LAUNDRY ROOM

2007/06/13(水)08:30

遠方より来る(きたる)情報+食+友=スープカレー

HERB & FOOD(49)

私はラーメンが大好きです。でも、カレーも大好きです。 この二品、「好きな人は毎日でも飽きない」代表選手なのだそうです。 食堂側が早く提供できる一品料理と言う意味でも、どちらも代表的なもの。それに、薀蓄を言い出せばキリがないほど奥深い食べ物という意味でも似ています。 北海道の町で、ラーメン屋さんが一丁ごとにあるような場所では、ラーメン&カレーという取り合わせの専門食堂も、ごく当たり前にあります。 と、北海道では私のような人間はごくフツーであるということをアピールしてから、書き始めます(笑) もうすっかり全国区になったと思われる北海道のスープカレー(スープカ)についてです。 私がはじめてスープカレーを食べたのは十数年前。 なぜかアイルランド民謡つながりでスープカレーの店を訪れて、その美味しさを知りました。 でもその頃はブームにはなっていなかったため、スープカレーのお店も私はそこしか知らなくて、おまけに遠くてなかなか行けませんでした。 が、今や、札幌や札幌近郊はスープカレーの「有名店」が目白押しで、より取り見取り、好みの店を探して楽しむことができます。 それなのに、ああ、それなのにです! 関西に住む私が札幌で何度も口にしているスープカレーを、年老いた母は一度も口にしたことがないと言います。 そこで、この4月に帰札した際、弟と二人で母親孝行と称して小樽へドライブし、私が前から行きたかった小樽のスープカレー専門店「クレイジースパイス」で--- 母に、スープカ初体験をしてもらいました 北海道余市(よいち)に住むブログ友が、幾度も幾度も、そこのお店がいかに美味しいかを語っていて、何度も何度も色々なタイプのスープカレーを写真で知らしめてくれていた、小樽のお店で、です。 なんのことはない、そこは私がここ数ヶ月(1年くらい?)どうしても一度行ってみたいお店だったわけで、もし母が気に入らなかったら、運転手役の弟に「母をダシにした」と言われても返す言葉はなく、母が気に入ってくれるかどうかドキドキでした。 いやいや、もう、最高でしたヨ~! 小樽のクレイジースパイス!! まず、メニューが豊富。豊富なメニュー、全部がスープカ(笑) (あっ、飲み物や迷うほど豊富なトッピング類もちゃんとあります。) 選べる辛さが、0~40までのこまかなレベル分け。 でもって、深く美味しい~! 母ですか?もちろん、たいへんな気に入りようで、私も胸をなでおろしてまずはめでたしめでたし、ちゃんちゃん! ただですねぇ、こうして一度そこのお店の味を知ってしまえば余計に、「クレイジースパイス」を紹介してくれたブログ友の日記に「新作」や「今月のランチ」情報が乗る度に、心穏やかではいられず、再び食べたくなって、でも小樽は遠く・・・ それで、悩んでいるより(←悩んだのか!-笑-)、なんとなく雰囲気を掴んだものを作ってしまえ!と、はい、作っちゃいました。 折も折、友、遠方より---「辛味」ばかりの土産を持って訪れ、また、別の北海道の友からは季節の特産野菜である「アスパラ」が送り届けられ。 そのあたりをアレコレ合体したmaman.m特製のスープカの製作過程を以下に。 1.小口から半月切りした玉ねぎを、生姜・ニンニクのみじん切りとともにバターでゆっくりと、焦がし気味のあめ色に炒めたところへ、下味付き鶏肉(手羽元)を投入   (鶏肉の下味は、手羽元をチューリップ風に半分ほど骨から離して塩・ガラムマサラ・粗挽き胡椒・カレー粉でかなり強めに、内も外もしっかり下味をすり込んでおきました) 2.鶏肉表面にこげ色がついたところでワインを振りかける 3.大切りして面取りした人参と水を入れて強火、煮立ったら中火にして、丁寧にアクを取る 4.(この時は圧力鍋なので)アク取り後に塩味のおおよそを整えて、香辛料(パセリの茎・ローリエ・タイム・セージ・ローズマリー・クミン・クローブ・マスタードシード等)を入れた袋も入れて、蓋をする。(中ほどに白くあるのが香辛料を入れた綿の小袋。お茶パック利用でOK) 5.しゅるしゅるタイム=弱火に近い火力で約15分 6."しゅるしゅる" 言い続けるように火力調節。(この鍋は24cm径のセブ)   15分で一旦火を止めて5分ほど放置してから圧を抜く。   この時間を利用して、季節野菜の素揚げをしておきます。(この時は、サツマイモ・ピーマン・アスパラを使いました。サラダ用の野菜も簡単なものをこの時間で用意。) 7.圧をぬいてから蓋を開け、再度火をつけて香辛料の袋を取り除き、辛味の味をカレー粉と唐辛子(またはチリペッパー)で調え、子房に分けたシメジを入れる 8.今日の辛味の主役は、インドカレーの「アシュカ」のカレー粉と糸唐辛子(コレ自体はあまり辛くない)、仕上げ時に友の土産の「うま辛王」 9.仕上げます。しゅるしゅるタイムの間に素揚げしてあったサツマイモを、まず投入。 10.次にピーマンを入れて、あればレモン半個の絞り汁を入れて火を止める。 11.盛り付けしてから、素揚げしてあったアスパラと、生のパセリをトッピング。 12.緑黄色野菜タップリカレーなので、サラダは簡単に千切りキャベツときゅうりのみで。飲み物はチャイやラッシーなどがいいのでしょうが、カルピスウォーターで(笑) むっちゃ満足な味に仕上がりました!! 勝因は、圧力鍋(セブ)と「うま辛王」でしょうか。 それともポルトガルの塩? うーん、全部ですね。 セブのおかげで、安い手羽元をたいへん短時間で身離れ良く柔らかく煮ることができて、骨からのダシもキッチリと活かせましたし、「うま辛王」は辛味の仕上げとして、辛くしかもまろやかに仕上げる魔法の調味料かも。 それと、塩!(ダレですか?『そると、塩』などと親父ギャグを飛ばしたのは?ww) ところで、 フロール・デ・サル、500gのお徳用サイズが出ていたので、貼っておきます。 私が使用した塩は、もちろん、この ポルトガルの塩の花(フロール・デ・サル)ですね(^^)v 美味しそうと思いましたら、ランキング投票をこちら クリックで、よろしくお願いします。 食べたいなぁ。それに、レシピもパワーポイントで作りたいなぁと思いましたら、こちら→私のパソコン教室 「ネットDe☆PC」(ねっとでPC)も、どうぞ宜しく! どちらも自信を持ってオススメできます。

続きを読む

総合記事ランキング

もっと見る