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こんにちは。Sahoです。
自慢じゃないが、我が家は「物まわり」が良いです。 いろいろないただき物が多い、という意味ね。 食べ物は本当によく頂きます。 それから、子供の物ね。 まあ、3人目くらいになると、みんなそうだろうけど、 洋服、小物はほとんどもらえるので、3人目の分は全くというほど買いません。 もちろん、我が家からもどんどん「まわして」いるのです。 田舎から果物や野菜が届くと、ご近所さんや友達に。 次女が着られなくなった女の子向け洋服は、どんな高い物でもあげてしまいます。 使い終わったおもちゃは児童館などの公共の施設に。 そうすると、あげた相手ではなく、ぜんぜん違うところから、 物をいただくのです。 「金は天下のまわりもの」といいますが、 まさしくこういう風にまわっていくんだろうなあ、と思います。 これはきっと「親切」とか「感謝の気持ち」ということに関しても 同じ事なんでしょうね。 『ペイ・フォワード』という映画がありますが、 まず自分が小さな親切をして、それをうけた相手がまた別の人に親切をして・・・ という風にやっていくと、最後に自分に戻ってくる、という内容だったと思います。 「親切」なんていう漠然とした物も、結局は「天下のまわりもの」なのかもしれません。 ちょっと話はずれますが、先週紹介した 佐藤多佳子著『一瞬の風になれ』の3巻に、こんな記述がありました。 同学年で、同じ短距離のスプリンターとしてがんばっている男の子2人。 2人は親友です。 ひとりは部長になって、いろいろ部員の面倒もみなければならない。 でももうひとりは、じっくり自分の力を伸ばすことに集中できる。 後輩が部長の子に、「先輩は(もうひとりの子と比べて)損している。 そんなにひとりでしょいこむことないんです」って言います。 そうしたら、その部長の子、 「いいんだよ。俺は倒産してもね。でも・・・いくらでも貸してやれるくらい、 損してもビクともしないくらい、強力になりたいね」 って言うんです。 すごいなあって思いました。 世の中いろいろ経験していると、 「私って損な役回りしているかも」って思うこと、 時々ありますよね。 私もなりたいなあ。いくらでも貸してやれるくらい、損してもビクともしないくらい、 強力に って思いました。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2007.07.01 22:49:23
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