親子･夫婦

たとえ今、どんな関係であっても

その愛は永遠です。

愛し合う事も、憎み合う事も

この地球で、お互いに何を学びあうか

生まれる前に、リレーションシップを決めてきました。

子供はあの人のところに生まれようと決めてきました。

今の関係は、そのときに決められたものです。

もしこの世でめぐり合う事が出来たら

夫婦になって、お互いのこんな所を直そう。

こういう部分を、夫として表して

妻である貴女に、成長してもらおう。

自分はこういう妻になって、貴方に成長してもらおう。

そんな約束をして、お互い別々に生まれてきました。

だから、お互いが理想的な状態ではありえないのです。

自分にとって心地よい関係では、お互いに成長できませんね。

人間は皆、この地球で肉体を持って学びます。

まれに、今回はただ愛し合うことだけを、目的に来る場合もあります。

そういう人は、今家族の関係で悩み苦しんでいる人にとって

ただうらやましい、相手になります。

でもこの世は自分で決めてきた、体験をする場です。

悲しい事も苦しい事も、自分の魂が向上する為に必要な事ばかりです。

自分の魂が求める事しか起きないのです。

自分にとって、超えられない課題は無いのです。

また辛過ぎたら、変更も可能です。

俳優でも、悪役ほど人格者だったり、正確良い人が多いと言います。

嫌な人を演ずるのは、誰でも嫌なものです。

人に文句を言ったり、注意をする立場になると分かるのですが

言う方もとても嫌な思いをしています。

上に立つと、責任があるために嫌な思いをしても、言わなければならない事も多いのです。

人はその立場に立たなければ、分からない事が多いのです。

体験をして、自分の実感として味わったときに

その本当の意味を知る事になります。

その為に辛い事も、悲しいことも自分の魂の向上のために

受け入れて体験をするのです。

嫌な役を演ずるのは、損な役回りを買って出ているのです。

良い人を演ずるのは、誰でもやりたい事です。

良い人には誰でもなりたいですよね。

皆が好きになってくれます。

誰でも嫌われたくないのです。

それでも、嫌な役を演じてくれるのは

大好きな家族を、成長させたい愛深い思いが

奥底に隠れている事を是非知ってください。

人はその役を演じているのです。

潜在意識では、皆わかっています。

何度も生まれ変わる中で、役を交代し、体験をしていきます。

そして、この世でお互いを許し愛する事が出来るようになって

家族としての学びは、完成されていきます。

どのくらい相手を許せるか、どのくらい相手を愛せるかは、

自分をどのように見つめていくかに掛かっています。

自分の本質の素晴らしさに気づき

そのままを愛せるようになったとき

自然に相手を許し愛している事に気づくでしょう。