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2010年03月28日
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カテゴリ:妊娠経過
3月2日4時40分 3264グラムの男の子を無事?出産しました。

とにかく波乱万丈でした。
家の事情や子供の推定体重を考慮して、3月1日に誘発分娩入院しましたが、結果的には内診所見変化なく、翌日に仕切りなおしとなる。・・・が、点滴を切っても、ずるずる間延びした陣痛が続く。間隔は6~7分間隔も痛みは強かった。

体力もかなり消耗し、朝からの点滴再スタートするには体力がもたないと判断し、不本意ではあったがソセゴンを使い、和痛することにした。そのおかげで夜中の1~2時間弱くらいの間に痛みは消えないもののかなりリラックスでき、子宮口3・5センチ→6センチ開いた。しかし、位置は-1と変化なく、回旋も横のまま。回旋していない。しかし、いきみと第一子のときとは比べ物にならないくらい大きな声が出るくらいの陣痛の痛みの中での気の遠くなるような時間が経過した。(実際につらいと自覚し、声が出始めたと認識しているのは21時から。)夜中の1時半から2時に高位破水。20時ごろにいったん帰宅したおっとを横浜から呼び戻す。

2時ごろ子宮口7センチ。その他変わらず。

とにかく、いきめない、体力は痛みに消耗激しく、自分の忍耐も限界に近づいていた。もともと痛みには強いのに、きつかった。
1時間に1センチ開いているのに、、前回同様子供が下降してこないわ、間隔は間延びしているのに、一回の陣痛の痛みはかなりきついわ。上の子のときとは比べ物にならない。

3時ごろには8センチとなるも、子供の位置も回旋も変わらず。どせき感はますます強くなり、しびれを切らして担当医師に方針確認してもらうようにお願いする。

4時少し前に担当医師が到着し、人工破膜する。いきみの許可が出て、医師が誘導をかけつついきんだたら、2回くらいのいきみであっという間に子供が下がってきて、産まれた。今までの我慢の時間がうそのようにあっけなく産まれた。

子供の産声を聞き、おっとと安堵し、カンガルーケアをしてそこでしばらくゆっくりできるはず・・だった。


しかし、そうはいかなかった。


胎盤がなかなか出てこない。
ようやく出てきたと思ったら、今度は子宮内反っっ雫


子宮が裏返ってでてきそうになっていた。
これは非常に危険な状態で、出血多量→輸血→それでも出血が止まらない場合は子宮全摘という最悪のシナリオを辿る可能性もある。

お産後、LDRは戦場となり、医師が麻酔科医だのオンコールの医師を呼べだの、オペ室の準備だの、聞こえてくる言葉は生々しい。しかも、その声を発しながら裏返った子宮を元に戻すべく医師が同時に処置をしている。

内容がわかる分だけ、危機感が募るが、処置に激痛を伴っていたため、状況を聞けるだけの余裕はなかった。

とにかく、スタッフがLDRの中を行き来し、麻酔科医師も入ってくる。

幸い、担当医師の腕が神業的に素晴らしく、短時間で内反は戻り、出血も奇跡的に少量で済んだ。


おっとは、処置中は部屋を出され、医師には最悪の状態になった場合の話をされ、顔面蒼白&愕然としていたようだ。

処置後に部屋に戻ってきたおっとは非常に顔色が悪かった。

まあ、今回は前回よりも更にお産が大変だったのだから、仕方ないが。。。


いろいろ私なりに思うところはあったが、母子ともに無事で、退院もでき、里帰り先でゆっくりできているのだから、結果オーライだと思う。

いろいろな人に助けられ、守られて新しい家族を迎えられたことをとても幸せに感じるとともにラッキーだとも感じている。


ありがたい、ありがたい

本当にありがとう。

追加:入院が近づくにつれて、入院したくないというざわざわした気持ちがあった。振り返れば今回は子供のことではなく、自分のことだったのだとわかった。





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最終更新日  2010年03月31日 15時56分06秒
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