塩 (SALT)
観てきましたよ。その1、3、4班は、 NARUTOその2、私班は SALT「塩」じゃあないんですって。戦略兵器制限交渉 (Strategic Arms Limitation Talks; SALT) Wikipediaより。こんな言葉は知りませんでした。で、、、肝心の映画。いきなりイヴ(アンジー)が、北朝鮮でスパイ容疑を掛けられて、拷問されるシーンで始まります。当時の恋人 昆虫学者さんが頑張ったらしく捕虜の交換と言うことで、アメリカに帰ってきます。この時にCIA諜報員を隠して、どこぞの石油会社の調査員と言う設定、、、なんだが、、その地下が、、、石油会社とは思えない程、最新鋭の機器が整備された尋問室があってね。?????なんですよ。なんでいきなり。後から、、、じゃあ、あそこがCIAの秘密の尋問室だったの???で、、、結構ネタバレになりますから、これから観ようと思う方は、読まない方がいいと思います。ロシアスパイが、ロシアの大統領を暗殺し、その暗殺を発端にいろいろアメリカのせいにして、「国家アメリカ」を世界中の敵に陥れる、、、のが、最終目的だったのかしら。でも、ドコでどうイヴの考えが変わったのか、、ロシアに忠誠を誓ったはずのイヴは、蜘蛛の毒を使ってロシア大統領を一時的に心肺停止状態→蘇生にさせるんです。「暗殺」を命令されたのに、最初の逃げる時点でこの考えがあったのか、毒蜘蛛一匹を連れて逃げます。アクション満載で、強い女大好き!!には、たまらないと思うのですが、あれだけやったら絶対むち打ちになって立てないって。と、、、何度思ったことか。で、、、お気楽平和ボケの日本に住んでいるお陰か、「母国に忠誠を誓う」と言うのが理解しがたい。映画の中でも、どうしてそこまで洗脳されたのか、今ひとつ掴めない。多分恋人の「愛」があって、心変わりがあったと思うんだが、「絶対」のはずの命令をぎりぎりの所で返して行く。その心変わりの過程が、、うすい。同調できないんだなあ。所々、よい演技もあるんですよ。夫(恋人で、昆虫学者さんね)が、スパイ同僚に目の前で殺されるんだ。その時の表情。駆け寄りたくて仕方が無い。でも、それを全て殺して、涙も出さずに、スパイの一員に徹する。でも、その瞳の奥にはものすご~い憎悪の炎がめらめら。イヴの、心の中をもっとストーリー前面に出せたら、もっと面白かったんじゃないだろうか。終わってから???だらけで、どうして?って考えてばかりです。いろんな方のレビューを読んで、やっぱりそうなんだと思ったり、そうそう私も!と思ったり。一緒にみたその2も???状態で、消化不良を起こしたような顔つきでした。