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 alpen@ Re:JAZZベーシスト 伝法諭 さんのこと(07/29) オフィスDENの電話番号を見つけることが出…
2007/12/09
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カテゴリ:BATON & OPINION
私は、住所欄でお分かりのように、×××住民です。

が、現在の場所の住民となってからはまだ10年で、生まれも育ちも北海道。
身内のほとんどが道在住で、私自身は×××に住んでいながらも、常に、北海道の経済や施策を含む情勢に目や耳が向いてしまう、気持としては「生粋の道産子」の、××歳の、自営業の者です。

このたびの、環境省告示「全国動物愛護管理推進計画」において、『他の都道府県住民の意見は受け付けない』という自治体もいくつかある中、幸いにも北海道は、参考意見として受け入れてくださるとのことですので、「北海道のパブリック・コメント募集」へ、以下のように意見を寄せます。


私は、動物の愛護活動について、北海道を離れてからは、×××や△△△で保護活動をしている小さな団体と若干のつながりを持ちながらも、地域猫や管理センターにおける、いわゆる「保護動物」を数匹引き取って暮らしているというだけの「ペット愛好家」を自任する一般市民でしかありません。

とはいっても、最近は、長年北海道□□□近郊で、地道な動物愛護活動に当たってくださっている民間団体の「外部スタッフ」的な役割を自分に課し、仕事上での「漁夫の利」として、WEB上の情報収集に努め、若干の情報発信などもしています。

今回の「全国動物愛護(管理)推進計画」も、そのような日常の中でインターネットを通じて知ることができ、一人でも多くの動物愛好家に意見を出して欲しいと思い、愛護団体の方々と「共同研究」のような形で意見を出し合ったり情報の共有に努めたりしてきました。

一つ一つの提言・提案としては、別途提出の、団体としての「まとめ」に譲りたいのですが、今回の共同研究の中で個人的に感じたことを少しだけ、北海道のこの「計画推進委員」の方々にぜひ読んでいただきたいことに絞って、以下に記します。

(これは北海道に限らずなのですが)このパブリックコメント募集を知っていた人はたいへん少なく、私がお知らせした殆どの方が、「全国動物愛護推進計画」そのものを知らず、また意見募集についても知りませんでした。
本来、このことは「環境省」に対して意見を申し上げたほうがいいのかもしれません。

が、環境省がその「推進計画」そのものを、トップダウン方式ではなく、各地方自治体へ落とし込んだうえでのボトムアップを図ったことについては、自治体ごとに抱えるであろう「動物との関わりの特殊性」に配慮したものであり、また、「動物の愛護や福祉」を主眼として変わりつつある「(略称)動物愛護管理法」と、主に管理に重点を置いた厚生省管轄の「狂犬病予防法」との交差部分の扱いに苦慮した結果なのかと想像もし、各自治体の「環境セクション」がこの計画実施に当たっていることを、むしろ救いと考えたいと、思うに至りました。

自治体ごとに、他府県からの意見の扱いは違いますが、さすが、私が誇るべき「北海道」、
「他府県からの意見については参考にする」とあって、拒まれていないことに、深く敬意を表します。

たいへんな分量の「素案」で、すべてに目を通すのは、素人には難しかったのですが、それでもできるだけ調べながら拝読し、他府県へパブコメを寄せる際にも、ずいぶん参考にさせていただきました。

ただ、北海道のパブコメ募集で残念だったのは、もっとも大切なことが多く書かれている「第3章」についての意見を募集していないという点です。

なぜ、どうして、第3章については「すでに決まったこと」として、見かけ上だけの「素案」になったのか?
知りたくて、探したのですが、この計画素案が書きあげられるまでの「議事録」が、インターネット上では見つけることができませんでした。

そのことから、

1.この計画素案策定の主体が明確ではなく、
2.どのような方々が、
3.どれほどの期間をかけて、
4.何を元に、
5.発行責任の長を誰として、文書にして出したのか

などが、一見してわかりません。

この素案を書き上げた主体者を、私(達)は仮に「北海道動物愛護推進計画協議委員」と呼んでいますが、

平成19年10月日付、
3章別冊【北海道動物愛護管理業務実施計画(素案)】には、
[北海道環境生活部環境局自然環境課]

とあり、

「はじめに」の部分には「道全体」という言葉があって、

今後の計画推進及び施設運営等々について、政令都市「札幌市」の取り組みへの連携がどのようになされるのかも含めて、【不明な点が多すぎる】と感じています。

このような形・期間でのパブコメ募集は、厳しい言い方ですが、「行政のパフォーマンス」と解釈されても仕方がないのではないか?と不満が沸き起こるのを禁じ得なく、他の動物愛好家の方々と意見や提言をまとめながらも、時折、激しい徒労感に襲われました。

国の「環境省」が全国自治体に対してこのようなとりまとめを、10年計画として告示発令(?)したという認識が、私(達)にはありますが、道が募集したことに応ずるこの「パブコメ」が、

1.何をどこまで(どのように)、
2.どこに汲み上げていただけるものなのか、
3.計画推進は、「条例」どまりなのか、「法改正」への足掛かりにまで発展するものなのか、

・・・それとも何も変わらないのか???

意見をまとめながらも、そのような点が、もっとも気になるところだったことを、ここにお伝えします。

それでも、
経済動物としての家畜からの恩恵が大きく、また野生動物との共存に関しても、雄大な自然環境が大切な資源であるなど、「動物との関わり」が他府県に比べて格段と強い北海道です。
私自身も、気質としての「フロンティア精神」に溢れる、※開かれた大地=北海道※で生まれ育ったことを、大変な幸運と感じ、そのことに強い誇りも持っています。
かつて全国ニュースにまでなった×××の「不要犬ポスト」のような、あの種の恥ずべき発想が、二度と道民や道の行政機関(関係者)から出ないように、心から祈ります。


また、これからの(10年にわたる)この計画の協議と今後の施策策定にあたり、一般からも「北海道動物愛護推進計画協議委員(仮称)」をさらに募集して、

1.十分な期間を設けて
2.広く意見を吸い上げ、
3.「北海道」ばかりではなく他府県の施策や国の政策にまで、良い意味で「影響を及ぼし」
4.確かな結果が出るよう、

元道民として、強く期待しています。

動物愛護後進国と一般に言われる日本において、【北海道こそが日本を動物愛護先進国へと推し進める牽引力を持つ】 とされるよう、道行政の方々の取り組みは、今後もおおいに注視いたしておりますので、来年度以降も引き続き、計画推進に向けて、特に「広く道民から協議委員を募る件」に関してご尽力くださいますよう、深くお願い申し上げます。



*******************

12月9日(日曜)いっぱいが、メール・FAXでの受付け締め切りの北海道でした。

もうね、むっちゃ濃ゆ~い、この2週間でしたよ、ホント。。。

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最終更新日  2007/12/10 01:17:10 AM
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