☆ちぃぶうから一言!☆ 歴史上の人物の生き様を通して、日本人としての原点に触れ、心震える感動を与える。
それは時代が流れても風化することなく、むしろなおいっそう現代を生きる私たちにも強く語り掛けるメッセージとして生々しく存在する。
私は、司馬遼太郎作品を読んで、実際に起こったことの方がはるかにドラマチックで劇的だ!と、痛感し、「事実は小説より奇なり」と言う事に気付かされた。
司馬遼太郎氏の想像力、想念は、ずば抜けた筆力により、読者一人一人の先祖にも想い馳せ、忘れてはいけない最も大事なことを語っているような気がする。
晩年の著書は、現代の人々や次世代を担う若者へ熱く語りかけている作品が多く、
大正、昭和、平成と、激動の時代をフルパワーで生き抜いた
「しばりょう」の人生そのものに感動せずにはいられない。
|