、このホンは、新聞記事になるようなある一つの事件を扱っているのですが、それ以上に、)裁判でいうところの審理する一つ一つを指していう事件番号のついた「裁判事件」を指してもいます。
さらに、作者あとがきから引用しますが、以下のような理由により、つけられた題名とのことです。

---引用ここから

われわれは望むと望まざるに拘わらず、誕生と共に生れた国の法体系に組み込まれ、それを犯せば罰せられる。犯罪は「事件」として、われわれの運命を変える。しかし判決も現代のように、統一がなく裁判所と裁判官によって違うのでは、偶然的な「事件」として被告人に作用するのではないか、というのが加筆中浮かんだ考えで、それをもって題名とした。

---引用ここまで


民事とはいえ、ある一つの「裁判事件」を、みっちりと追った3年間を経て、「判決も・・・、統一がなく裁判所と裁判官によって違う」ということを、「被告」の側としてほぼ「体験」ともいえる経験をした私は今、この言葉に改めて深く共感しています。

この、もともとの作品が新聞に連載されていた頃は、ちょうど、裁判の迅速化を目指しての刑訴法改正以降、「継続審理=集中審理方式」が推奨されていた時代にあたり、その集中審理方式に若干の危惧を抱いていた作者が、敢えて、作中の裁判官にはその方式を取らせなかったために、表現その他に対して最高裁事務総局から、連載中にクレームがついたと言います。

その後、その「集中審理方式」は結局、ケースバイケース(!)ということに落ち着いたといいますから、作者の慧眼に大拍手です。

とはいえ、その後の今、この現代においては、新しく「裁判員制度」が、賛否両論紆余曲折の果てに採用され、そして始まったばかりのこの制度も、いまだ議論は続いている感があります。
日本の裁判は、50年前と同様の迷路を、いまだ、さまよっているのでしょうか。

もともと、似非とはいえ、長いクリスチャン生活の私。
人が人を裁くということに違和感を、個人的悩みとして、それなりには抱えています。

この作品の実際の事件、19歳の”少年犯罪”に関わる、弁護士・検察官・裁判官・証人、果ては裁判官の妻にも及ぶ丁寧な心証の記述は本当に圧巻で、つい、裁判員としての「自分」に、(もちろん妄想ですが)置き換えて読んでしまっていました。

この作品が最初に書かれた時から実に50年近くなるというのに、今読んでもなお、このように「読者にリアルに想像させる」という、内容・筆力には、驚嘆・感動で、つくづく「私の聖典」と呼ぶに値する作品だとの思いを強くしました。

「裁判員制度」に関心のある皆様の、興味が呼び起こされることを願います。


※絶版だと思っていましたが、新潮文庫で、『事件改版』として出版されているようです。
楽天ブックス、なにかのキャンペーン中? 送料無料になっていますね。
きっと、これ、買ってしまって、また本が増えるのだろうなぁと・・・・・・。

   『事件改版』大岡昇平著 新潮文庫   
   本体価格 781円 (税込 820 円) 送料無料   



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最終更新日  2009/09/06 02:43:18 PM
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2009/08/16
カテゴリ:I
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2009年7月15日、所有権確認等裁判の実質的二審結審(判決文こちら


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タイトルどおり。

2005年5月25日に開設し、ここ1年5ヶ月は放置状態で、その間のアクセス数はざっくりと約2万。
検索ロボットの「見回り」アクセスも相当数に上ると思われるので、正確に何人の方が実際に読んでくださっているのか、見当がつかないのが残念です。
ブログランキングへの登録も、読んでくださっている方のおよその実数を知ることが目的でした。

発信することの楽しさと責任を嫌と言うほど教えてくれたこの「ブログ」、何度か「引越し」を考えながらも、引越しを伸ばせば伸ばすほどに「増えすぎた荷物」の多さに引越しの作業量の多さが比例して行き、「もう引越しは無理!」と、昨年初めあたりは、なかば諦めムードで、更新も途切れがちになり、そして放置。

個人的に様々な出来事が重なって「受け手」に徹した17ヶ月を経て、やっと再開した途端にこの20万アクセスという数字をの通知を受け、さらにその通知文の中に「次回は30万アクセスで通知」という告知を見つけて、初心に還るという言葉を思い出しました。

今、再開して書き始めた裁判のお話は色々な関係者の話が絡んでくる為、バタバタと書き進めるわけにも行かず、まだまだ時間がかかって、本当に飛び飛びの更新になるものと思いますが、それでも、ここで大きく深呼吸をして、このブログで続けてゆこうと、気持ちを新たにしています。

読んでくださっている方々に、心からお礼を申し上げます。
どんなふうに変化してゆくかわかりませんが、これからもどうぞ宜しくお願いします。

それにしてもコメントがねぇ・・・、もう少し管理しやすくなってくれると良いのですが。
して、同じ楽天内の新規ア●●トサイトの規制が厳しくなってくれると、足跡での新しい訪問者のところを訪れるたびに味わう、あの「ゲンナリ」から解き放たれるのですが。
「登録者数」を伸ばしたい一心のこちら「楽天ブログ」には何をどう言っても、一向に改める気配はなく、今更ながら、残念至極。




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最終更新日  2009/08/16 11:36:34 AM
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2009/08/04
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2009年7月15日、所有権確認等裁判の実質的二審結審(判決文こちら


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今回の判決の「素人解説」を試みるにあたって、その前段、この一連の裁判においては実質上の「第一審」ともいえる前回裁判結果について、若干の説明を要すると考えます。

前回までの裁判は、原告団体のネーミングの由来となったARKによって起こされた「アークと冠した名前を使うな」という訴訟が認められたことで、今は改名を余儀なくされた、アーク・エンジェルズという「団体」が原告となって、川北奈緒子さん個人に対して起こしたもので、訴えの内容そのものは「今回の裁判と全く同じ」でした。

その前回裁判は、アーク・エンジェルズという動物保護団体を自称する原告の、団体としての適格性を問う形での「争い」となり、裁判所は、種々証拠により、原告については社団としての原告たる適格性が認められないとして、訴えそのものを認めないという判決を下しました。
これが、一度目の「法の落としどころ」


原告は当然、それを不服として上訴(控訴)しようとしましたが、裁判所は「これ以上の裁判は税金の無駄遣い」(!)との判断なのでしょう、「和解」を提案。
控訴自体は原告の権利ですから、裁判所としては控訴を受ける(受理してしまう)と、棄却するにしても、それなりの手順を経て判断を下さなければなりません。

当時の担当裁判官は、ご自分の下した判決=裁判として成立させられない=に基づき、原告の控訴自体を思いとどまらせることをお考えのようでした。
※この部分の原告・被告双方の、裁判官を挟んでのは「話し合い」は公開ではないため、あくまでも、この裁判を追ってきた私の、種々状況を鑑みての判断、感触・感覚であることをお断りしておきます。

「話し合い」の席で、原告側は、団体として原告になれないなら、同じ内容で、団体代表者個人として、新たな訴えを起こす考えを表明したと聞き及びます。
(その後の今回裁判が、実際に起こされたことからも、この伝聞は事実と考えていいでしょう。)

いずれにせよ、法の専門家である代理人を交えての(原告は代理人のみ・被告は本人と代理人出席)裁判所と当事者同士の話し合いです。
裁判所としては、もうこれ以上争わないという意味での、主に原告への「裁判手続きにおける形式上の和解提案」であったわけですが、それにも関わらず、原告側からは存外強気の「和解条件」が出されたようです。

その条件には、被告である川北さんには到底認められない内容(例えば、居なくなった犬たちの所在=里親さん・ホストファミリーの身元を明かすなど)が含まれていたため、順当な話し合いにはならず、それでも、原告が控訴を取り下げたため、書類には結果として「和解」という言葉が使われました。

第××号民事書記官室のドアを前に廊下で待つ私は、やりとりの逐一を正確にうかがい知ることは叶いませんでしたが、
原告の提示したであろう(これ以上争わないためにという)完全和解条件が、被告側にとって全く論外な条件であれば、そして、被告がその条件をのまないために、原告が新たに個人として訴え出るというなら、新たな裁判に発展せざるを得ないと---
まぁ、言ってみれば、訴えられる側としては
「そうですか。仕方がありませんね。」
としかいえない、
と、
平たく言えばこのような「話し合い」だったのだろうと推察されます。

私個人が法の専門家に尋ねたところ、このケースのような「(裁判手続き上の)和解」とは、事実上の「控訴の却下」という解釈でした。
一般の会話で使われる言葉と法廷用語の乖離、そのサンプルみたいな例なのでしょう。
つまり、控訴→却下など一連の手続きのショートカット(正しい言葉の使い方ではありませんが)として、「和解」による控訴の取り下げを促すということ、と、これは私なりの解釈ですので、詳しい方がいらしたら、違っている点などご指摘ください。

そして、新たな裁判が始まり、先月15日に判決が下り、双方ともその判決を受け入れるという形での、本当の「終わり」が、09/07/15から二週間を経た7月末でした。


いずれにしても、『裁判手続き上の和解』、これが、この一連の二つの裁判で私が見た、二つ目の「法の落としどころ」でした。


この二つの「落としどころ」を提示してくれた裁判官は同一裁判官であり、
途中に4月の公務員異動人事があったため、発端となった「強制(仮)執行命令」にサインした裁判官ではなく、また、今回裁判の担当裁判官でもありません
付け加えて言うなら、一人目の裁判官は、殆ど、仮執行命令にサインしただけ、といっても過言ではなく、そのことについての、裁判所としての責任のあり方・裁判官としての考え方が、「違う事件」を扱っているはずの今回裁判の判決文に、若干の反省を交えた言葉で表現されていた点、資料の読み込みの甘さに対する不満は残ったものの、今回の谷裁判官個人の、少なからぬ誠意を感じ取りました。

この日記、次からは今回裁判の、以下「主文」に対する、考察です。

          主       文

  1 原告が別紙物件目録記載の各犬につき,所有権を有することを確認する。
  2 被告は,原告に対し,別紙物件目録記載の各犬を引き渡せ。
  3 前項の強制執行ができないときは,被告は,原告に対し,執行のできない
   犬1頭について,それぞれ1万円ずつを支払え。
  4 原告のその余の請求を棄却する。
  5 訴訟費用はこれを3分し,その1を原告の,その余を被告の負担とする。



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最終更新日  2009/08/08 03:15:19 PM
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2009/08/02

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2009年7月15日、所有権確認等裁判の実質的二審結審(判決文こちら


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1年数ヶ月ぶりの記事です。
遠い前回記事にあるように、ここ楽天ブログにおける、コメントやトラックバックに対する管理の煩雑さ、あるいは望まない広告掲載への反発なども相まって、ここでブログを続けるための、私自身の、ポテンシャルがイマイチ高まりませんでした。
端的に、ここ数年偏りすぎていたネット上での発信等の営みから、リアルな日常の営みへと重心を戻し、様々な場面で「受け手としての自分」を検証しなおしたかったというのもありました。

が、今回、ここで散々書き散らかしてきたひとつの事件の一応の決着を見て、今度は、やや腑抜けた状態に陥っていたリアルな日常に渇を入れるべく、再び、我が懐かしのこの場所へ舞い戻ってみようと、一昨日あたりから、TOPの更新などの作業を進めていました。

ブログTOPの更新にありますように、被告とされた川北奈緒子さん(以降Kさん)にとっては、三年余にわたって「争う」ことを余儀なくされた、ひろしまドッグぱーくで保護された犬の「所有権確認等裁判」、
その実質上の二審ともいえる裁判に、さる09年7月15日、前掲(フリーページ)のような判決が下され、さらに、この裁判における上訴期間である二週間が過ぎ、双方とも不服の申し立てをせず、これをもって本当の「終わり」となったこと、ここに謹んでご報告します。

正直、主文の最初が読み上げられるのを聞いた時には、一瞬、頬が紅潮するのを感じ、頭の中に霞がかかったようで、耳を疑いました。
全ての主文が読み上げられて、やっと、コレは早く判決文の全文を読みたいと、逆の意味で気分が昂揚してくるのを感じました。

感情論で言えば「被告の負け」と認めざるを得ない結果です。
「所有権」判断において一番出てきて欲しい証人である武田氏の協力が得られない以上、AA=林氏の、「所有権」は覆しようがないというのが、今の「法」なのでしょう。

当初から徹頭徹尾、犬たちと里親さんの現状を守り抜くことだけに視点を据え、「勝っても負けてもどちらでも良い。犬という命を巻き込んで争うのは嫌い。早くあの子達の今の家族が心から安心して暮らせるようになって欲しいだけ。」と言い続けてきたKさんに「勝ち負け」の話をすると叱られるかもしれませんが、今回の判決は、試合ならぬ裁判に負けて勝負に勝った、と、回りくどい言い回しの判決文全文を読めば読むほど、嬉しさが募ります。

二つの裁判を通して終始一貫、犬と里親さんの現状を守ることに徹した被告たるKさんの、その心情に副いながら、現行法の範囲で出来るギリギリまで掘り下げた解釈の、「非常に珍しい判決文」となっていると、今回の判決文を、ある法律家も高く評価していました。

今まで応援してくださった方々へ、Kさんから、そして私からも、深くお礼を申し上げます。

明日から、この裁判の経緯や判決文に対する解説まがいのもの(と言ってはおこがましい・・・「私なりの解釈と雑感」ですね)を少しずつ書き上げてゆきます。
あくまでも、私個人の主観・雑感ではありますが、この裁判を(本当に・・・見守ることしかできない無力感に苛まされながらも)見守ってきた者として、素人なりに(時には身近な法の専門家に尋ねたりしながら)、「裁判における法の方便」の核心を部分的にでも突くことができるのではないかと、自分自身におおいに期待しています。
興味ある方は、報告書代わりに、お読みください。

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最終更新日  2009/08/03 01:32:24 PM
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2008/03/22
今日は、たくさん貼り付けて、たくさんリンクします(笑)
この記事は数件の怒れるブロガー様などにもトラックバックさせていただきます。
RSSやトラックバックで訪問してくださった方は、メニューバー[HOME]からご覧いただけると嬉しいです。

まず、TOP(日記のすぐ上)お見苦しいでしょうが、切実です。
これは、人気ブログランキングとは異なり、毎回クリックしていただく必要はありませんが、ぜひ、一度、こちらクリックで、バナーをご提供下さった[ジャンクフードマニア]様の記事をご覧ください。
楽天ブロガーの悲願ですので、私も迷わずこのキャンペーンに参加します。
キャンペーン期間は[増えるまで]だそうです大笑い

そして、やはりTOPへ増やしたのは、CRIMSON ROOM』の公式サイトです。
書籍正規版が公開されています。
装丁は鈴木成一氏だとのことで、著者:高木敏光氏のブログ TAKAGISM BLOG によると、帯もマットPP加工なのだそうですが、たいへん人目を引く凝ったデザインに仕上げてあります。
また、私の先日のご案内では4月20日刊行と書いてしまって先ほど修正をしましたが、正しくは4月2日刊行で、特典付きの予約がLOGOS(=ロゴス、こちら)で、もう始まっていますね。

さてさて、私は先日、このブログのコメント欄をしばしストップとしたので気付かなかったのですが、楽天さん、またまたやってくれました!
少し前から、楽天ブログは、その広告ボリュームが占める割合等々で、グーグルからスパム認定されたらしい(?)とかなんとかいう話が信憑性を帯びて流布していました。

もともと私がコメントを閉じたには、ふたつの理由がありました。
ひとつは、先日書いたとおりの、「健全なブログ運営を望めない状況」への対処。
で、これはもちろん本気ですが、表向きの理由という側面もあります。
いまひとつの理由というのが、身から出たさびでの「荒らし対策」の側面。

実は、私が相手を「官民協働を謳った準公務ともいえる市民団体の代表」と判断して、自治体によって公示されているメールアドレスへ、自らの住所氏名つきで宛てた私信が、某掲示板に持ち出され、確信的な故意によって公開されてしまったという、私にとっては痛恨の事件がありました。
そのことへの対応や法的処置・指針が定まるまでの、アラシ対策と証拠保全の目的から、「一つ目の理由」の流れとしてちょうど良い機会でもあったので、コメント・掲示板を閉じました。

この「アラシ対策」というのは、ここへのアラシではなく、足跡たどりでの、コメントを下さった方々への嫌がらせ等を防ぎたかったというものです。
たくさんの方にご心配をおかけし、また、励ましていただいたお詫びとお礼、また、直接甚大な被害を与えてしまった方々へのお詫び、これらは、ほんの少しずつでも、実のある「形」を提示することで表わしてゆこうと思います。
先の団体をメールアドレス付きで紹介・公示した自治体関係部署からは、丁重な「お詫び」とサイト対処の電話を責任者の方から頂いていますが、まだまだ、これから先が長くなりそうです。
いずれにしても、この件は「ついで」で書けることではないので、また、日を改めます。


で、このような言い方をしてしまうと、こちらは「ついで」で書けることなのか?と言われちまいそうですが(笑)、楽天ブログの強制広告表示の話題です。

以前から、「おすすめリンク」なる、まるでブログ管理人が「オススメ」しているかのような誤解を招く「広告」表示が問題にされていました。
そして、その広告のセンスのなさや、おおいに偏った特定業種・業界に属する「オススメ」は、顰蹙をかってもいました。

それが、今回、私がコメントを閉じたのとジャストのタイミングで、より一層の「改悪」が為されて、これはもう、顰蹙どころではない、クレームの嵐となっています。
いわゆる、そのう・・・・・
「三木谷君は包●でお悩みなのか?」事件です(汗雫

大変良くまとめてくださっている大ブロガーがおいでで、許可を頂きましたので、まとめ記事へ、コチラでリンクさせていただきます。
お時間が許せば、このあたりからお読み頂けると、経緯も分かって、いいかもしれません。

怒ってる怒り怒ってる大笑い抱腹絶倒大笑いの記事仕立てになさる力量に脱帽で、大拍手です。

で、ヒト様ばかりを頼ってもいられず、私も何か工夫を、したくなりました。
丁度、今日予定の生徒さんのキャンセルがあったので、こんなものを作ってみました。

----------------------(注意)↓↓ ここ ↓↓では機能させていません-----------
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----------------------(注意)↑↑ ここ ↑↑では機能させていません-----------


今後、本来の記事をアップするひとつ前(本文記事の直下)の記事として、「管理人認証コメント公開記事」対でアップします。
その記事で、上記の画像をクリックして、メッセージフォームを開くようにし、管理人が認証したコメントと、管理人からのお返事とで編集更新の形をとります。
メッセージと混ざってしまわぬように十分に注意しますので、ぜひ、ご利用ください。

ちょっと複雑で、レスポンスが長くなるなのが難点ですが・・・。

そうそう。。。「応援クリック」も、そちらの方へつけて、その時点で何位という情報も、お知らせします。
では、さっそく、この前の記事へ!

常連さん、HNの伏せ字も致しますのでぜひ、「お試しをお願いします。











最終更新日  2008/03/23 07:29:33 AM
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[姐さん おはよーっす!] From: ロックストンさん

35位!

なるほど
楽天ブログには、管理者承認コメントがないんですかね

それにしても、楽天ブログって、ブログ管理者の意にそわない広告を掲載してるのですか

ブログを無料で提供する代わりに広告を載せさせろって感じですねぇ

それならもうちょっと色つけてもらって、500MBくらいあってもいいですよねぇ^^;

2008年03月23日08時43分

> ロックストンさん(From:maman.m)
おーーー!
早速の「試用(使用)」、痛み入りますデス。
このような仕様でいかがでしょう?
「ブログ管理者の意に沿わない」どころか、記事内容にもマッチしていませんってば!(笑)
TOPからはいってくる方は、設定次第で不快な広告が目に入らないようにできるのですが、RSSで飛んで来てくださる方や、またはカテゴリー別にとかでDIARY表示した場合・・・それはそれは酷いものです。

どなたかも書いていらしたのですが、街路でなら立派に規制対象になるようなものがズラリ!
それがご丁寧に「おすすめリンク」の項目タイトルでね(爆

楽天様は、夏頃までに対策するとおっしゃっていますので、夏頃には、有料化ということかもしれません。
それまでせっせと、「ワ●ガ」や「包●」や「不良債権」でお悩みの方に「アフィリエイト」でお小遣い稼ぎのおススメをしつつ---は、ちょっとねぇ・・・

[そうそう、私も楽天に失望し始めています] From: brunch-cafeさん

この不快な「おすすめリンク」は、非表示にしているのですが、この間から日記の下に変な広告が掲載させられて、とても不愉快でした。日記の内容ともそぐわないですし、というよりもひどい広告ですし、何とか非掲載にできないか探ったのですが、その時はスタッフブログにも説明が見つかりませんでした。今はあるのでしょうか?

それにしても、maman.mさん、ひどい「荒らし」に遭っておいでですね~
私なら、逃げだしたくなると思いますが、流石maman.mさんです♪
大変でしょうが、頑張って下さいね~


2008年03月23日14時11分

> brunch-cafeさん(From:maman.m)
コメント、嬉しいです。
やっぱり、書きっぱなしより、やりとりがあってこその「素人ブログ」ですよねぇ。
コメント欄を閉じるのは、痛恨の極みでした。

実は、他の女性陣のブログに強制表示されている広告も見たのですが・・・
「おすすめリンク」を非表示にすると、余計に好き放題されてしまうようですね。
表示にすると、それとなくマッチングしてくれるような気がします。
でも、私は当分、非表示にして、コメントを止め、かつ、1行目に
「「HOMEからご覧ください」を、毎回入れようかと(笑)

まだ少し仕様変更するかもしれませんが、
当分これでやってみます。



[楽天から撤退] From: みゆき9694さん

もう楽天から撤退してしまったブロガーです(笑)
いやぁ~、やめる時には日記に「画像が少ないからやめます」とか書いて受けを狙おうかと思ったりもしました(何しろ私の日記はテキスト重視なもので・・)
楽天はやはり「儲け主義」が前面に出て来すぎてますよね。しかも、成人向けサイト天国。それに加えて、あの「おすすめ」もう、やってたころには即座にアイテムを降ろしましたよ。そりゃね、商売なのはわかるけど、ユーザーが離れたら身も蓋もないのに、楽天さんわかってないですよね。
(それにしても、例の団体、紛らわしい名称はホントやめて欲しいですよね。いや、それで勘違いされたのではないと思いますが。)
なにはともあれ、今ここでは、楽天さん?いい加減にしないと売り上げ落ちますよ。と書いておきます。

2008年03月24日22時21分

> みゆきさん(From:maman.m)
HN、「9694」つきとは、律儀な!(笑)
みゆきさんらしいです。
(もちろん、マジで「律儀」なということですよ(^◇^)
それに、みゆきさんもまた、私と同様、KYかもしれないけれど、動物的勘が働くというか、「危険なところ」からの身の引き方が神様降臨?
お見事でした(笑)

楽天さんねぇ、「儲け主義」で本当に「儲けて」いるのなら、画像領域・・・(爆!
野球とTV局に使う分を、ロハで使わせてやっているブロガーの「領域」の広告料金で賄おうというのなら、企業としてはちょっと「サモシイ」なっと、感じたりする今日この頃。
でも、お引っ越しはとっても面倒で、思い切りがつかない私も「さもしい」?













最終更新日  2008/03/25 02:01:47 AM
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2008/03/18
カテゴリ:BOOKS
いよいよ「レビュー」ですが、肩の力を抜くのに、思いのほか時間がかかりました。

小説版『CRIMSON ROOM』パイロット版 TAKAGIZM モニター当選
クリムゾン・ルーム/高木敏光著

サンマーク出版より 4月202日発刊(予定)
   『クリムゾン・ルーム』 高木敏光著


 抒情的な小説でもなければ、かつてあって今なお脈々と受け継がれた手法での「私小説」でもなく、と、これはもちろん大抵の方が予測できるでしょうが、かといって「私」が全くないわけでもないらしい、といったもので、ここは少し意外でした。

つまり、そこはそれ、フィクションですから、「創り物=作り物」として読もうとしても、「実在」のクリエイターである著者の「私(ワタクシ)」との重なりを否応なしに想像させる部分も若干あって、その境界やらつづれ織り部分が読者の興味をそそる創りなので、それを安易に披露するレビューになってはいけないだろうし、思いがけない展開などは、もちろん、レビューとして書くべきではないだろうし・・・と考えると、気を持たせてこそ成功の、推理小説のレビューの数倍も難しく感じました。

この小説を読み終えて、ゲーム音痴の私が何の構えもなく、ごく自然にゲーム「クリムゾン・ルーム」という密室へ入ってみる気になったという意味では、「解く」推理小説の面白さも十分兼ね備えているので、これまた、安易に内容には触れられません。


印象・・・神林長平に良く似た世界と。

それがどんなに良い意味でも「誰それに似ている」と、敢えて言われたい創り手はいないと思いますが、それを承知のうえでの失礼を許して頂けるなら、
小説「クリムゾン・ルーム」、一番最初に数ページをパラパラと拾い読みして「案外アタリ」と感じたのは、「神林長平」の書いたものにどことなく似ているように感じたからです。

超粘着質な京極夏彦は、私のダイダイ大好きな作家ですが、その京極夏彦とは対極にありそうな「神林長平」---
負うた子に教えられの言葉通り、私の前に息子の手でドンと積まれた神林長平のその世界に、私はいつしか夢中になりました。
でも、神林を良く知ると、彼:神林長平はフィリップ・K・ディックの影響を受けていると臆面もなく言ってのけて、私はそのディックが大好きで、息子は私の本箱を覗いて
「結局、母の影響もありか・・・まぁ、いいけど」
とちょっとだけ心外そうにし、私は密かにほくそ笑んで---

そのような「我が家事情」からすると、「神林長平の世界にちょっと似ているかも」と言えば、大いなる讃辞です。
なので、最初の印象に「神林」を持ち出したことは許していただきたいのですが、読み終えてみると、やはり誰かと比べたのは失礼だったと素直に思える「高木敏光」の世界が、「赤い本」の中には、ありました。

おおらかさと遊び心で、まずは周囲をいったん丸ごと受け入れて安心させ、その上で「あなたとも君とも違う私」を、相手の興味を引き出す程度の「違和感」という形で提示してゆく、そのような[やり方]が、とことん身についた、あるいは生まれ持ってその素養のある人だけが書ける、描ける世界があります。
これは成功するクリエイターに欠かせぬ素養かもしれません。
そして、高木敏光氏、前述のような[やり方]が、どうやらとてもうまい作家のようです。
これは先入観だけではなく、確かに「北海道」に生まれ育った人が書いた本だと思えました。
しかも、多分、「優しくあること」に、とても生真面目な男性。


リムゾン・ルーム、抒情的ではないと最初に書いたとおり、確かに、多分男性諸氏がお好きなハードボイルド小説や都会的なクールさを意識して、抒情的な部分を排除しようとした意図を感じます。
が、読み進めるうちに、これは良い意味で裏切られていきます。
甘く抒情的に、しかも中途半端にゆるゆると盛り上がってダラリと消化不良に終わるという類ではなく、あくまでも、現実離れした成功譚を一方的に聞かされているのかと思ったのに、いつしか情緒的な部分での心地よい甘さに浸らせてくれているという、そのような「裏切り」です。
実際、舞台となっている札幌は、この小説の雰囲気を伝えるにふさわしい、冷たすぎはしないけれど適度に都会的な「こじゃれた」街です。
読み手を苦しくさせない適度な懊悩を、洒脱さを忘れずにサラリと書いたかと思えば、ふと漏れ聞こえるBGMはJAZZやブルースではなく、意外なことに「艶歌」であったりという、例えるとそんなイメイジ。
全編を通して、いくつもの気付かない程の小さな「ズレ」の配置によるコラージュ。

几帳面に方眼状に割り振られた中心街のアドレスの中、そこだけモザイクを無理やりはめ込んだような小さな袋小路になった一角や、こじゃれた札幌の中にあってどことなく「色」が違って見える、ある「区」などの、舞台への嵌め方は、地元札幌を知る者には特に「絶妙」と感じる部分でした。

お洒落なのに浮つかず、脂身を上手に剥ぎとったような生活感もあって小市民的、かと思えば独特の「業界」バナシや裏社会も、境界線にギリギリのフォーカスをかけてチラリと見せて。
なので、ページを繰る手を止めさせない、でもハラハラドキドキとは大いに異なり、それでいて、読み終えた時に、読者は大きな安堵と達成感。
決してページ数が少なくない小説ですが、久し振りに一気に最後まで読まされてしまいました。

もちろん、読み終えてすぐにPC画面へ向かい、私も深紅の部屋に自らを閉じ込めて、いまだ、私は赤い壁に囲まれた密室の中。
ここで見つけた小さな赤い箱に、あなたは一体、私の何を隠したのか。
と、もう少し・・・もう少しマゾヒズムに酔ってみて、どうしても喉の乾きに我慢がならなくなったら、攻略サイトを一人ふらふらと彷徨ってみます(笑)

まだまだ引出しがたくさんありそうな高木敏光氏、筆も遅くなさそうだし、たいへん楽しみな作家の登場です。


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あはは、気合い、入りすぎ!?

PS. 校正者への業務連絡:2ページ10行目、×そこには・・・填まって

初回更新日時 2008/03/19 7:03:07AM






最終更新日  2008/03/23 02:56:10 AM
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2008/03/17
カテゴリ:BOOKS
前の記事の続きです。


そもそもがソフト屋というよりも印刷屋で、たまたま、三十数年前に国産電算写植機(といってもOEM)が日本で初めて導入された現場にいた、そのためにソフト屋へ転身という私なので、某有名作家の直筆の原稿を手にした経験もあったりしますが、発刊前の「ゲラ本」というのは、目にしたのも手にしたのも初めてです。

もとをただせば、メル友の知人の後輩の友人が偶然にも私の後輩(同窓生)でもあり、というレベルの・・・限りなく「他人」に近い ---否、他人そのものですね(笑)--- ある人物が、「小説家」として遅いデビューをする(らしい)という話がきっかけです。

さらに情報を辿ると、

4月20日発売に先駆けて
 パイロット版を配布するので、レビューをブログ等で発表して下さい


という趣旨のモニター募集があるとのことで、レビューの期限は3月20日

つまり、「新刊」は新刊でも、まだ発売されていないゲラ本を読んでレビューを書くという、ちょっと特権意識が心地良さげな、このモニターに応募して当たっってしまったわけですね。

その人物(著者)が、もともとはデジタルクリエィターとのことだったので、印刷屋からソフト屋へ転身した私は、「同窓の歳の離れた後輩」以上のわずかな縁を感じて
「応募者がショボイ人数しか集まらなければ可哀そうだよなぁ」
と、ボランティアのつもりで

(あ゛~、ごめんなさい!)

一応、応募しました。

が、正直・・・忘れていました。

(あ゛~!もうタコ殴りの構えに入っている方々が目に浮かびます

ある日(正確には3月5日の夕方)、郵便受けに「知らない会社」からチョイと厚めの小型茶封筒の郵便物が届いていて「何をまた送り付けて来たのやら」と、

(あ゛~・・・
  もう、これは致命的に許せないでしょうが、どうかここはこらえてください)


開けてみて、
「アラっ、早いこと。」と思い、
赤い表紙の本をパラっと開いて最初の数行を読み、
「案外アタリじゃない?コレ。」と感じて、

夕飯後に読もうと、食卓テーブルの上へ放置

そして食事時。食卓についたゲーマーな息子に
クリムゾンルームっていうゲーム、知ってる?なんか密室脱出とかの...」と尋ねたところ、
「俺はクリックゲームはほとんどしないからやってないけど、数年前に結構話題にはなってたんじゃないかな?それがどうした?」と。
「そのクリエイターが学校の後輩らしくて、小説書いたらしいよ~。これねっ。」
と、この時点で、「クリックゲーム」というジャンルもあるのかと、はじめて知った私です。

っと、ここでお気づきかと思いますが、 ---- そう!

食事の間中も、テーブルの上へ放置!

ファン垂涎の、わずか数十冊という貴重な 小説版『CRIMSON ROOM』ゲラ本 の中で、多分、もっとも粗末に扱われたのは、私の手元に来た1冊。



TAKAGIZMファンの方、特にモニターに応募して外れた方、

ホンット、ごめんなさい!

と謝るしかありません。



ここ数年は「FF-11」というネットゲームをメインとする息子は、ずいぶん前になりますが「アーマードコア」という対戦ゲームの、ある大会でジャパニーズチャンピオンになったこともあるとかいうゲーマーです。
これを自慢とするべきか否か「母」としては大いに悩むところですが、とにかく息子が知っていたということで、ここで初めて、ネット検索「クリムゾン・ルーム」---
遅ぇよ!と、今更ですが、自分を呪います。)

    クリムゾン・ルーム で検索した結果 1~10件目 / 約410,000件 - 0.04秒

はぁ~?! ちょっと待てっ!

    CRIMSON ROOM で検索した結果 1~10件目 / 約15,100,000件 - 0.36秒

CRIMSON ROOM. Toshimitsu Takagi 2004 ... A crimson ceiling and a wall. ...

Escape the room - Wikipedia, the ...-このページを和訳
The genre was further popularized by the Japanese "Crimson Room" game (2004) by Toshimitsu Takagi, which has ...


なんということ・・・

検索されたアーカイブリードに目を走らせると、

... クリムゾン・ルーム. 全世界で1億人以上が熱狂した「CRIMSON ROOM」がDSで登場!!

とか、

ディジタル最前線 Vol.13 5000万アクセスの超ヒットゲーム ...

などなど。

いやん、もう、これ・・・なぁ~に? 
よりによって、なんで私に当たってしまったの?


と、ちょっと半ベになってしまった私でした。

一応そのゲームサイトへ行き、TOPページからその深紅の部屋へ---

入りかけてやめました。
ジタバタしたところで始まりません。

原作のある映画などで「読んでから観るか、観てから読むか」といえば、断然、前者を取る私。
ゲーム音痴の私に、ゲームがモトネタとなった(?)小説のレビューをと言われたら、やはり「まず読む」を取るのが自然な流れです。
本当はCRIMSON ROOMが大ヒットゲームなんてことも、知らなくて良かったことかもしれません。

読み終えて、余計にそう思えました。

ということで、さてさて、
この大役については、次の記事で演じることにします。

モニター応募で外れてしまって残念な思いをなさっている多くのファンのために、クリエイターにして新進気鋭の小説家となるであろう「高木敏光」氏への大いなる賞賛の意味も込めて、でも、肩の力を抜いてかかります。


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最終更新日  2008/03/17 04:21:29 PM
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2008/03/16
カテゴリ:BOOKS
本来は「新刊」のホン(本)のレビューなのですが、記事を3本くらいに分けて、まずは、お詫びから始めなければならないようです。

いえ、お詫びからというよりは、まず「言い訳」からかな?
それから「お詫び」で、最後にレビューという組み立てにしようかなっと、思います。

で、今日のところは言い訳。
なので、[ 小説 CRIMSON ROOM ]の検索でヒットして訪問してくださった方、ごめんなさい。
ちょっと勿体を付けることになってしまいます。
でも、とりあえず一言だけの感想を記しておくと、

本は、

非常ーーーーーに、

良かった!!

です!


と、「とりあえずビールで乾杯」みたいな進行ですが、ここからは言い訳セレモニー。

々、古くからコンピュータソフトをやっている北海道方面の技術者の中で、後々数年間単位の長期にわたって語り草になった、あるシステムがあります。
今では当たり前になっている、その、とあるシステムの、日本での黎明期。
海外技術に頼らずに国内でそのハード・ソフトともまかないたくて仕方がなかった日本のメーカーさんにとっては、サンプリングにちょうど良い規模のユーザーの、最終的には会社におけるただ一人のシステム要員となってしまった私。
全ての周辺環境が後戻りが効かない時期になってからの機種変更で、地獄のソフト開発現場が創出されてしまいました。

仕様変更につぐ仕様変更で、稼働予定日が2ヶ月を切った頃に、「こんなところにいたら殺される」と言ったとか言わないとかのユーザー側責任者(私の上司)は、とっとと会社を辞めてしまい、メーカーさんは大量のSEを24時間交代勤務体制で投入・・・
対してユーザー側で仕様変更内容に判断を下せるのは私一人。
最後の2ヶ月は、いつ寝たのやらわからないような状態で、会社が借りてくれたすぐ近くのホテルでシャワーを使い、母に着替えを届けてもらいで、五徹のmさんの異名も頂き、よく過労死しなかったものだと、今にして思います。

当時、あまりの苛酷さに、「ちょっと息抜きを」と技術者仲間が誘ってくれたのは会社の隣の「バッティングセンター」で(オイっ!)、バットを振り回して、かろうじて正気を保っていた状態でした(笑)

ぁ、そのシステムは、なんとかなっちゃって、おおいに自信を強くした私ですが、キッチリ頭の中がやられていました。
まず、睡眠と覚醒のバランスを取る脳中枢のナントカが・・・というような説明でしたが、不眠症・鬱症状、遠い記憶と最近の記憶が交錯してしまうまだら状の軽い記憶障害、そして、水を飲んでも吐いてしまう強い断続的な吐き気。

「人は簡単に壊れる」という森達也さんの言うのは、本当です。
でも、やはり森達也さんがおっしゃるように、人は、素晴らしくも見事に、再生もします。

(この際、再生していないじゃないかという突っ込みはナシにしてくださいね)

と、また以前のようにキャッキャと戯れるようになるまで数か月かかりましたが、ともかく再インストールした(はずの)私が世間に出てみると、日本中(まぁ、私が実地検分実地検証?実施検分?できたのは札幌中でしたが)の喫茶店に、何か、重大な異変が起きていました。
当時はまだ、花も恥じらうを少し過ぎたばかりの私と同年代のお洒落な女性までもが、喫茶店に入ると、ちょっと特別な誂えの席に、人を押しのけてでも陣取り、注文もそこそこに、小銭を出して----昂じては足をガバッっと広げての機械との攻防戦。
そう、かの、インベーダーゲームです!

ノーテンキに「何コレ?」と訪ねて、(その頃にKYという言葉があれば、確実にその場で認定されていたと思いますが)ギョギョッと引く周囲の空気も読めずに「面白いの?これ・・」と追い打ち。

漫画の江古田ちゃん言うところの「猛禽」そのまま状態で、思いがけない自分への間違った評価に辟易し、友の多くが数万点とか言う中での、乗り遅れた悔しさと屈辱(笑)
これがトラウマとなって、ですね、
今でこそ「私は趣味オタク」なぞと言っていますが、

ゲームはね、見事なまでに音痴なのですよ。

そんな私が、なぜに、世界中を熱中させたという密室脱出ゲーム『CRIMSON ROOM』の小説版の、発刊前のレビューを書くことになったか・・・

続きは次の記事で、ファンや偉大なる作者へのお詫びとともに。

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最終更新日  2008/03/17 12:03:23 AM
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2008/03/11
カテゴリ:BOOKS
ドキュメンタリー映画『』の森達也さんの、著書としての「A」が、ひと月ほど前に、私の敬愛するあるブロガーさんのところで紹介されていました。

しばらく忘れていた森達也氏の名を目にして、その「優しい視点」を思い出し、「何か森達也視座のもの」が無性に読みたくて、久し振りにインターネットではない書店を訪れたのがちょうど2月20日前後でした。

まるで、私が求めていたのを知っていたかのように(笑)、講談社新書から新刊が出ていました。
それも、バッチリ、その時点の私がまさに求めていた「森達也」でした。

ハードカバーの『死刑』も平積みだったのですが、それはボリューム的にも内容的にも、最近の私には、ちと重すぎなので、数日の差で逃していたかもしれない新書の『視点をずらす思考術』を手にした時は、久々に本屋での「ひとりニヤリ」。

私が一人で本屋へ行って一番困るのが、この「ひとりニヤニヤ」が出るシーンです。
心の中で密かに「やったねっ!」などとガッツポーズで、それだけで収めきれずについ顔に出てしまい大笑い、挙句、その緩んだ顔の筋肉のまま、誰かと目が合って、あわてた素振りで目をそらされ・・・私ってかなりアヤシイ人雫・・・っていう、そんなことがありませんか?

視点をずらす思考術/森達也著

[視点をずらす思考術]森達也著


 私の手にしたこの新書、帯には、

「空気を読むのをやめてみないか!」

とあり、パラパラと眺めたその本の最初の方のページには、「天然」なんていう言葉も出てくるので、年頭から「天然」を自認しなければならないハメに陥っていた私としては、この本に、これ以上ないくらいのを感じました。

もともとが私が大好きな思考パターンの森達也氏が、ここ数年にわたり様々な場所で寄稿文として発表していた小文を、それぞれ大幅加筆修正して編集、出版した本なので、大急ぎでまず1度目、ざっと読み終えた時には、まるで自分がそれを書いたかのような錯覚(・・・これでは、ますます怪しい人です-苦笑-)
---と、まぁ、それは言い過ぎとしても、読み終えた最後のページからもう一度、表紙から目次へとローテートシフトしてしまいました。

徹底した、善悪・敵味方等の二分化の行き着く先にある「優しさの凶暴化」や、あるいは「絶対的正義」を求めるあまりの暴力的手段の選択という、「独善の危険」を、繰り返し、森達也は警告します。

また、森達也は、生物としては圧倒的に脆弱であるヒトがヒエラルキーの最頂点に達した時、「遺伝子レベルの刷り込み:天敵への恐怖」から、新たな仮想敵として見出したのが「違う共同体に帰属する同族」だ、と言います。

うん、確かに。
私(たち)は歴史などという大仰なものを持ち出さずとも、自分が帰属する小さな集団や町内会レベルの市民社会で、互いのプロパティの小さな差異を言い募り、カテゴライズ不可なものを排斥しようとしている様を、日々、見ています。

ヒトは弱いです。あまりにも弱いから、「一人で頑張ろう」と孤高たらんとする人の強さには恐怖を感じ、そのような群れない人を、理解不能な相手として「敵」として囲い込んで安心を得ようとします。
一方、「孤高たれ!」と自分を鞭打つ人がいたとしても、やはり、ヒトという「群れる種」としての弱さから逃れられるものではありません。
人は人を求めるように創られているのですから。

と、こう書くと落とし所が宗教じみてくるので、この本のレビューとしてはふさわしくありませんが、でも、禅寺での修行の日々や、『A』をどうしても撮りたかったという森達也の根源を思う時、そう間違ったオチではないようにも思えます。

まずは、「羊たちよ、羊でいいから、たまには視点をずらして、ヤギの目で世界を見てみよう」と、

【ヤギの視点も持ち合わせたハイブリッド羊のすすめ】

を説く森達也のこの本、今だからこそ、私も、強力にプッシュしたいです。

そうそう!
ひたすら口当たり良い森達也の語群の中で、決して読み落として欲しくないのは、

「突出したヤギというカリスマへの過剰な忖度」に対する警告。

講談社現代新書:No1930 森達也著『視点をずらす思考術』---

森達也の個性としての「優しさ」「KYの強さ」が、このわずか200ページ10mmにも満たない新書本に、ギッシリ詰まっています。
せひお読みください。

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最終更新日  2008/03/11 08:52:07 AM
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