2005/09/07(水)01:38
スパイウェアの蔓延、酷すぎ!セキュリティにもっと気配りを !!
私はたくさんのメールアドレスを使い分けていて
知人のアドレス帳から私のアドレスが盗まれた場合でも
最小限の被害で済む様に備えている。
ある程度の人数にグループ分けしてアドレス通知をしているので
万一知人のPCが汚染され
私のアドレスが偽装に使われて
迷惑メールアドレス扱いになったりしたら
まず自分のPCが完全にクリーンなことを確認した後に
アドレスを抜き取られている恐れのある知人に
(慎重に)
PC汚染の恐れがあるよ
と知らせ
場合によっては綺麗にする手伝いもする
最近立て続けに、私の二つのアドレスが
偽装に悪用されていることがわかった。
どちらも、それ以前に、
「自分自身のアドレスで変なメールが来る」
と相談を受けていた知人に通知してあったメールアドレス
なので、ある程度の覚悟をしてはいた。
真っ先にその知人らのPC(4名)を見たところ、
見事にビンゴ! スパイ満載!
広告のための嗜好調査目的のスパイウェアが
何十と入っていて、その他に、
@アドレス抜き取り送信のものが二つ三つ
いずれも、
ウィンドウズのOSがコンピューターを管理している、
「レジストリ」という部分に
そのスパイソフト自身を書き込んで
システムの、隠れた正規住人になりきっている
大抵の人は、
「ウィルス除去ソフトを入れているのに」
とか
「プロバイダーとの契約で
ウィルスが来ないようにしている」
とか言うが
スパイウェアはウィルスではない
ので、
ウィルスチェックには引っかからない
このことをじっくりと説明して
自分のパソコンがハイジャックされた状態だ
ということをわかっていただく。
そうすると、これも皆さん一様に、
「そういえば・・・」
起動にやたらと時間がかかる
とか
リソースが足りませんと出る
とか
パソコンが古いから、すぐフリーズする
とかおっしゃる。
「古いから」はMEをお使いの方に多い
MEの場合、確かに、色々と問題は起きがちだが
時々ある操作で(キャッシュを)整理して
スクリーンセーバーを「無し」にするなどすれば
大抵の問題は解決するのだ。
驚くのは、たいへん多くの方が
起動に10分以上(酷いときには30分以上)かかるのを
「パソコンが古いから」
と思い込んでいるということ。
断じて、ありえない !!
この1ヶ月私が自ら出向いてスパイウェアを駆除したパソコンは、
なんと、10台
他に、今預かっているノート型が2台。
現地で診断だけして未作業なのが2台。
パソコンのスペックに合わないか、
または問題のあるソフトをダウンロードして
リカバリを余儀なくされ
3日にわたって何時間もの電話指示で
リカバリしたのも1台ある。
この最後の例は
本人がメーカー問い合わせしているのに
メーカー側の完全な指示ミスで復旧不能になった例だ。
私が生徒さんや知人のパソコンの
調査やリカバリ作業等々の必要に迫られて
メーカーやプロバイダーに問い合わせをしても
こちらの技量がわかるまで
サポートの窓口は、
たいへんにレベルが低い応対例が増えている。
また企業ユーザーでも
中途半端な大手の情報処理部門は
自社のサーバーの管理が出来ていない例が
たいへん多い。
害虫 外注任せのところは
充分に気をつけたほうが良いし
管理者の方々は
自社の情報処理部門の技量がどの程度か
一度外部機関に
チェックしてもらった方がいいかもしれない。
さて、家には鍵をかけるし
事務所にはシャッターを下ろす。
鍵は、専門家が作ったものを購入したり専門業者に頼むだろう。
シャッターが壊れたまま平気でいる事務所もないだろう。
自分ちの押入れや倉庫に
いつも知らない人間が隠れている
と想像したら
怖くて眠れないとは思わない?
パソコンのセキュリティにも、
もう少し気配りをして、
キーのかけ方だけは覚えようよ。。。
ここのフリーページのPCにある
「スパイウエアについて」
だけは、熟読して欲しい。
※ご案内しているダウンロード以後の「使い方説明」のサイトの画像が、現在工事中で、殆どの画像が出ていないようです ※ご案内サイトを変更しました。 [2005/09/06]
MEに関して、化け文字発生(私が確認済みなのはNECの一部機種のみ)もあるようなので、ご案内の追加修正を予定しています。
が、9月いっぱいは私も手が回りそうにないので、「Spybot 使い方」などのキーワードで検索して下さい。
*札幌の手作り作家作品、フリマ出品中!
※トートバッグ評判です
カフェエプロンも登場!
今、私のフリマで委託で出品している
ims工房 のハンドメイド商品の数々。
これも、私が今改めて大切にしている
「居場所」に付随するモノたち。
少しずつ浸透しているようだ。
札幌を代表として、北海道の文化は、
たいへん優れていると
客観的に見てそう思う。
それなのに、どうにもならない(?)北海道経済、
どうにか上を向いて欲しいと思う。
感性は、いつも、一歩二歩と先取りしている。
そんな「北海道」で、観光や自然だけでなく
生活全体をプロデュースするデザイナーズブランドとして
イムズ工房が育つよう、応援しつづけたい。