カテゴリ:子育て奮闘編
先日、子供の通う中学で行われた講演会に行ってきました。
講演してくださったのは「清水哲」氏。 清水さんは高校時代PL学園で桑田・清原の1年先輩。一緒に甲子園に出場されていた方です。 PL卒業後、同志社大学に進学。不幸にも試合中のケガで全身麻痺となり、数々の苦悩を乗り越え続けておられるという、本当に強い方です。 小学生の頃から栄光の野球人生を歩んでいた裏には大変な努力があり、それでも大好きな野球がしたかったから辛いトレーニングや練習に耐えられた。しかし、その栄光への道が突如閉ざされ、何もできなくなってしまった苦しみ。もう死にたい、と思っても首から上しか動かないから自殺すらできない…今もその不自由さは何も変わらず続いているのに、前向きに今の人生を歩めるようになったきっかけ、理由を滔々と語ってくださいました。 現在、福祉の援助を受けながら生活されているそうですが、同じ人間でありながら健常者と同等の生活ができない、福祉が充実の域に到達するには程遠い現実がある、ということも切々と訴えておられました。 講演を聴いていた子供たちは、清水さんの語っておられた言葉ひとつひとつをどのように捉えたのだろう… 清水さんは「なにか熱中できる好きなことをみつけてください。それを達成するためにした努力と、達成した喜びを知っている人は、どんな困難でも乗り越えることができる」というようなことを話しておられました。 強い人間になるために…。方法はいろいろあるかもしれませんが、子供たちには熱中できる大好きなことを見つけて欲しい、それに向かって努力して欲しい、達成感を味わって欲しい…。私もそう思います。 「普通のことをしていたら普通でしかないんです!」こんな言葉もありました。 プロになろうと思ったら、普通のことをしていても絶対になれない。現在プロで活躍している人たちは、普通以上の大変な努力の上にいる人たち。 どんな道を進むにしても、この言葉を忘れず、熱中できる大好きなことのために努力する姿勢を持って人生を歩んでほしい…と母は思います…。 最後になりましたが、清水さん、あなたの言葉・想いは、きっと子供たちに届いたと思います。 これからもたくさんの方々に、聴かせてあげてください。 ありがとうございました。 清水さんのホームページです。 → http://baseball.myeki.net/ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2009/12/04 11:32:46 AM
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